苦情から、新たな理解者へ

今日は、とても暑くなるというので朝8時頃から廃材の整理をはじめました。

気が付くと目の前に、昨日のXさんが。

そのXさんは、かたゑ庵への苦情として区長さんにお伝えされ、昨日召集された会で「早く詳しい説明を聞きたかった」ことを皆さんの前で私にお話になさった方です。

昨日とは打って変わって、にこやかな笑顔で近づいてこられ、まず熱中症に気をつけてくださいと言われました。

続けて、昨日の話になり、私が皆の前で謝ってくれたことを男らしいと言われました。

そして、私がお話しをした、筋交いを30か所入れなくてはいけなくなったことや天井を防火用に変更などこれからかかってくる費用はもとより、オープンできたとしても、この片江にどれだけのお客様が来るかなど。

自分の事のように心配してくださいました。

そして今日もその改築費を少しでも減らそうと作業をしてる私を見て、それを伝えたいと思われたのかもしれません。

Xさんは、苦情として言うべきは言う、そして今度は本気で心配してくださる。

元漁師らしくスカットして気持ちがいいですね。

そして新たな理解者へなっていただいたように思います。

今回感じたのは、大きな理想や奇抜なアイデアをとうとうと語るよりも、どれだけ汗をかいたかの方が饒舌。

そして、とんとん拍子で行くよりも、思いがけない展開で悩んだり苦しんだりしながらいく事は、ありがたいことなのかもしれない。

今日はここまで。

住民からの苦情。

本日は、区長さんから住民から苦情がでているとのことで、片江の公民館へ緊張しながら向かいました。

区長さんによると、かたゑ庵の詳しい説明を聞いていないと住民からご指摘があるとのこと。

公民館ではその方々にまずお詫びして、そこから今までの経過報告と質疑応答となりました。

今まで片江になかったゲストハウスができることに、様々な疑問や懸念があるのは当然です。

これはとても大事なステップで、そのため昨年9月に片江で区長さんはじめ住民にお声がけし第一回目の会を開き、そして毎月例会(第一火曜日夜7時半からかたゑ庵にて)を開き、住民のだれでも来て疑問に答えられる体制をとり、回覧板でも2月に現在行っていることなどお伝えはしましたが、周知できていなかったことに反省しきりです。

その上で本日、至らぬ点をお詫びでき、またオープン前に様々な疑問やご指摘を事前にお受けできたのはとても良かったと思います。

また私が目指すのが単なるゲストハウスの運営だけでなく、最終目的が片江に移住者を増やしたいとの考えを直接聞いていただくことができました。

10年前に700人以上いた片江の住民が今500人台、これからの10年にはどうなっていくのか。

私たち家族が10年間ここで生活し、子どもを育てる環境に最高の場所だと思っています。

そこで、定住ではなく、幼少期に限定した短期の移住、ここには空き家30以上の環境があり、私たち家族がそうであったように家を借りるのです。その移住者ターゲットは待機児童に悩む市内の家族。ここ片江は市内通勤圏内。そこに今後に向けての新たな活路を見出すことができるのではないか。

まずは、住民自身が作って楽しむドラム缶風呂や竹ドーム。外国人も交流できる、そんな楽しいことしてる地域のセンスに魅力をきっと感じてきてくれるのではと。

かたゑ庵が住民と移住者のコーディネーター役を引き受けたい、ゲストハウスがそんな相談窓口としても役割ができればと、そんな思いも伝えられました。

おすそわけ

今日は27度くらいまで上がり暑い一日でした。

蚊ももう出てきてます。

今夕方になって、かたゑ庵に涼しい風が入ってきます。

日中の喧騒、それがやんで、今鳥のさえずり、犬の遠吠え、カラスの声も聞こえます。

コレ、録音すれば夜へのシーンへのBGMになりそうです。

近所を散歩すれば、だれかが声をかけてくる。

そして時には野菜や魚もおすそ分けと言って、くださいます。

ありがとうございます。

今日、以前草刈りでお世話になりました岡山の佐古さんからメールで連絡が入りました。

近々、応援に来てくださるとのこと。草刈りだけでなく、内装から敷地内にある祠の環境整備まで様々な提案を考えていただいています。

ありがとうございます。

この前草刈りをしていただいた場所に二階から廃材を落とすことができ、とても効率がいいです。

大工さんはこの廃材の中から使える木材は再利用していただいています。

 

