もし、大山スキー場が全国の昭和スキーヤーの憩いの場になったら。と私の妄想です。

「昭和スキーヤーもゾクゾク集合、海が見える絶景スキー場。大山!」

このキャッチ、これってどうでしょうか。

大山スキー場、スキーヤーの集客ターゲットの一つとして考えてみました。

なぜこんなこと考えているかと言えば、

先日の大山スキー場での出来事を、このあとお話します。

 

今月の3連休は、現在システム開発の案件があり連休中の3日間は、もっぱら昼夜パソコンに向かってました。

このシーズンはゲストも少なく、この時期をなんとか凌いでいかなくてはなりませんので。

そして連休明けは、絶好のスキー日和。

大山の風にもあたりたく、気分転換も兼ね、よっし行くぞ。

いつものように、スキー午後スタートに向けてゆっくり準備、そして大山スキー場へ。

そこで、また偶然に昭和スキー板のスキーヤーに再会。

前回スキー場で見つけ、話しかけた人。

「晴れてコンデションもいいから、やっぱり来てましてね」と向こうから。

では一緒に滑りましょう、ということになりました。

そして一緒に滑っていましたら、

私たちに近づいてきた人が。

同型(どうけい)! 同型!昭和板!と笑いながら連呼。

昭和板がまたゲレンデ集合。

さあ昭和のスキー板が3つここに揃いました。

当日は、気温も上がりスキーウエアーが暑く私は脱皮状態。

前回、最初に出会った方は出雲市から、

そして今回出会った方は香川県から。

やはりゲレンデに昭和の細くて長い板が3つ並ぶと存在感ありますね。

出雲から来た方は約30年位前のスキーを

香川県から来た方はメルカリでミズノのスキー板(1万円くらい)とビンディング(8000円くらい)を見つけ購入とのこと。

「昔の名前ででています」といった歌が昔あったけど。

昔の昭和板に乗って滑ってたら

いつか、同じ昭和の板に出会うのではないかと思っていましたが、

今回、やっと

今までこのシーズンまで出会ったことのない私たち、この日3人揃いました。

そしてみんなの滑りはガンガンバリバリ。

これだけ今でも滑れるのも

体はしっかり覚えていて、

更に日頃の体力を自転車やほかの方法でやはり鍛えているとかでした。

そして、この3人よる昭和板のトレインで滑走。

いつかこんな日が来たらいいなと思ってましたが

こうして、大山スキー場にこんな日が来て、とてもうれしく楽しかった。

表題に移りますが、

この大山スキー場の魅力は、何といっても中海・日本海が望める絶景です。

シニア世代には、1日券を買ってその元を取ろうと必死になってた青春時代のスタイルで滑るのは無理、

じっくりこの絶景を楽しみながら滑るのが一番いいと思います。

そのうえで、おすすめが「シーズン時間券」です。

私はシーズン10時間券を使っています。

シーズンの間、いつでも1時間単位で利用できます。

スキー場まで1時間でこられる手軽さもありますが、

その日にゲレンデの情報や天候を確認してから行きます。

スキー場で1時間滑って、1時間休憩してまた1時間滑って終わり。

ゲレンデ込み具合も昔に比べれば天国。

食事もゆっくりゆったり落ち着いてできます。

ロッジの食事も下界に比べれば割高ではありますが

他のスキー場(テレビやネットでの情報)に比べればまだ良心的な値段だと思います。

例えばラーメンご飯付きで1000円税込み。

暖房がきいた室内で、

食堂のお姉さま方と、セルフで食事を受け取るまでの軽いおしゃべりも楽しい。

昭和板について、

リフトに同乗した方々から

昭和板についての感想を聞いてみるのですが

皆さん好意的な印象です。

中には昭和の板で滑るのが流行っている、これで上手に滑るとかっこいい、

と言ったかたも。

この日はスキーパトロールの人と一緒にリフトに乗った時にも

聞いてみました。

その方もこの時代のスキー板に乗っていた経験もあり、

短い時間でしたが楽しくお話ができました。

私は昭和の板が皆さんにどう映っているかが

気がかりでしたが、何か少し安心しました。

そして、考えました。

もし、大山スキー場に昭和板スキーヤーが全国から集まってくれば

今回のように楽しいだろうと。

大山スキー場の宿泊施設も昭和世代のオーナーもいると思います。

宿泊して、昭和の話も盛り上がるのではないか。

そうしたら、

その勢いで、かたゑ庵まで足を延ばしてくれる昭和スキーヤーも

ひょっとしたら、ひとりなり、ふたりなり、いらっしゃるのではないでしょうかと。

北海道や信州のスキー場では、外国人も増え、

宿泊代も食事代も驚くほど高くなってきてると聞きます。

この点、大山スキー場は、おすすめです。

インバウンドももちろんねらい目ですが

昭和スキー世代もターゲットにするのも

いいかもしれません。

現在、まだどこのスキー場もこのターゲットを意識していません。

「昭和スキーヤーもゾクゾク集合、海が見える絶景スキー場。大山!」とか

キャッチコピーでもできればと思います。

一番先に宣言したところが、その後をひっぱります。

早い者勝ちです大山スキー場さ~ん。

そして、最悪雪なくても昭和世代は、当時のグッズだけでも思い出だけでも盛り上がります。

今回そんな妄想が込み上げてきました。

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