私の片江の師匠で生き方を学べる人、コージさんと語る歓交資源の次の一手。

以前ブログで紹介したことがある

片江のコウジさん。

私たち家族が片江に住んでいるころ一番お世話になった方だ。

最近は年のせいか、腰が曲がって歩くようになられたが、

思い出すのは、ここに住んでいた10年以上前のこと。

1月の墨つけ祭りで一緒に神輿を担いで海に入り、

勢いよく神輿を一斉に上げたときだった、

バランスが崩れ、

だれもが、神輿が海に浸かってしまうと

最悪のシーンが頭をよぎった瞬間。

だれかが神輿の前で、

右と左の担ぎ棒を持ち、

倒れる反対側にねじ伏せるようして

そこ危機を救った。

それがコウジさんだった。

世話好き、優しい人だけでなく

怪力の持ち主だった。

今日は、

久しぶりに近くを歩いていたので、

声をかけて、かたゑ庵んへ上がってもらった。

話題は、コウジさんの昔話から始まるのが

イントロ。

次に片江での共通の話題をトレースすること。

そして今回は、

カヤックの話題へと続く。

地元の漁師もあまり知らない片江湾の洞窟や

狭いルートについて、

話をすすめると、

コウジさんは、

片江湾の隅々を泳いで行っていたことがわかった。

その素晴らしい景観を共有しながら、

片江の新たな歓交地としての魅力。

そしてなにより、その語り部としてのその魅力を

コウジさんを通じて伝えれれたらおもしろいと、

思った。

更に、住んでいた時に

コウジさんが子どもたちを連れて

すぐそばの夜の磯に行き、

懐中電灯で照らしながら

そこにいる魚や貝の生態観察行った。

昼とは違った磯の風景に子どもたちは目を輝かせてよろこんだ。

目の前に、手を伸ばせばすぐに獲れる貝たち、

それを一切持って帰ってはいけないと、

釘をさされた。

海の神秘性とマナーを教わった。

これをまた歓交資源として生かそうと、

盛り上がった。

バードウオッチングならぬ、

磯観察は、

シーショウ ウオッチング
seashore watching

になるのか、

夜光虫の観察は、経験的に10月にはできなくなると思う。

次は、

シーショウ ウオッチング。

コウジさんの出番を作りたい。

 

 

 

