9月、これからがカヤックのベストシーズン

残暑厳しい毎日が続いていますが、

セミの声や虫の音も秋へと変わりつつあります。

海水温は、2ヶ月遅れでやってきます。

11月でもカヤックから海面へ手を伸ばせばまだ温かさが手に伝わってきます。

対馬海流から熱帯魚も運ばれてきます。

青いきれいなルリスズメダイも見られます。

冬はルリスズメダイ越せないのですが。

島根半島の山々の紅葉も楽しみです。

秋の爽やかな風を感じながらのパドリング。

これからがカヤックのベストシーズンです。

カヤックのご予約はこちらから

 

 

お陰様で本日、かたゑ庵4周年。片江は島根の新たな観光スポットになります。

本日、お陰様で無事・元気でかたゑ庵の4周年を迎えました。

そしてやっと、コロナ前のような雰囲気になりました。

特に、7月から盆過ぎまでの 繁忙期のピーク、

ご宿泊やカヤック体験ツアーで連日多くのご利用をいただいています。

ここのところブログの更新もままならない状況でした。

ありがとうございます。

 

この4年間コロナで毎日が不安の日々。

何か対策と新しい取り組みをしなければ明日はない。と

その危機感が

様々なアイデアを生み、

それをひとつづつコツコツと具現化、

気が付けば様々な新聞・民放・NHKとマスコミにたびたび取り上げていただきました。

一方、私自身もブラシュアップ。

公認カヤックインストラクター・認定ジオガイドを取得。

それにより

人的交流は、さらに広がっていきます。

そして新たな出会いがはじまります。

すでにジオガイド講習での出会いからお世話になっています島根大学の入月教授にカヤックツアーコースの

ジオパークとしての魅力化に協力していただいていますが、

それが今年新たに「洞窟学会」とつながります。

それは、

私がジオガイドで、カヤックツアーを行っていたからです。

今回、

海食洞などの内部の測量調査を片江湾を中心にカヤックを使って協力しました、全国初のこと。

詳細はこちらのブログ

観光地としては無名の片江湾を中心としたジオパーク内の場所が専門家によって調べられ、

新たな発見と見どころが拾い出されます。

それは、まだ広く世に知れていない素晴らしい新たな観光資源です。

これをどう生かしていくか楽しみです。

そんな中で、

なんと

来週、写真家の石川直樹氏をカヤックに乗せて

片江湾の洞窟などを写真撮影のために私がご案内することに。

ヒマラヤ登山など国内外で活躍する写真家・石川直樹さん(46)が島根半島を巡る写真企画「石川直樹・島根半島を往く」が9日から本紙文化面で始まります。日本海を望む浦々の集落とその生活や独特の地形などを気鋭のまなざしで切り取り、出雲の風土を再考し、新たな価値を発見します。

 

この片江湾のカヤックコースに魅力がこの著名な写真家によって紹介されることになります。

コロナ禍で始めた様々なことが今ここにつながっています。

残念ながらこの原稿を書いてる段階で

その予定でしたが、今回は、仕事の都合で次回に延期となったとの連絡。

楽しみに次のご訪問をお待ちしています。

かたゑ庵に来られる方々は、様々なプロフェッショナルも来られます。

3年前には、ベーリング海峡をカヤックで横断したカヤック冒険家の野元さんもかたゑ庵で2泊していただきましたが、

お酒を一緒に飲みながら直接聞くお話は特別です。

石川直樹氏とも直接お話を聞けるのを今から楽しみにしています。

さて

コロナはもとより

風邪もひかず、怪我もせず

元気で続けて来られたのは

きっと

様々な素敵な方々の出会いが

免疫力を高めてくれたように思います。

 

そして旅行専用サイトにも入らずSNSでの発信もしない

ブログ中心のため

ご紹介やその口コミ、検索を駆使して

ここにたどり着いていただくゲスト、

リピーターも少しづつ増えています。

ちなみに、昨日宿泊されたご家族の方も、2年ぶりに新たなゲストを連れてのリピーターでした。

 

