島根ローカル英字新聞の取材とチャトGPT等のAI

松江市在住で、web版の英字新聞を発行している斎藤さん、

この度かたゑ庵を取材に来られましたのでご紹介します。

斎藤さんとの出会いは、先月行われた、島根大学でのイベントでした。

山陰インバウンド機構が行っているインバウンドセミナー受講生の発表会の会場に行き、

そこで受講生として、ポスターセッションしていた斎藤さんのプレゼンを聞きました。

島根県内各地をまわりながら取材し、英語の記事で地域の紹介をすることで、

外国人をターゲットに

地元を盛り上げたいとのことでした。

そのプレゼンに使ってるipadにチラリと見えた見慣れた祭りの写真に目が行きました。

今年の片江の墨付け祭りです。

そこから急に親近感が湧いて、いろいろ質問をしながら名刺交換もさせていただきました。

そして先日メールでかたゑ庵を取材したいと連絡があり取材となりました。

県内様々な場所を精力的に取材されそれを英文で紹介されています。

観光地から、地域の人々にも目を向け詳細にわたって記事は編集されています。

今までこのような英字新聞に特化したのはなかったと思います。

そして、あれから数日後の本日、かたゑ庵紹介の記事ができたとのことで、ここに紹介します。

斎藤さんは、以前船会社で外国人対応の仕事をされていて

テンプル大学の聴講生にもなられ、英語は堪能。

今回の記事は、そのテンプル大学の教授(元ロイター通信記者)にも記事内容をチェックしていただいた

念の入れようで、

どこに出しても恥ずかしくない文章とのこと。

さて今回、タイトルにチャットGPTを入れたのは、

このweb英字新聞の役割がこの地域にとってさらに大きくなるのではと思うからです。

このかたゑ庵のブログの1月、チャットGPTについて書きました

最近は、テレビでも紹介され、

ずいぶんその実体験も増え広がってきていると思います。

このチャットGPTに限らずもはやAIが様々な分野で大きな役割を果たしていくことは

それを使っていけばいくほど

イメージできると思います。

1月にチャットGPTは、まだ検索エンジンを組み込んでいませんでしたが、

すぐにそれを組み込んだai bingなど次々出てきました。

それらは、WEB上の様々なデーターを活用し、アプトプットします。

かつて、インターネット検索の黎明期は、

検索エンジンにかかりそうなテキストをたくさんホームページに入れるだけで

上位に表示され、

また外部リンクが多いいほど、上位に上がることから

ドメインを大量に使っての外部リンクによる不適切な行為もありました。

いずれも実態とは違った検索結果が表示されることになり、

それらは、アルゴリズムの修正が数々なされてきました。

今後はさらにweb上のデーターが厳正に評価されていくのではないかと思います。

そのデーターがどれほどの信ぴょう性や価値があるかどうかもアルゴリズムから判定され、

それをAIにより、アウトプットされることになると思います。

例えば、大学・新聞社・テレビ・NGO等ボランティア団体

ドメインの古さ、持続した同じテーマ記事、

社会的に評価された実績と信頼あるwebサイトとして、

信頼できると判断されたwebサイやそのアルゴリズムが判断した優良な記事などは、

高い評価のランクに入ると思います。

さて、今回のweb島根英字新聞。

今まで、島根県ではこのようなwebでの英字新聞は、ありませんでした。

そのメリットとして、

まだ地元ではだれも手を付けていない、

地元の英字新聞という新たなカテゴリーであることの希少性と差別化、

特に最初から英字で書かれたwebは、

海外からの検索も有利に働くと思います。

チャットGPTなどのAIも現在、日本語よりも英文で質問した方が有利なのでそのメリットもあります。

AIはこのようなサイトも、当然ひとつのデーターベースとして拾っていきますし、

島根県のローカル記事として貴重なデーターベースとして今後長く続けていけばいくほど、

特にまだ知られない記事などは、評価されこととなると思います。

そして何より、直接会って取材すること。

1次情報としての価値、これこそが今後も益々重要になってくると思います。

なので、

この島根英字新聞に記事が載ることの意味は今まで以上に大きいと思います。

斎藤さんの島根英字新聞、今後に期待したいと思います。

かたゑ庵のwebサイトの英文もチェックしていただきました。

先月、すべてのページを英文対応にした直後でしたので、

まだ完全に助言部分を修正していませんがので、近日中にアドバイスを生かそうと思います。

斎藤さんありがとうございました。

 

