第2回目海食洞・洞窟調査から見えてきた”穴場ツーリズム”の創生。

4月洞窟調査にかたゑ庵に来られました

水島リーダー率いるプロジェクトメンバーが、

先日の土日、

4名の大学生引き連れ、

第2回目の

片江湾を中心に測量調査を行いました。

この間、新たな発見もあり、

それは、新たな知的地域資源の発掘であり、思った以上の収穫と思います。

それはまたの機会にお伝えしたいと思います。

特に、私たちは、

松江市の観光を紹介するときにここ何年も

取り上げる松江の観光地は固定していなかっただろうか。

もちろんそれはそれでいいのですが、

それ以外のニーズにも受け皿をもうけていくことが必要と思います。

一言でいえば

旅行者はまだ知られていない「穴場」を探しているのではないか。

そういった意味でも

今回の調査とその新たな発見は

今後のアンダーツーリズムというより

あえて今回は”穴場ツーリズム”といいましょう。

を大きく牽引することになると思います。

今回も活躍したのが、かたゑ庵所有の3乗りカヤック2艇。と2乗りカヤック1艇。

洞窟調査は、その測定のため分業が必要。

レーザー測定器で測量する人、それを紙に書いて記録する人。

これをもし、シングルカヤックだけで行うとしたらできなかったでしょう。

正面右、水島リーダーに、左、山西さん、いずれも洞窟探検のスペシャリスト。

それに長崎大、広島大、阪大の探検部の学生4名が参加。

ラウンジのカウンターは、酒場から大学のキャンパス状態に。

朝9時から夕方5時まで昼食を除けばほぼカヤックの中での測量。

そして夜は、その測量結果とスケッチしたデーターを手書きで仕上げていきます。
この作業が延々と続きます。

カヤックに乗って測量したデーターとその場でスケッチした図を照らし合わせ、
記憶が新しいうちに仕上げないといけないとのこと。

結局その夜は3時半に終了。翌日9時からまたカヤックに乗船し洞窟調査へ。
このタフさは、驚きました。

この結果を現在ジオガイドでお世話になっています島根大学の入月教授にも伝え、

更なる考察をし、

環境省松江事務所とも折に触れ連絡を取り合っていますので、

様々なネットワークを通じて、

この成果を片江の魅力化につなげたいと思います。

今回の洞窟調査のための事前調査を先週片江湾で行いましたが、

その時と今回・前回も地元の森脇博之さんにカヤックの乗船やジオガイドとしてご協力いただきお世話になりましたが

この美保関生まれであることまたこの地域でのカヤック歴の長いことは、

今回の調査の上で大きな貢献をされています。

今後もご協力いただける予定です。

今回も様々な方々がこのプロジェクトに協力をしていただいています。

また折に触れ紹介していきます。

そして、このプロジェクトは、

ジオパークの魅力を広げ

松江市の新たな”穴場ツーリズム”の観光資源として生かしていければと思います。

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