カヤック盛況!!今こそ大海原でコロナの憂さを晴らす。

ここのところおかげさまで、

忙しくさせていただいています。

この7月新聞やテレビでのかたゑ庵でのカヤックツアー報道もあり、

カヤック目的のお客様も急に増えてきています。

超おすすめの海原でのカヤックは、

コロナ禍では、

反密閉、反密集、反密接の反3つです。

予約制ですので、参加人数の調整もコントロール可能ですから

コロナ対策も十分にとれます。

そして何より、

片江湾の絶景大海原でのカヤックは憂さを晴らし、

きっと寿命を延ばします。

現在、カヤックの予約がいっぱいでお断りをする事も日によってあります。

ご予約はお早めに。

さて、

今回もご宿泊の方々と、

カウンター越し、

アクリル板越しに

個性豊かなお話を

聞きながら、

ゲストハウスをしてなかったら

会えなかっただろう、

聞けなかっただろう

その人の生き様が

今回もまた

胸にぐっときた。

お陰様で、本日かたゑ庵1周年。感謝の気持ちでいっぱいです。絶景新公開動画アリ。

観光地でない、この片江にどうやって集客しようか。

その課題に向かって、様々な視点から

可能性を探し出し、

そして仮説を立てながら

この1年やってきました。

インバウンドを意識した取り組みは、

民食という新たなジャンルを作り出しました。

クラウドファンディングも民食をキーワードに多くの方の支援を受け目標を達成。

私は、SNSをまったくやらないにもかかわらず、

その勢いは、口コミで広がり、様々なマスコミが取り上げ、

NHK・地元テレビ局のみならず東京からテレビ朝日・各社の新聞に掲載され、

思いがけない

好スタートを切りました。

この民食を支えていただいたのが

地元の方々です。

この皆さんがいなかったら民食の

成功はなかったと思います。

改めて、この片江の皆さんに感謝申し上げます。

新年を迎え、この勢いで、更に飛躍をと思っていましたが

言うまでもなく、コロナ。

緊急事態宣言を受け、

休業を余儀なくされ、

終わりの見えない戦いはまだまだ続いています。

すでにインバウンドを意識した取り組みは

身近な地域・近場を対象とした集客へのシフトしています。

松江市のリフレッシュキャンペーン・美保関町観光協会のクーポンは、

新たなビジネスモデルを作り上げるうえで

大きな原動力となりました。

素泊まり中心のゲストハウスから、

バーベキュー・オードブル等食事の提供

好評の挽き立て珈琲ケーキセット

更にバーカウンターでは、

新たにシェイカーでのノンアルコールのカクテルは、

お酒を飲めない人にもバー気分を楽しんでいただいています。

お客様のニーズや潜在需要を探し出し、新たな取り組みを次々行っています。

そして、

片江の魅力を一番感じていただくのが

歩いて1分のビーチであり、

ジオサイトの宝庫である片江湾の海岸です。

その見どころを

今回、ドローンによる撮影と

カヤックによる船内からの撮影

それらを編集し、

かたゑ庵の1周年の思いを込めて

ここに本日アップします。

ここが本当に片江なのか、

カヤックで片江湾を周遊しながら

最初にそれを見たとき

私自身驚きと感動で、

以前10年ここに住んでいたのに、

まったくこの絶景を見ることがなかった。

カヤックだから行ける洞穴など、

まるでここはどこかの外国ではないか、

と思わせる

そんなひと時を味わった。

お話はこのぐらいにしましょう。

では、今回初めて公開します、

お待たせしました、カヤックで廻る片江湾。

 

どうでしたか。

このルートを開拓したのが、

ガイヤカヤックスの森山 尚氏。

島根のカヤックの第一人者です。

この方の長年のカヤックルートの開拓が無ければ

この絶景は、隠れたままになっていたことでしょう。

そして

今回、森山氏の協力を得て、片江でのカヤックツアー・カヤック教室を

行なえることになりました。

今こそ、地元が地元をより深く知るチャンスです。

ぜひ、カヤックで、

片江湾の絶景を見に行きましょう。

これからもかたゑ庵をよろしくお願いいたします。

カヤック体験ツアーの予約はこちら

なお、ドローンの撮影は、

片江のすばらしさを伝えたいという

趣旨に共感いただき、

杉谷篤志さんが無償ボランティアで行っていただきました。

今回も編集が楽しくなる様々な撮り方をしていただきました。

ありがとうございました。

海酒DOBONのテイスティングにソムリエを招いて。(日本海テレビ放送)

本日は、かたゑ庵の海酒DOBONの酒を

ソムリエを招いて、海に沈めたお酒とそうでない場合の違いなどを

検証するための会を開きました。

参加者は、

ワインのソムリエ太田博暁氏

奥出雲ワイナリーの工場長、安部紀夫氏

國暉酒造の社長岩橋弘樹氏

片江漁業会 会長寺本太氏

そしてわたくし青戸裕司

 

今日の結果は、本日の日本海テレビの放送でもすでに伝えられていますが、

それぞれの放送でのコメント

ワインのソムリエ太田博暁氏のコメント

すごく大差があるかといえばそうは感じませんが、
海に沈めた方が
ゆっくりと熟成が進んでいる感じがして
果実の香りを引き出す感じが
強く感じました。

海底は、温度変化も少なく様々な影響をうけにくいことが
熟成がゆっくり進むのでは、とのこと。

奥出雲ワイナリーの工場長、安部紀夫氏のコメント

ワインはお酒そのものに物語性があるものなので
海に沈めて、熟成期間を経ったということが
飲むときのお客さん通しの会話のひとつの盛り上がりのネタになるし
一年とか熟成期間が長くなれば、差が出るとすれば
ちがいがでてくるのではないかと思います。

