ゲストの外国人に試す・学ぶ、英語スキル。そしてカントリーロード。

今回、先月カヤック体験ツアーしていただいたゲストの方が

再度カヤック体験ツアーに申し込み。

今回は外国人の友人を誘って2人できていただきました。

連れてこられた方は、県内で英語助手をしているアメリカ人の方。

私にとっては、そろそろ再開しそうな

インバウンドに対応するための英語のスキルアップを

目指しているところだったので、

これは貴重な体験ができると大歓迎。

まずは、カヤックのパドリングの方法については、

それを想定した解説用の英語の準備中で、うまく伝わるかどうか。

更にジオサイトについても

わすかなセンテンスですがカヤックに乗っての

ジオパークを解説する内容を考えていました。

今回それを実際に試してみました。

カヤックのパドリングの操作方法については、乗る前については、だいたいうまく説明はできたと思います。

しかし、それはお互いの顔を直接見ながら、さらに具体的なパドリングのフォームを見せることもでき、

ことばを補完してくれますが

乗船後、最後尾の私の声のみで微妙なニュアンスを伝えるのは、

さらに語彙を増やし伝え方の工夫が必要だと思いました。

一方、ジオパークの案内では、クイズをだして、それにこたえていただき、その解説へとつなげ

丸暗記の英語の短い内容でしたがまずは伝わったのではないかと思います。

これを繰り返しながら少しずつセンテンスを増やし

ジオパークの全体としての英語でのストーリを増やしていければと思います。

基本的な内容は、カヤックから眺める目の前の地層など、そこから堆積岩ができた理由へ、さらに化石の話へと広げていきました。

地球が生まれた46億年前、6600万年以前の恐竜時代、2000万年以降の日本列島が形成される時代など

大きな数字を英語にいきなり置き換えるのは私にとっては新たなセンスがいりますので、

まずは事前に丸暗記する必要がありました。

カヤックの移動中に、ふと思い出したのが

Row Row Row Your Boatの歌。

これをパドリング中に歌ってみましたら、

即アメリカ人の彼から反応が歌で返ってきました。

そして輪唱できることを彼が説明。

カヤックにマッチした一曲だと思いました。

これもインバウンドで使えそうです。

Row, row, row your boat,
Gently down the stream.
Merrily, merrily, merrily, merrily,
Life is but a dream.

ボートを漕ごう
そっと流れに乗って
陽気に楽しく
人生はただの夢

サザエ(turban shell)とウニ(sea urchin)が海底に見えるところでお話しましたが

ウニは知っていましたがサザエは知らないとのこと。この後BBQで初体験となります。

皿に乗っているのはナマコではありません。かたゑ庵のBBQでは必ず出すあるものです。

そしてこの後は、ラウンジでカントリーロードの英語指導をお願い。

インバウンドに向け、スキルを磨きたいと以前から思っていたTake Me Home, Country Roadsについて、

今回ゲストハウスかたゑ庵に来ていただきましたアメリカ人の方に発音やらアドバイスをいただきながら一緒に歌ってみました。

英語の発音の問題以前に私の歌声の問題がさらに大きな課題ですが。

まだ未完成ですが今後それぞれ磨いていきます。

特にこのTake Me Home, Country Roadsは、著作権が切れていて、このゲストハウスでも著作権料を払わずに演奏できます。

このTake Me Home, Country Roadsは、かたゑ庵の交流用の歌にしたいと思っています。

かたゑ庵に来られる方は、ぜひさわりの部分だけでも歌えるようにしてきていただければ、外国人との交流も楽しくなります。

When you come to this guest house, let’s sing “Take Me Home, Country Roads” together.

 