私はゲストの方々との

ここでのわずかなひと時の交流の中に

生きがいを感じます。

かたゑ庵を運営する最大のモチベーションはここにあります。

一方この4年間に、課題もでてきています。

それらをひとつづつ解決し、

節目の来年5周年には、より魅力的なかたゑ庵で迎えたいと思います。

ここに来られましたすべてのゲストの方々そして、

片江地区地域の方々や

かたゑ庵にご理解ご協力いただいている

すべての方

かたゑ庵がコロナ禍の中

こうして無事4周年を迎えられたことは

皆さまのおかげです

感謝申し上げます。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

かたゑ庵 ゲストハウス

青戸裕司

 

 

めずらしい自転車サイドカー旅ご家族。愛情いっぱいお父さん。

かたゑ庵には、様々な交通手段で来られます。

自動車・バイク(1200cc還暦記念の旅で、福岡から・50ccで日本一周で、東京から大学生)・コミュニティバス(外国人)など

今回は、家族4人、自転車での旅。

しかもめずらしい自転車のサイドカー付き。

愛知県から自転車持参。

飛行機や公共交通を使って、隠岐の島へ行って、七類港からかたゑ庵へ。

そろそろかなと、外へ出てみると、片江港の対岸にこちらへ向かう自転車隊。

ひょっとしてあれ。交通手段は知らされていなかったので、わくわく感いっぱいでお迎え。

小1の娘さんがサイドカーに。なんともかわいい。

カヤックも楽しんでいただきました。

夜は、七輪をお貸しし、ご持参のソーセージやおにぎり。

いつものように夜は夜光虫ツアーも楽しんでいただき。

そして翌日、松江駅へ約20km。

ひと手間ひと工夫かけた、このお父さんの企画、素晴らしい旅。子どもへの愛情いっぱい。

次回はお留守番の奥様と3才のお子様をお待ちしています。

フォトツーリズム、甲冑での撮影のオーダーありがとうございました。

盆休み突入、ご宿泊・カヤック連日ご予約等

ご利用いただき、とてもありがたいことです。

一日通算6時間カヤックで海にいることもあります。

カヤックで熱中症にならない、方法があります。

出発前に背中に水を流すのです。

ゲストも私もまずそれを行います。

もちろん水分も取りますが、この方法で

この暑さの中でも、今まで熱中症になったゲストはいません。

さて、今回

かたゑ庵のフォートツーリズムもこの盆期間にご依頼が2件ありました。

1件は、カヤック体験ツアーと重なり、
スケジュール的にご希望に添えず申し訳ありませんでしたが、

もう一件は、ご予約していただいたカヤックを変更してのご依頼。

2泊3日の余裕のある日程でしたので、行うことができました。

 

いつもは、古民家スペースに鎮座している甲冑。

まずは甲冑をきていただきます。

かなりの重量があります。

そして撮影へ。

今回は、スタジオではなく古民家スペースでのご依頼。

できるだけ古民家の良さを引き出したいと思います。

特に天井が高いので、こんな構図も。

大胆にいきましょう。

出陣をイメージしていただき、目線を強調。

100枚前後撮ったと思います。

この暑さの中よく頑張っていただきました。

さすがにここでは、背中から水を流すことはできませんでしたが

無事終了。

今後これを使ってプロモーションビデオも作成予定。

そのご了解もいただきました。

ありがとうございます。

またご披露させていただきます。

 

カヤック体験ツアーコースの安全対策としての蜂対策と7月のまとめ

7月は、世の中は夏休みに入り、

ご宿泊とカヤック体験ツアーのお客様ほぼ毎日対応に加え、

決算月、墨付け祭りの神輿かつぎ、海上保安庁とのパドラー合同安全研修会、海酒DOBONの水揚げ等

盛りだくさんでしたので、

それぞれ伝えたい気持ちありながら

ブログの更新ができませんでした。

本日はゲストもなく、隙間時間を使って、久しぶりの更新になります。

 

カヤック体験ツアーのコースは洞窟や海食だな、透き通った水面の入り江

見どころ満載です。

私が時間が空いた時は、カヤックでふらりとでかけ、新たな見どころを探しています。

また土砂崩れなど最近なかったかどうかなど危険がないかもチェックしていきます。

その中で上陸する入り江については、季節柄、蜂が気になりました。

先日ツアー中に入り江で、一匹でしたが蜂がいたのです。

表題にありますように、

今回は、カヤックコースでゲストが蜂の被害にあわないために

本日

蜂駆除の業者に依頼し、カヤックに一緒に乗っていただいて

今朝の8時前に行ったお話です。

 