とのおことばをいただきました。

日本酒についていえば、

明らかに味の違いと、お酒の色の違いも

全員感じました。

しまね産業技術センターの大渡氏には、

今回は参加はスケジュールの関係でできませんでしたが

すでに解析と日本酒を比較しながらテイスティングしていただいていて、

こちらの評価も海に沈めた方とそうでないとの違いは、

沈めた方が熟成がゆっくり進んで

いるとのことで、まろやかないい味わいとのことでした。

今回意外だったのが、

熟成がゆっくりすすんでいること。

しまね産業技術センターの解析でもその変化があった。

私自身、熟成が早く進むことでまろやかになると

思い込んでいた。

またそのような内容が書かれたものも見たので。

しかし、熟成が緩やかに進むことの特徴が少し見えてきた。

ソムリエの

「果実の香りを引き出す感じが
強く感じました。」

安部工場長の

「ワインはお酒そのものに物語性がある」

これに私たちのプロジェクトは、勢いをいただきました。

そこで、

海酒DOBONの2回目について

今年の10月頃までには、

※コロナ禍で、刻々と変わる

状況を見ながら海酒DOBONの2回目について

検討してきました。

当初の予定より遅くなりましたが、

12月20日から、2回目を行うことに決定しました。

まだ2回目の実施アナウンスのない中で、

すでエントリーしたい方も出てきています。

ありがたいことです。

海に浸けるのは、年明け1月となる予定です。

12月20日より申し込みページを昨年同様に用意します。

そこで、

第二回海酒DOBONの申し込みをはじめます。

今度は、前回の國暉酒造のお酒同様に

※國暉酒造さんは、新酒出来上がるのが2月頃になる予定で、

またコロナ禍の中、新体制を構築中とのことで、今回は

間に合いません。

一方、

奥出雲葡萄園のワインもネットで申し込めば

それを海酒DOBONへ届けていただけることになりました。

これで、

1、ご自分が選んだお酒を直接かたゑ庵へ届けていただくか、

2、國暉酒造のお酒をネットで選んでお店からかたゑ庵へ届けてもらうか

3、奥出雲葡萄園のワインをネットで選んでお店からかたゑ庵へ届けてもらうか

その3択、2択なりました。

 

本日、日本海テレビでこのテイスティングの模様が放送されました。

先日、7月30日にも、かたゑ庵のカヤックの取り組みが放送ありましたが、

またまた一週間も経たず、かたゑ庵の取材と放送となりました。

日本海テレビさんでは、かたゑ庵の昨年オープンを合わせれば

これでかたゑ庵4回目の放送です。

1年の間に。

ありがとうございます。

島根半島、美保関片江湾周辺のシーカヤックツアーの予約受付開始。

かたゑ庵では、シーカヤックガイドによる

島根半島美保関片江湾周辺のシーカヤック体験ツアー予約を本日より開始します。

料金は、

シーカヤックツアーあるいは、初心者コース2時間コースで、

1人6000円~

宿泊される方は、

1000円割引の

5000円

片江湾のジオサイトや

シーカヤックでないと

入れない洞穴など、

魅力満載です。

カヤックツアー詳細へ

 

 

 

 

 

 