島大教授とカヤックによるジオパーク調査、片江湾のお宝さがし。

今回で2回目の片江湾の地質調査です。

ジオガイドになるための養成講座の講師でお世話になり、

それがきっかけで知り合った島根大学の入月教授。

片江湾の地質をカヤックで海側から見ながら調査していただけないかと

そういった話からはじまり、カヤックでは今回2回目。

教授も以前から片江湾及び片江という地域の地質に興味をもって陸路からは調査をしていたいたとのことでした。

今回も卒論を片江地域の地質にしている学生1名を連れて

海のコンデションもとってもよかったので

今回で片江湾をカヤックによる海側からほぼすべてまわれました。

教授も片江湾をめぐりながら、「興奮しています」との声。

様々な顔を見せる地形の姿を同乗する学生と地質的確認しながら感動しておられました。

今後は、今回の調査で分かったことを資料にして渡していただけることになりました。

これを活用し、カヤックでこそ見ることができるジオパークの魅力を伝えられることになります。

地球が大地に残した”記憶”を検証するという、ジオパークのおもしろさは、

壮大な推理小説を読んでいるような気がします。

教授のことばを借りればまさに興奮してきます。

今回は、さらに今後のインバウンドに生かすため、

このジオパークをカヤックに乗りながら英語で説明していこうかと考えていて、

その表現についても教授に今後も相談にのっていただけることになりました。

ジオガイドとしての案内の基本は

むつかしいことをいかにわかりやすくする、か。

そしてそれがお客様を楽しませている、か。と

解釈しています。

なので、英語でも専門用語が並んでいくようなことは考えてなく、

また専門用語をいちから覚えるのも大変ですので、

46億年前に地球が生まれ、日本が出来上がる2000万年以降のから

この片江地区の地層から見えてくる、

地質の変化とそこからつながる動植物や文化や神話など織り交ぜ

どんなストーリにするか、

2時間のカヤックツアーの中でのほんのわずかなエッセンスとして

使えるように

簡潔にまとめて、それがやさしい英語でも伝えられればと思います。

昨年の目標は認定ジオガイドになることでしたが、

今後はそれをさらにブラシュアップしていくこと。

自分には、あえてハードルが高い目標を立てながら今後も頑張っていければと思います。

その達成のための協力者が、今回の入月教授のように

今、様々な分野からたくさんの方々が協力していただいています。

どうか今後ともよろしくお願いします

 

第4回海のワインセラー海酒DOBON申し込み終了しました。

第4回海のワインセラー海酒DOBON申し込み終了しました。

毎回、参加していただいている方や今回新たに申し込みをいただきました方々に

お礼を申し上げます。

今回は、昨年よりも早く海底へ沈める予定で、申し込みも早めに始めました。

毎回、海に沈める時期など条件を変えながらデーターを取り、

今後にも生かせるようにしています。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

隠岐の島への前泊ベストのかたゑ庵。秋晴れ最高カヤック。

今週は、秋晴れが広がり、ほぼ毎日青空を見ることができ、

月食も見られました。

そんなわけでほぼ毎日、カヤックで片江湾をパドリング。

片江湾のジオパークの新たな観光スポット探しと、カヤックのパドリングのスキルアップも含め、

今週は、リバーカヤックとタンデムカヤック(二人乗り)を使いました。

リバーカヤックは名前で分かるように本来、川で使うカヤック、

これを海で使うには直進性が悪く適しませんが、敢えてパドリングの練習に使っています。

これで正確に直進ができ、理想のフォームをつかんでいきます。

主に港内で使います。とっても軽いのでちょっと空いた時間に使えるのがいいです。

またタンデムカヤックは、二人乗りを一人で乗るため、シングルカヤックに比べ負荷がかかり、

持続力の強化を狙っています。

前の空席には砂袋を乗せてトップの跳ね上がりをおさえています。


夏に比べ透明度が増しています。

そんなわけで今週は、ほぼ毎日カヤックに乗っていました。

 

さて、お客さんの方ですが、隠岐の島関連の方がここのところ続きました。

ひとつは、ピザの全国チェーンの方がキッチンカーに3名乗ってこられました。

隠岐の島で2週間各島々を廻って販売していくとのこと。

かたゑ庵の前には、大きなキッチンカーが登場。

また次も隠岐の島関連。

岐阜からの若者4名。

七類港から渡船に乗って隠岐の島で釣りを楽しんだと。

大学時代からの友人とのこと。

隠岐の島で釣りとのことなんですが、上陸はせず隠岐の島周辺での渡船による日帰り釣りメイン。

こんな便利な渡船があったのは、私は知りませんでした。

なるほど渡船のこんな使い方があるんですね。

昨晩、釣った魚で皆さん調理して楽しんでおられました。

隠岐の島へ行かれる方で、前日かたゑ庵で宿泊されるのは、

七類港フェリー乗り場まで5分の場所がとても便利だといっていただきます。

今後も隠岐の島関連の宿泊もぜひご利用ください。

 

 

 

 

 

渚で薪ストーブ&ギタレレ。神有月にほっと一息、自分時間。

カヤックが夏のアクティビティと思われがちですが、

カヤックのベストシーズンは秋と春とお話してましたら、

最近は夏以外の季節を選んでこられ、

そこに新たな魅力を感じていただけるようになり、

この秋も、少しづつですがカヤックツアー増えてきました。

ここのところ、全国旅行支援を使って、

宿泊+BBQ+カヤックでご利用があり

これから先、そして来年には、もっと期待が持てそうな気配です。

そして、インバウンドもそろそろ、その準備。

最近、カヤックのパドリングの説明やカヤックツアーでの

ジオパークの案内を英語でお伝えする準備を始めています。

少しでも自分の口で外国の方々にもジオパークについて

お話ができればと思っています。

ジオガイドとして、まだまだ未熟で、さらに英語もそうですが、

じっくり時間をかけながら、

お伝えできる内容を少しづつ増やしていき

カヤックを使ったジオガイドとして、この片江湾周辺に特化した案内役として

ブラシュアップしたいと思っています。

そんな折、

今回のゲストは観光通訳ボランティアの方がお泊りいただきました。
ブラシュアップしてジオパークの案内、私のそんな構想を聞いていただき、また英語のアドバイスもいただきました。

