それは、3月中頃でした。
電話がかかってきました。
かたゑ庵の電話番号は、転送でスマフォで受けます。
迷惑電話もこれでかなり、防げます。
今回は、アメリカ合衆国表示!。
電話にでると、女性の声。
しかも日本語。
「今、ロサンゼルスから電話しています。カヤックの予約をしたい」
とのこと。
そしてwebから申し込んでいただいて、
メールでやり取りすることに。
アメリカ人のご主人と二人でカヤック体験ツアーの申し込みとなりました。
何度かメールのやり取りをしました。
日本での旅行プランは、
まずは、京都へ行って観光、
そして出雲大社へ参拝。
そして昨日
出雲から電車で松江駅、
そこからタクシーでかたゑ庵へ9時半に到着して
かたゑ庵でのカヤック体験ツアーへ。
カヤックツアーがスタートしました。
アメリカ人のご主人とのことで、
私がRow Row Row Your Boatと歌いだすと3人の輪唱がはじまりました。
奥さんも中学の時に習った歌でした。
メールで結婚記念日が今週末との聞いていたので、
サプライズでギタレレをカヤックに積んで行って、聖者の行進で祝福。
かたゑ庵の古民家内で甲冑の前で撮影。
やはり甲冑や日本刀は関心が高い。
かたゑ庵のオーディオルームのレコード盤に興味津々。
BBQもご予約
そして、ここでのお話が、すごかった。
まずロサンゼルスのご自宅。
30人ものゲストをもてなされる広いリビング。
そこにはスタインウェイ のグランドピアノ
この動画で歌いながらピアノ演奏している人は、アネットスミス(アネット・ワーレン)という女性歌手103歳。
アネットスミスの若い時の写真
右のスマフォに女優エバーガードナー昔の写真を表示した意味は、
アネットスミスさんは、女優エバーガードナーの歌の吹き替えをしていたという。
映画界では、女優の歌う場面を他の人が吹き返して歌うことは、まま、あったようです。
そして、今回のゲストは、アパレルを通じて、
著名な歌手・女優やディズニーランドの衣装も関わり、私が知っている日本の女優さんともつながってらした。
ここまでの話にどんどん引き込まれています。
しかし、一番印象に残ったのは、
今回のゲストのアパレル業界で成功するまでのたいへんな道のり。
アメリカに留学し、そこから生活費を捻出するために様々なアルバイトなど掛け持ちでやってきたこと、
その中でも、新聞配達について、「ニューヨークタイムズは、午前5時までに配り終えなくてはならなかったんですよ」
この様々なご苦労なさったお話が明るい声で力強く次々できます、
私にはこのゲストの壮大な人生がズドンと伝わってきました。
そして、ご主人との出会いがよりいっそう人生を豊かにしていると、
今回のご主人の奥様への気配りから感じました。
最後に迎えのタクシーがかたゑ庵へ到着。
そして、ここでお見送りしました。
しかし、ここでハプニング。
お支払いしていただいた金額が間違っていて、
多くお支払いとなっていて、
それを届けに次の訪問先松江城へ車をとばす。
堀川遊覧チケット売り場で再会し、
そこで、差額をお渡しすることができました。
あってはならない私のミス。
ここでの別れ際、
「青戸さん、ロスの自宅に奥様もいっしょにぜひ来てくださいね。」
ご出発する前もそのお誘いをいただき、またここでも。
社交辞令ではなく、
本気でお誘いいただいていると感じました。
また今回、再会したい人の国がひとつ増えました。
そのためには、よりいっそう頑張らんといけません。
2019年やっとの思いでこぎつけたゲストハウスのオープン。
そして翌年のコロナ。
コロナ禍で失ったこのゲストハウスの損失や影響は、言うまでもなく大きかった。
しかし、
再会を夢見て
今回、また頑張れるエネルーギーをいただきました。
ありがとうございました。