シーカヤックのツーリングonかたゑ庵、環境省の職員も参加。

環境省の3人の方とガイナカヤックスの森山さん

本日は、午前中は日本海テレビと山陰中央新報のシーカヤックの取材。

午後からは、環境省職員の方3人をカヤックに乗せ、

片江湾周辺の視察をかね散策しました。

カヤックは、タンデム(2人乗り)3艇、パイロットは、ガイナカヤックス森山さん

・地元てつとさん、そして私青戸。

ガイナカヤックスのカヤックのインストラクター森山さんの指導をいただきながら、

午前と午後、片江湾の見どころをカヤックで

散策しました。

ジオサイトが至るところで見られ、

洞穴は、シーカヤックでないといけない場所。

地元でもあまり入ることのないコースをまわりました。

一言でいえば、

遠く旅をして、

突然まったく知らないところへ入り込んだような感覚。

私はかつて、ここで10年住んでいたのに

この絶景を見たことがなかった。

漁師でも入れない、

カヤックでないと入れない場所だからこそ、

その新たな感動がある。

この場所は地元の宝。

大事に守っていきたい。

今後これを歓交資源として、

地元の人がガイドを務めて行けるようしたいと、

準備を進めています。

本日がその第一歩です。

 

ならば、バウンドインだ!!今こそ、地元をじっくり探索のチャンス。

もはや、今は海外からの集客は、望めない、と思う。

ならば、※バウンドイン(地元の人を呼び込む)のだ。

すでにかたゑ庵では、陸路での島根半島をまわる歓交ガイドの育成をはじめましたが、

これは、まずは地元の人にもっと地元を知っていただく

ためのガイドの育成とも考えてやっています。

そして、

今度は、片江の海側からのアプローチから、

その見どころを探っていくことに。

今月30日にシーカヤックで、片江湾の大崎鼻をまわり、

その見どころを検証することにしました。

そのため、島根県のシーカヤックの第一人者でインストラクターのガイナカヤックス森山さんに来ていただき、

その実践を行います。

今回の参加者は、

地元の有志(てつとさん)と私と森山さんで、

ツーリングを行います。

場所によっては、

カヤックでしか、入れない

湾内の洞穴へ入ったり、

一方ごみの漂着なども観察し、

これは、今後のごみ回収のアクティビティ計画の下調べも兼ね。

ツーリングを楽しむ予定。

今回も

ドローンといえばこの人、杉谷さんがドローンでの撮影を快諾、

またまた無償のボランティアです。

いつもいつも

ありがとうございます。

今日は、その打ち合わせに、

出雲から森山さんが、松江市内から

杉谷さん、そして私と事前打ち合わせを

全員が集まりやすかった

ソフトビジネスパークの

テクノアーク島根の2階で

行いました。

片江湾の大崎鼻のカヤック周遊はすでにインストラクターの森山さんが

絶賛してる見どころ満載のコースです。

今後かたゑ庵を拠点に

新たなカヤックのコースができそうです。

昨年、私は、森山さんからカヤックのレスキュー講習を受講し、

その認定も受けていますが

今回も注意を怠らず、安全に参りたいと思います。

すべてのスポーツは危険がつきものですから。

そして、コロナ禍の中、

海辺のカヤックツーリングは、

3密のない、

理想的な

ソーシャルディスタンスです。

30日はどうやら晴れそうです。

また報告します。

※「バウンドイン」は、インバウンドをただ、

インとバウンドをひっくり返しただけなのだが

かたゑ庵がカッテニ、意味の解釈を(地元の人を呼び込む)こう言っているだけ、です。

 

 

 

アウトドアーサークルご家族ご利用

アウトドアーサークルご家族、13名ご宿泊いただきました。

10年以上、遠方は屋久島など様々な場所へ一緒にいってアウトドアーを楽しんで

こられました。

私もバーカウンターの中で、

その体験や武勇伝を聞かせていただきました。

やはり直接本人が語る体験談はおもしろい。

その体験の時の雰囲気が表情からも伝わってくる。

そして、もっとの印象深かったのは、

このアウトドアーサークルが

まるで全員が家族のような感じで、

強い絆を感じました。

次回もここを使いたいとのおことば。

来月検討中ですって、

ありがとうございます。