カヤック体験ツアー&BBQでも楽しんでいただきました。

ゲストハウスをはじめてから様々な方が来ていただき、

稀有な経験談や各業界のエキスパートにも出会い、

そこからまた新鮮なお話が聞け、

居ながらにして、知見が広げられます。

 

さて、

昨夜は、お客さんもなく、少し時間が持てたので、

いつもの歩いて1分のビーチに小型薪ストーブを持っていき、

ゆったりとした自分の時間を作りました。

薪を焚きその炎をぼんやり眺めながら、

ストーブの上で熱燗を待つ。

ほんの少し雲があり、満天とまでは言えないけれども星空の迫力は満点。

さざ波が砂浜に押し寄せては、引く、そのリズミカルで柔らかな波の音。

それをバックに

持ってきたギタレレで引き語り。

まずは循環コードでカノン進行を中心に。

波の音を消さない程度の柔らかい音の生楽器、ギタレレはこのビーチには最適です。

仕事の合間、隙間時間を使った自分だけのひととき。

神有月の秋を楽しむ。

※このビーチでの地面を焦がすような焚火や、たくさん集まって大声で騒ぐのは厳禁。
だれかがゴミを見つけると拾っていく、いつもきれいで静かなビーチです。

 

10/28追記ジオパーク全国大会で、片江の海と山の魅力を紹介いただきました。

日本ジオパーク第 12回全国大会は、白山手取川ジオパークをエリアとする石川県白山市において今月21日(金)~ 23日(日) 3日間実施されました。

その会場でポスターセッションが行われ

島根大学の院生、濱田さんが発表されたのが、

片江地区の海と山と、地域の人々とのつながりを生かした

ジオパークの取り組みです。

日本海の片江湾は、カヤックでなければ見られない絶景があります。

このカヤックの魅力を伝え、またカヤックの育成に取り組んでいただいている

森山尚さん。

また今年、日本海側から中海側までの片江古道は、

宮崎哲人さんの呼びかけで多くの片江住民により整備して開通。

そして、ジオガイド育成講座でつながった島根大学の入月教授の片江地区の

地質調査とかたゑ庵との連携。

そして今回、院生の濱田さんのポスターセッションへ。

様々な方々のこのジオパークへの思いがこのポスターセッションになったと思います。

このポスターセッションが会場でもとても好評だったとのこと、事務局の三代さんから会場よりメールが来ました。

改めて今回の全国大会でのポスターセッションを行っていただきました濱田さんに感謝申し上げます。

10/28追記

濱田さんよりお礼のメールが入り、新たな当日の写真データーもいただきましたので

本日アップしました。

 

 

松江署主催、海保共催カヤックパトロール隊、安全研修会in片江

10月16日(日曜日)、松江警察署主催による、カヤックによる海のパトロールと安全研修会が片江で行われました。

当日秋晴れ、凪。

今回は、松江警察署が主催で、海上保安庁が共催というかたちで行われました。

カヤックパトロール隊に昨年移植された、

わたくし青戸、宮崎さん、森脇さんに松江署よりお声がけいただき実施されました。

今年かたゑ庵で購入した、3人乗りカヤック、それを2艇使っての新たな海上パトロールです。

海上保安庁から2人、松江警察署から2人カヤックに乗っていただき、

片江湾内をパトロール。

下記写真、海保と松江署の方が一緒にカヤックに乗っての風景はとても珍しいと思います。

カヤックで、海岸沿いの狭い岩場や浅瀬、洞窟などエンジン付きボートではいけない場所へご案内。

遭難者の捜索や何かの時のご協力提供についてのイメージがわいたのではないかと思います。

また、特に今回の3人乗りは、昨年使った2人乗りに比べ、乗船者の人数が増える分

船上での役割分担が可能でよりメリットは大きいと思います。

当日は、片江の漁業会会長の寺本さんの漁船も協力し、それにも海保と松江署の方が乗って

カヤックパトロール風景を写真を撮っておられましたので、

またそのデーターがいただけましたら

またアップします。