海から桜の花見と参拝は、かたゑ庵のカヤックツアーだけ、四季折々楽しめる。

今回のゲストは、とってもいい時期に来られ、海から桜を見ながらのパドリング。

春の海の透明度は高く、このシーズンから夏に向けてとてもいいシーズンです。

方結神社(かたえじんじゃ)元あった場所、ここは、離れ小島でした。
現在は、陸とつながっています。

まずは、ビーチからそこを目指していきます。

神社に向かって参拝。

爽やかな日差しの中で、春のカヤックを感じていただきました。

神社の桜の間から、かたゑ庵が見えます。

ガイドと歩く片江古道続々。地元長老の70年前の証言と峠の地蔵さん。

自然インストラクターの福田貴之さん(NPO法人隠岐の島しぜんむら)に片江に来ていただき、

ガイドと巡る片江古道のイベントがありました。

イベント前日にかたゑ庵にご宿泊していただき、

まず、前夜祭が行われました。

翌日参加の方も前夜祭だけ参加の方も来ていただき盛り上がりました。

最前列は、たまたま当日宿泊された京都から来られました大学生のお二方。

まったく知らない人同士が集える、ゲストハウスならではの交流と場となりました。

お二方、福岡出身とのことで、同じ県出身の参加者もあり、さらにヒートアップ。

出雲大社が目的。

前夜祭に来ていた美保関観光協会関係者が、美保神社を紹介。

美保神社も急遽予定に。

翌日、早朝その関係者直々に案内。

またカヤックも希望されましたが、天気が悪く、次回の楽しみになりました。

更に

隠岐の島から来れた福田さんは、岩ガキの差し入れもあり、最高な前夜祭。

岩ガキは、大きくて、とっておいしかったです。

いつものアウトドアーの仕掛け人、熊崎さんは、竹灯篭もってきてかたゑ庵の前を素敵に演出していただきました。

翌日は、かたゑ庵を会場に町内の長老に来ていただき、片江古道にまつわるお話をいただきました。

そのお話が終わると午後片江古道へ。

まずは途中にある方結神社(かたえじんじゃ)に参拝。

今回のガイド福田さんも参加者の無事を祈って柏手。

入り口には、一昨年設置した片江古道の説明看板。

宮崎哲人さんによる解説。

滝のある場所でひといき。

峠の地蔵さんに到着。

一昨年、未開拓の片江古道へ行った時にはこの地蔵さんが倒れた状態でした。

長老を連れてここに来た時に、その長老は70年ぶりの地蔵さんとの再会ということで、

感激の涙を流しておられました。

学生の時に境港の学校へ行くためにこの峠を片道約2時間半かけて通っていたとのこと。

その当時「片江船団」という全国にもその名を知られた大きな船団があり、

この長老はその通信士「モールス信号」になるために通っていたそうです。

そして念願の「片江船団」の通信士として働いた。

この片江古道の地蔵さんはその姿をじっと見守っていただいたと思います。

今回、松江城で武士をやっているお二方や里山大好きな方々が集まり、

地元の若松屋の川本さんも帯同、福田さんの様々な解説を聞きながらとても楽しいひとときが過ごせました。

 

ドミトリー復活!4/1よりweb予約スタート。3190円~。5月連休のweb予約も4/1からすべての部屋可能です。

コロナで密を避けるために、

やむを得ず予約を中止していました、7号室のドミトリー定員4名を

4/1より開始します。男女混合ドミトリーになります。3190円~になります。

 

またこの隣の6号室は、女性専用相部屋個室として、スタートします。

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ここは3630円~になります。

よろしくお願いいたします。

 すべての部屋予約ページへ

春がそばまでやってきたので、アコギの練習再開しました。

冬はもう終わり、スキーも終了。

コロナも少し落ち着いてきたみたい。

マスクの緩和はありがたい。

気分的にも。

そこで、春の準備。

今年は、ゲストの方や皆で集ってやりたかったことができそう。

そこで、今日はアコギを取り出して、

久々の練習です。

たいくつな練習風景で、

へたくそですがお許しを。

 

ジオパーク通信最新号で、かたゑ庵紹介いただきました。

先月かたゑ庵で取材があり、その記事がA4のパンフレットとなって本日届きました。

このパンフレットは、島根県内の様々な場所に置かれます。

かたゑ庵の取り組みがこれでさらに広がっていくと思います。

ありがとうございました。

※裕二となっていますが裕司が正解です。

女子大生のフリーペーパー「たびぃじょ」からのご依頼と、そこから感じたこと

先日、フリーペーパーをかたゑ庵に置かせたもらえないかというメールが届きました。

様々な大学の有志が集まって取材・編集・出版を行っている「たびぃじょ」というフリーペーパー。

これまで11年間続けてきているとのこと。

数かるゲストハウスの中から、かたゑ庵を選んでいただきましたこと

とてもうれしく思いますと快諾。

そして昨日、そのフリーペーパー「たびぃじょ」が届きました。

バックナンバーも送っていただきました。

読ましていただくとかなりのクオリティ。

様々な大学の学生や芸大の学生も加わり、学生の人材は豊富。

女性ならではの旅の準備からカメラ撮影のテクニックなど。

内容も学生自身の国内・国外の実体験談が中心。

しかも一人旅。

旅費はアルバイトで確保、自立しているのも好感もてる。

 

このフリーペーパーより転記

「たびぃじょ」とは

かわいくて、おしゃれで、おちゃめなひとり旅好き女子のこと。

女の子ひとり旅を広める女子のこと♪

「ひとり旅って楽しいの?」

「危険じゃないの?」

「ひとりで何するの?」

そんな疑に答え、

女子のひとり旅を応援するのが、

このフリーペーパー「たびじょ」。

ひとり旅のhow to や

ワクワクするエピソードが

ぎゅっと詰まっています。

楽しく、しっかり準備して、

自分だけの特別な旅に出発しよう!

