台風10号、もう勘弁してください。
今回の台風10号は、かなり緊張した。
最悪の場合は、瓦が飛んでいくイメージが強く、
まさか高潮がここまでは来ないだろうが、
疑心暗鬼。
更に窓ガラスの破損で、雨が室内を水浸しになるのではと、
そうなれば、どれほどの被害総額になるのだろうか。
昨年やっとの思いで漕ぎつけたオープン。
その全力投球から、気を緩ませることなく、
インバウンドを意識した様々な取り組み、
ありがたかった地元の応援もあり、
多くのマスコミに取り上げられるなど
順調な滑り出しだったが
それを一変させるコロナで、今は青色吐息。
もうこれ以上の重圧はないと思ってたが
それに追い打ちをかけてきた台風。
刻々と迫る台風の情報の中で、
風で飛ばされないように屋外にあるものは、
固定し、ロープで縛り、
窓は、すべてテープで補強をした。
あの台風の巨大なエネルギーの前には
できることはしれている。
無力感が襲ってきた。
敷地内にある、祠に手を合わせる。
戦々恐々の日々を過ごしたが、
今朝確認すると
大きな被害もなく、
おかげさまで杞憂に終わった。
一方で、どれだけ多くの人たちが
次々と迫りくる、
何度も使われてきた
”未曾有”の危機の中で
もだえ苦しんでいることだろうか。
天災だけではない。
コロナ禍の中では、
”自粛警察”がそれに輪をかける。
こういった人は、ほんの一握りの人なのだが、
精神的インパクトが大きい。
宿泊業の中で、
私も
心無い言動を味わった一人だ。
歯を食いしばって生きぬいていこう!!