オランダ・USAからゲスト2名、3泊4日。まるでホストファミリー

彼らは、どうやってかたゑ庵を見つけ宿泊先に決めたのか、

1か月前にかたゑ庵のweb予約システムから予約が入った時から

気になっていた外国人ゲスト。

そして、チェックインの17時半。

来ました来ました。

なんとお二人タクシーでかたゑ庵まで。

松江駅からということで、

後から聞くと7000円以上かかったようです。

主に国内はJRを使って移動とのこと。

今までのゲストは、車か、

松江駅あるいは米子空港からからレンタカーかバスを乗り継いで来た方はありましたが

タクシーは初めてです。

その運賃のコストはあまり気にしていないとのこと。

お部屋も格安のドミトリーではなく、和室の個室を選択。

ここで、この二人は、

最初のモチベーションが安いゲストハウスで旅費を節約しての

旅行者ではないことに気づきます。

ここ、かたゑ庵にぜひ来たいと思うだけの

他のモチベーションがあったことが後でわかります。

 

ここから3泊4日の滞在です。

夕食は予約が入っていなかったので、

夕食はどうするのか聞くと、

自分たちで作るとのこと。

その食材を求め

一緒に近くの商店、町内の若松屋にお連れする。

そこで、ありました。

ジャガイモと人参・玉ねぎ、冷凍鶏肉それにカレールーを購入。

カレーライスを作ることに。

かたゑ庵の自炊コーナーで。

私の分まで作ってくれること。

ありがたい、一緒に食べることに。

カウンターで一緒にいただきま~す。

とってもおいしかった。

日ごろから、かたゑ庵へ泊まられたゲストを、

夜は、ビーチへお連れしています。

波の音を聞きながら見る星空は最高。

7月から9月頃は、夜光虫が見学できるところへご案内。

そして今回は、蛍のシーズン。その穴場へお連れしました。

先日ゲストを誘おうと、下見に行った時にはたくさん飛んでいたが、今回はとても少なかった。
それでも、蛍をほうきで捕まえ、彼らの手に乗せて観察できた。

ちなみに蛍は英語でfirefly。知らない単語は事前に確かめて語彙を増やしていこう。

翌日は、ハイキングをしたいとのことで、こちらからいろいろなコースを提案。

かたゑ庵を起点とすることで、ハイキングでも自転車車でもバイク・車でも。

このエリアは、出雲大社と並んで人気の高い美保神社があり、

有名な観光地としての鬼太郎ロード・由志園などが車を使えばわずか15分~20分圏内にある。

観光コースとして、
かたゑ庵からスタートして、行きと帰りを、北側コース日本海側と南側コース中海側に分けて、選択できるなど、同じコースを重複しない選択ができるのも魅力の一つ。

更には、隠岐の島へのアクセスのフェリー乗り場も、

かたゑ庵から車で約5分くらいなので、隠岐の島へいく方のかたゑ庵利用も多い。

そして、1日の本数は少ないが美保関コミュニティバスを使えば200円で移動可能。

もっとも人気なのがかたゑ庵から歩いて1分の場所からスタートする独自のカヤック体験ツアー。

ワンストップで様々な観光利用ができるのがかたゑ庵の大きなメリット。

彼らは、ローカルバスに乗ってまずは、美保関神社エリアへ行きそこから

五本松公園から美保関灯台へ行くハイキングコースに決定。

片江古道も考えたが、3泊4日と、十分滞在時間もあったので、五本松公園ルートを選んでいただいた。

ハイキングでは途中イノシシと遭遇とのこと、北側ルートをいったん引き返し、南側ルートを使って美保関灯台へ。

アクシデントはあったものの十分満足、とても景色がよかったとのこと。

そしてカヤック。

最近外国人が来ると、

カヤックのパドリング指導から片江湾内のジオパークの説明を

少しでも英語でできればと、試している。

これを繰り返ししていくことで、少しでも上達できたらと思っている。

先日ガンで亡くなられた門脇和成さんのような

多言語でジオパークの魅力を伝えた模範にすべき

素晴らしジオガイドに少しでも近づけたらとそれを目標にしている。

やはり洞窟は、魅力いっぱい。

そして、なんと彼らは、私がランチにおすすめしていた美保関の和食のまつやへ招待してくれた。

そうです、彼らに奢っていただいたのです。

到着後は手作りカレーもいただき、

ゲストハウスのゲストとオーナーの関係というよりも、

私がゲスト、彼らがホストでまるでホストファミリーです。

彼らはアメリカの大学時代の同級生とのことで、オランダとアメリカに住んでいて、

今回日本に集合約一か月の予定で、日本国内を旅行。

出発前に、山陰の日本海側をグーグルで検索、かたゑ庵を見つけ、ホームページを見てここの美しさと

カヤックが気に入って、直感でここを選んだとのこと。

私が、ここに派手な看板をたてない理由、ここに移住し、ここで子育てを10年間したこと

その意味について共感し、

そして、商業観光地にない、漁村のままが残る自然豊かな静かな環境を求めて来てくれたのだ。

まさに私が目指す”穴場”を見つけていただいたことになる。

かたゑ庵は、どこの旅行サイトにも頼らず、SNS・FBも使わず、
かたゑ庵ブログと、ここを使っていただいたゲストからの口コミを一番重視しています。
今回、彼らがここでの出来事をありのままに伝えていただけると、また新たな”ホストファミリー”が増えていくかも。
ありがとうございました。

このゲストの滞在中に今度はドイツからのご家族3人が宿泊。

こちらも3泊4日。

次回はこちら家族とのまた思いがけない楽しいエピソードをご紹介しましょう。

 

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