グローバルプラットフォームからローカルプラットフォームへ。

今日は、トイレの工事の掘削機の音が大きく響く一日でした。

コンクリートを切る道具、砕く道具を巧みに使って配管が進んでいきます。

一方大工さんの方もエアーコンプレッサーのくぎ打ち機。

こんな電動工具のなかった時代は、どうしてたんだろうと思います。

こんな疑問を形に。

実は、かたゑ庵がオープンすると地元の人に語り部になっていただこうと思っています。

今回来ていただいている大工さんには、すでにかたゑ庵の古民家についてお話をしていただく予定にしてます。

これは有料(語り部に直接)です。

詳しくはオープン後にお伝えすることになります。

大工さんには電動工具がなかった時代に、どんな工夫をしてまた苦労をして一軒の家を大工が建てたのか、聞いてみたいと思いませんか。

この片江には、三味線が弾ける方、民謡をプロ並みに歌える方・着付けができる方、多才な方がいます。

そんな方とゲストを結ぶ仕組みを準備中です。

しかもインターネット上には載せません。

かたゑ庵にきて初めて知ることができ、しかも地元の方と触れ合える情報こそ、意味があります。

これからは、グローバルプラットフォームからローカルプラットフォームへ。

 

大工さんスタート、今日は31分の4.そして中身で勝負。

今日は、大工さんと水道屋さんが工事に来られました。

いよいよ本格的な工事のスタートです。

大工さんは、こちらで事前に壁落としをしたところから、次々筋交いを入れていきました。

本日4か所筋交い完了となりました。

今日は、いとこのカツトシ君がきてくれましたので、壁落としはかなりはかどりました。

筋交いを入れる壁は、全部で31か所。

なので、その数だけの壁落としが必要です。

またその数だけ壁の再工事が必要です。

既存の壁の素材は、防火基準を満たしてましたが、この建物には筋交いが不足してました。

この改築工事費用が今まで以上のデザインや備品そして機能性を高めるためだけに使えたらどんなにいいだろうかと思います。

まだそのまま使えそうな天井を壊し、壁を壊していくのは、辛いですね。

デザイン的にも、補修壁と既存壁の組み合わせまで、考慮していくと、一定の妥協点で折り合うしかありません。

でも今まで以上の安全な建物になっていくことは間違いありません。

 

それだけは自信を持って言えます。

 

要は目に見えない中身で勝負。です。

新聞社の取材申し込みがあり、喜んで本日その取材を受けました。

先日、地元紙、山陰中央新報の記者からかたゑ庵の取材の申し込みがありました。

私がチラシを配った先、城西公民館の森館長が、かたゑ庵のことを記者の方にお話をされそこから取材したいとのことになりました。

チラシの飛び込み手渡し効果アリです。

本日、その取材があり(手前左、佐々木記者)、急遽地元の民食チームにも声をかけて取材写真に一緒に入っていただきました。

記事での写真はこの部屋の場面か、かたゑ庵前かどちらかになるようです。

記者の、カメラ目線にならないようにと言われれば言われるほどみんな不自然な体制になり、どんな写真で掲載されるか乞うご期待。

いつ新聞にのるかは今はまだわからないそうですが、クラファン中には記事がのるとのことです。

アクセスは増えること間違いないです。

何かしら、様々な形で、じわじわ広がっているのを感じます。

これもご支援いただいてる方々のおかげです。

今回その一人、森館長ありがとうございました。

配線工事スタート、6人体制。その横で壁落とし。

配線工事に車4台、職人さん6人来られました、やはり大掛かりな工事となりました。

その横で、壁落とし。

先日の反省、電動工具を使うと粉塵が舞い上がり、試しにハンマーでたたくと、あまり粉塵があがらず、それに変更。

この壁は、これで筋交いを入れる準備OK。あとは大工さんへ。

トイレ工事は、今週末に取り掛かるとのこと、昨日できなかった床に化粧シート貼る。

壁はどんなデザインにしようかな。

 

アクセス解析、ダイレクトがFBを抜く。

このクラファンのアクセス解析に変化がありました。

今までフェイスブックからの流入が1位でしたが、ダイレクトが1位になりました。

これは、アクセスされる方が直接このかたゑ庵プロジェクトのアドレスをhttps://faavo.jp/shimane/project/3698

ピンポイントで来ていることです。

理由はいろいろあると思いますが、私はチラシの効果も出てきたのではないかと思います。

チラシにはQRコードから直接アクセスされるようにしてます。

クラファンのチラシを7000枚作り、現在様々な場所に置かせていただき、また支援者の方により配っていただいています。ありがとうございます。

お陰様で既存のユーザーもまた新規のアクセス(UU)もコンスタントに増えています。

また明日から更にチラシを配ってみようと思います。

 

それから今日は、ホームセンターでコンパネ切断してもらって、それをトイレ予定の床に2枚敷き補強しました。

昨日までの状態では、床が弱くて便器が置けないと判断。

この上に張る素材も用意。これで完璧、明日からのトイレ工事の下準備完了。

今日は天井落としも。

昼から片江のショウイチさんが手伝いに来ていただきました。

天井落としで、またグラスウールもでてきました。それやら廃材を片付けていただきました。

お世話になりました。

これで明日からの配線関係の方もスムーズにいくと思います。