業者の方が持ってこられました白い防護服や様々な器具。必要な機材、これをカヤックに乗せます。

3人乗りカヤックの真ん中のスペースにすべて入りました。

業者の方へ少し時間をいただいてパドリング操作や緊急脱出方などもお伝え、これで、現場へ行きます。

業者の方もカヤックで移動しての蜂の駆除は初めてとのこと。

カヤックでの移動は私ひとりでも大丈夫ですが、業者の方も頑張って漕いでおられました。

現地で早速周辺捜査。

防護服はまだ着ず、周辺を観察

長い棒で叩いてまわります。

大きなプラスチック容器をひっくり返して、「こんなところにもいることがありますよ」

との解説。

更に奥に入っての捜索。

もうこちらからは、見えない場所から周辺を叩く音が。

そして、全体的に周辺を確認された結論。

「蜂の巣はないようです」とのこと。

ただし、確認していただいた範囲、そこから奥へ続く森林へは入らない方がいいとのこと。

これで

今回、この入り江の安全地帯を確認することができました。

業者の方は仕事にならず申し訳なかったのですが、

一方

初めてのカヤックにとても喜んでいただきました。

また来たいとのことで、新たな顧客になったいただけそう。

どちらがお客さんはわからない状態に。

 

女王バチ対策の方法も教えていただいてので春には、それを実行することと

今後、時期のいい時にこの森林を少し伐採することを検討しています。

この土地の地権者とも以前からここでの利用などのお話をさせていただいてますので、

また再確認の上実行に移したいと思います。

これでまずは安心して皆さんをお連れできます。

そして今月も、かなりの予約が入っています。

ほぼ毎日が

午前のカヤック、午後の2カヤック、そして夕方BBQの用意、そして宿泊の案内へのルーチン

この暑さの中でも、

体調はベスト。

それはゲストの方々がとてもいいから。

何か親戚の家に来た感じでくつろいで

思いっきり楽しんでいただいて、

その皆さんの笑顔に支えられています。

ありがとうございます。

 

下記7月まとめて。

毎年ご宿泊4回目のリピータさん。毎回本館2階4部屋貸し切り。

かたゑ庵でBBQとギター演奏で楽しんだ島根大学の教授と学生たち

墨付け祭り前の集合写真。おとなしい表情ですがこの後神輿を担いだら

皆さん豹変します。私もそのひとり。

第4回海酒DOBON水揚げ

今回課題も浮かび上がってきた。

海上保安庁とのカヤック合同研修会

今回は県内のSUPの指導員なども参加し、課題を共有しました。

7月まとめてみました。

 

ベジ寿司ワークショップ、海酒DOBONワインで乾杯

このワークショップは、ベジスシとして、

フランスで日本人が流行らせたものです。

かたゑ庵では、4年前に外国人向けにベジ寿司のワークショップを

行いました。

ベジスシは、本来は野菜だけで行いますが

かたゑ庵では、地元で獲れた魚介類など野菜以外も入れて

トッピングできるようにして行いました。

ベジタリアンであっても、ベジスシに使う食材は選べるので大丈夫です。

本来日本では箱寿司としての文化があります。

ベジスシをアレンジして今回4年ぶりに行いました。

動画を作りましたのでご覧ください。

なお、今後このワークショップは宿泊込み、そして海酒DOBONワイン付で予約制で行います。

お問い合わせはこちら

なお、第5回海酒DOBONワイン申し込みは10月1日からかたゑ庵ブログで行います。

 

