今年の1月、海酒DOBONでお預かりしましたお酒をかたゑ庵にて宮司さんに
祝詞をあげていただき、
![](https://kataean.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_6623.jpg)
1月21日に
片江湾の海底へ沈めましたが
本日、予定通り約半年ぶりに海底から引き揚げました。
海底でゆっくり熟成されたワインや日本酒です。
![](https://kataean.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_4485-300x200.jpg)
今年で2回目の海酒DOBON。
今年の冬は、かなり大きな時化があったので、海底でお酒の瓶が割れていないか、ずいぶん心配しました。
前回は、漁船のウインチを使ってわりとスムーズに引き上げらえましたが
今回は、漁船のウインチでも上がらなくなり、
立往生。
素潜りの漁師を呼んでこないとだめかな、など話しながら
漁船でしばらく左右前後にロープを引っ張ることで、
最後には、何とか少しづつ動き始め上げることができました。
何かに引っかかっていたのかわかりませんが、とりあえずほっと。
波も穏やかで、引き上げにはとっても適した日でしたが
こんどは、
エンジンの舵の操作ができなくなる故障発生。
本来、この漁船はハンドルで舵をきるのですが、
それができなくなり、船外機のエンジンを丸ごと手で動かして操作して帰還。
海の上では、なにがあるかわかりません。
私は小型船舶免許の1級を持っていて、
以前友人に譲っていただいたプレジャーボートで片江湾周辺をクルージングしてたこともあります。
ところが、10年ほど前の大雪で、正月に係留中に沈み廃船となり、いまはありません。
そして現在、カヤックに出会い、カヤックは、エンジントラブルなどなく、
一方、船のエンジントラブルは、漂流・座礁・最悪沈没となればかなりリスクが大きいので、
エンジン付きの船をあまりほしいとは思わなくなりました。
カヤックは、漁師が漁船で海へでるのをためらう高波の時でも、特にタンデムだとかなり安定感があります。
もちろん海の上では何が起こるかわかりません、いつも気を緩めず慎重にしなければならないのは、一緒です。
さて、話を海酒DOBONに戻して、
引き上げの様子は、てつとさんにスマフォの動画で撮っていただいたので、
後日アップします。
今週は、今回のお酒をエントリーされました方々に準備ができしだい発送する予定です。
それまで、しばらくお待ちください。