 

と、そのコンセプト。

バックナンバーも送っていただいたのでその中を少し紹介、

この11年間に松江市が紹介されています。

その最新版に2回目の松江市の観光名所での取材が載っています。

 

この「たびじょ」記事の中から私が特に印象に残る一節

 

〇北欧ひとり旅をきっかけにフィンランドに移住されたチカさんという方へのインタビュー

 

「チカさんからみた日本にないフィンランドの魅力はなんですか」

フィンランドの静けさが特に魅力的だと感じています。

日本だと街中でさまざまなアナウンスが耳に入りますが

ヘルシンキの駅に立ってると、風で揺れる白樺の葉音が聞こえてくることがあります。

音の余白があるというのは、心の余白にもつながるのかもしれないと感じました。

このチカさんのすばらしい感性が伝わってきます。

 

更に知らなかったこと

 

〇「大学2年生の時にベルラーシとロシアに短期留学。(2018年)記事

記事の抜粋

「その時にロシアからベルラーシに鉄道で向かっているときに国境を超えたあたりで

突然降ろされた。」

この記事の一部ですが

それは鉄道に乗ったことが原因。

これが違法行為と知らなかった。

さて、それがなぜだかかわかる人がどのくらいいるだろうか。

私もぜんぜん知らなかった。

国境をこえるためには飛行機のみとのことでした。

旅行者のみ

ロシアとベルラーシの関係も垣間見えます。

実体験でのエピソードはとても参考になります。

 

こんなすばらしい内容が無料です。

ぜひこのフリーペーパー「たびぃじょ」が置いてあるところをまずは訪ねてください。

全国にあります。

今後新たに、かたゑ庵が設置場所として紹介されると思います。

「たびぃじょ」の設置場所や情報はこちらで直接行けない人もバックナンバー読めます。

たびぃじょ|電子書籍 (info69355.wixsite.com)

この「たびぃじょ」のすばらしさは、特にコロナ禍にあっても継続されたこと。

活動もスポンサーも様々な制約される中で、

よくがんぱってこられたと思います。

 

そして、

ネット時代にあって、

紙媒体は、より貴重になってくると私は思います。

以前このブログでも紹介しました

チャットGPTがもたらす激変するであろう、ネット社会と私の仮説と対策

ネット世界はAIにより激変することは間違いないですが、

こういった「たびぃじょ」のような手に取れる紙媒体、

そして、リアルな行動と記録、その媒体が生む世界。

それは、今後より大きな意味を持ってくると

思っています。

web上のコンテンツは、たくさんのメリットがありますが、

そのコンテンツは、いかようにも加工され、

その真贋さえ見分けがつかなくなってくるでしょう。

その時に直接出会い、直接手に取ってみることができるものこそが

大きな価値を見せてくれるのではないかと思います。

 

益々楽しさ満載片江古道「峠DEマッシュルーム」プロジェクト

今回、美保関支所の熊崎さんの声掛けで片江古道の峠に

シイタケを植えるプロジェクトがスタートしました。

集まったのでは地元のメンバーとこのプロジェクトを知って駆けつけてきた方々です。

まずは、地元が楽しむことだと熊崎さんは言います。

最初は周りの朽ちてきた木の伐採からスタート。

森林インストラクターの熊崎さんがチェンソーをあてる場所を指示していきます。

チェンソーンで切って安全な方へ倒すため、ロープをかけ引っ張ります。

すでに前回伐採した原木を1M間隔で切断していきます。

この原木は、伐採当時葉をつけたまま放置、そのため水分が早く抜けやすくなっているということでした。

原木に穴をあけ、植菌作業の準備

駒菌を穴に入れます

駒菌を木槌で叩きます。

仮伏せ

原木の上に枯草をかけます。

これでしばらく放置します。

打ち込んだ部分が白く発菌すると本伏せになります。

今後本伏せが終わると、2年後の収穫になります。

片江古道一昨年までは、目の前に延々と続く立ち木をかき分けながら

進まないと通れない状況でしたが、

地元の住人延べ100人以上そして外部のボランティアが関わって

すばらしいトレッキングコースになりました。

今回のプロジェクトは峠にシイタケ畑をつくろうとなりました。

片江古道が益々生かされます。

 

今回の企画は、大山置き国立公園満喫プロジェクト島根半島東部協議会が募集した

体験型観光推進事業です。

 

なお、今後更なるイベントが今月あります。

3月15日(水)大山置き国立公園満喫プロジェクト

ガイドと歩く古道パート1

招聘ガイド:中村正志氏

3月21日大山置き国立公園満喫プロジェクト

ガイドと歩く古道パート2

招聘ガイド福田貴之氏