日本初の片江湾での海食洞・洞窟調査は発見の連続。

今月に入り洞窟調査は続いています。

その模様の一部を動画で紹介します。

今回で片江湾のこのすべての洞窟調査が行われました。

これにより、洞窟内の計測により、製図され

内部の様子が詳しくわかってきました。

今回のプロジェクトのおかげで、

ジオパークとしての地質学的価値も高まったと言えます。

それは、今まで観光地としては注目されたことのなかった片江湾のこの場所に

新たな観光資源が生まれたと感じています。

この資源を有効に使うためにはやはりカヤックが最適です。

そして、カヤック手段が使われることで、

観光客が洞窟へ大挙押し寄せることは不可能。

オーバーツーリズムを起こさないメリット、

地域への観光公害もなく、

地域の静けさがそのまま生かせます。

どのようにこの資源を有効活用していくか。

思いが募ります。

そのためのカヤック体制の準備も進めています。

まずは、今回の調査チームの奮闘ぶりを動画で紹介します。

ドイツからのご家族。ギター・ピアノ・そして足踏みオルガン。感動の演奏と美声に酔う。

オランダとアメリカから来た青年たちの翌日

新たにドイツのゲストご家族3人がチェックイン。

2時ころにひょっこり玄関へ、当初よりも早めの到着。

私の時間が空いていたので

チェックイン時間まで、片江町内を歩いて案内。

まずは、方結(かたえ)神社へ

小さな神社ですが、釘を使わない日本独自の工法、この美しい日本建築は、外国人には好評です。

方結(かたえ)神社神輿の展示場所

この神輿は、この場所でいつでも見られます。

次は、長壽寺。こちらも立派なお寺です。

住職の了解を得ていますので、長壽寺の本堂の中を見学。
頼めば座禅もさせてもらえます。以前も外国人を連れて座禅やっています。
要予約。

町内には立派な個人宅の日本庭園がいくつもあります。それを眺めて歩くのもいい。
そして片江にある赤瓦の建物もこの地方の特長。

夜は、前日の外国人にも連れて行った蛍の場所へドイツ人の家族もご案内。

翌日は、また前日のチームと同じコースでハイキングへ行き帰ったらまた海水浴や町内散策。
彼らは車で来ていたので、滞在中このエリア内はかなり行けたと思います。

空いた時間は、歩いて1分のビーチで海水浴したり町内周辺行ったり来たり、ウッドデッキで、のんびり過ごす。

かたゑ庵ラーメンもご利用。

かたゑ庵のドラム洗濯機を使って洗濯、外国人5人分洗濯物が屋根下に、はためくかたゑ庵。

この二つの外国人グループは、かたゑ庵で4日間の滞在。

自炊したり、暮らすように旅をしている感じ。
時間の使い方が、ゆったり。

 

さて、このドイツ家族のお母さんは、仕事は麻酔の技術者と最初聞いたようなのだが、

ラウンジでギター演奏で歌がはじまると、これがうますぎ。

一緒に聞いていたオランダとアメリカから来た青年もこのサプライズを楽しんだ。

ゲストハウスならではの出来事。

息子さんもピアノ演奏。

そして、見せてくれたのがこれ。

スマフォに移っているアコーデオンを弾いているのは。えっ!これがあなたですか。
バンドを組んでいるとのこと。なるほど、歌も楽器もうまいわけだ。
それではと、かたゑ庵の足踏みオルガンも弾けるのではないかと、そこへ案内。

ギター・ピアノそして足踏みオルガンまでかたゑ庵の楽器は大活躍。

ショウヘイタ~イム。でも野球選手、ドイツでは大谷翔平は、あまり知られていないよう。

外国人5名、かたゑ庵の3泊4日は、楽しんでいただけたようです。

新たにメッセージノートは2カ国が追加されました。
ゲストの手書きのメッセージ、お金に換えられない私の宝物が増えていきます。


最後は全員で記念写真。

この片江エリア、

こんな小さな漁村なのに、

まだ手付かずの観光コースとしてコンパクトに様々な選択肢が揃っている。

海あり山(トレッキングコース)あり、歴史的な建造物、神社・お寺の日本建築と漁村の日々の人々の暮らしの風景。

アクティビティはカヤックに海水浴・釣り・トレッキング

ワンストップでこれだけのことができる

アンダーツーリズムとして、こんなにポテンシャルが高いところは、あまりないと思います。

そして今回のゲストは誰も

ここの自然と静けさを特に素晴らしいと感じていました。

この片江町内を1周散策するだけでも外国人にとっては、

他にはない新鮮な観光。まだ知られてないだけ、これは、穴場でしょう。

それを見つけてここまで来た今回の外国人の方々です。
その喜びが伝わってくる演奏と歌。

最後に今回のドイツの方の演奏と歌です。タイトルもコメントなしでシンプルに編集しています。

ん~最高!