かたゑ庵令和元年、三大ニュースそして良い年を!!

いよいよ今年も今日で終わりです。

今年一年を振り返り三大ニュースにまとめました。

 

1、かたゑ庵オープン

今年の8月20日かたゑ庵はオープンしました。

オープンまでの道のりは、かなり厳しいものでした。

この元民宿は図面も無く、更に調べると建築確認審査を行った形跡がなく、この時点で民宿施設としての価値が

まったくないことが判明しました。

そしてこの施設を改めて宿泊施設にするには、

①改めて図面を起こし、一から確認申請書を作り、そしてそれに沿った改築工事となること。

②火災警報装置が古く使えず、新たに火災警報装置及び誘導灯の設置が必要となったこと。

③保健所の基準を満たすための施設環境の整備が必要となったこと。

これを試算すると、改築工事は家を建てるほどのお金がかかったくると、気持ちが揺らでいる自分がありました。

昨年のことです。

そして昨年の9月地元の方を集めて、私が考えているゲストハウスのお話をしました。

ここで、私は、思った以上の地元の方々の前向きな受け取りと、将来の片江を話し合う内、もう引き下がれない気持ちと、

自分の人生の最後に向かって全力を傾けたいと思いました。

そして、改築工事がはじまると多くの地元の方のボランティアでのご支援や

クラウドファンディングによる、支援金の目標達成。

このクラウドファンディングは、私の人生の中でもひときは大きな出来事でした。

この成功の裏には、これを成功させようと必死に動いてくださった人たちがいます。

自分のためでなく、人のためにこれほどの情熱を傾けていただいた人がいたということです。

かたゑ庵オープンに向けてどれだけたくさんの方のご支援をいただいたことか。

改めて、お礼申し上げます。

 

2、思いがけない多くのマスコミの報道

昨年の9月に地元の方にお話をしたときに、課題がありました。

それは、ゲストハウスは、素泊まりが基本で、食事は周辺で済ませてから泊まるのですが

片江周辺にはそういった食堂がまったくありません。

これをどうにかしないと、ゲストの自炊しか選択がなくなります。

ゲストハウスで食事を提供することも考えましたが、人件費がかなりかかります。

そして思いついたのが「民食」。

それをクラウドファンディングの目玉として、エントリーしました。

それを知った新聞社やテレビ局が注目したのです。

山陰中央新報・NHK松江放送局・マーブルテレビ・日本海テレビそして、

今年の7月、テレビ朝日のディレクターから電話がかかってきます。

かたゑ庵へ1週間程度宿泊して、取材させてほしいと。

クラウドファンディングの成功をネットで見てのこと。

10月放送時は、かたゑ庵のネットがつながらなくなるほどのアクセスがありました。

来年には1月4日以降日本海テレビが先日取材された海酒DOBONの放送予定。

3、ワンチーム片江

かたゑ庵は地元の自然を生かし、そこに住む方々の個性を生かすことで成り立っています。

この一体感、これこそワンティーム片江。

今年一年振り返ると、たくさんの片江の方の顔が浮かんできます。

どれだけたくさんの方にお世話になったでしょうか。

そして新たな移住者が入ってきます。

私の最終目的、移住者を増やす、が早くも現実に向かっています。

来年はこのワンティームに新たな住民も加わり、

より素晴らし片江になればと思います。

かたゑ庵の三大ニュースとしてまとめてみました。

改めて今年一年お世話になりました皆様に感謝申し上げ、

また来年が良き年となりますように祈願します。

ではよい年を!!

ゲストハウス かたゑ庵

青戸裕司

 

 

 

海酒DOBON、本日ドボンしました。

しばらく冬の日本海特有の高波が続き、そして今日。

晴天で凪。

今日を逃したらもうこんな日はないでしょう。

海酒DOBONプロジェクトに参加された方からお預かりしたお酒と別途実証実験用のお酒。

その瓶のキャップの保護の最終確認とボックスへの設置を終えました。

キャップ部分は独自の3層構造でしっかり海水の侵入を防いでくれる対策をとっています。

BOXは前後左右の重りでバランスをとり、これとアンカーで固定します。

青空の下、太さんの船に乗せた海酒DOBONは、予定通り15メートル以下の海底へ設置されました。

本日は日本海テレビ方の取材もありました・

 

 

日本海テレビの放送日は、

来年の1月4~5日ころで、まだ決まっていないとのこと。

決まったらお知らせします。

そして、来年の春にはDOBONのお酒がどうなっているか

お楽しみに!!

 

旬のカニ、境港で買って、かたゑ庵で食べるって、どうですか。

先日、境港(かたゑ庵から車で15分~20分)のお魚市場へ行ってきました。

下の写真。足なしのきずもののカニが安くておすすめ、

松葉ガニはけっこう値が張るのですが1箱3枚でこの値段ではかなり安い。

 

紅ズワイワイガニは、松葉ガニよりも安くて、おいしくてこれもおすすめです。
これも足なしなどを探せばさらに安くて新鮮な紅ズワイワイガニを見つけられるかもしれません。

ノドグロ1尾580円ですって

 

たくさんの旅行客がカニを買っていました。見ているとすぐに発泡スチロールに入れ、

その後発送作業となるのでしょう。

しかし、届くまでまる1日~2日、やはり鮮度が落ちます。

そこで、

かたゑ庵は宿泊者の方はラウンジの自炊スペースで可能です。(18時~20時)です。

カニを好きなだけ買ってきて、かたゑ庵で食べてはどうでしょう。

市場にはカニだけでなく新鮮なノドグロなど様々な漁貝類がたくさんあります。

土鍋・卓上カセットガスコンロ、焼きガニ用網・調味料など、一式300円でお貸しします。宿泊予約と同時に予約していただければご用意します。数に限りがありますので、ご予約順とさせていただきます。

お一人旅でも予約可能です。

食事スペースは、ラウンジ18時~20時時まで、屋外スペース17時~21時まで。お酒持ち込み可(できればかたゑ庵のお酒をご利用ください)。食事持ち込み可、宿泊者のみ。

また、古民家の食事スペース8畳×2部屋は、団体様用です。19時~22時まで利用可。
こちらの場合は、ご利用についての料金等などご説明が必要で、また日にちにより対応できない場合がありますので、お問い合わせいただき、そのうえでお申込みお願いします。

詳しくはお問い合わせください。

 

 

海酒DOBON予約終了、そしていよいよ実証実験スタートです。

短い期間ながら、海酒DOBONエントリーしていただきました方々にお礼申し上げます。

目標額まであと一歩でしたが、

お陰様で目標額の80パーセント、8万円が集まりました。

今回は、告知しましたようにall-in方式で行ないましたので、

本日までご支援いただいた16スペース分の金額80000円を海酒DOBONプロジェクトで使わせていただきます。

今回集まりました支援金を活用し、片江の新たな産業となるように

がんばってまいります。

今後1週間前後にお酒を片江湾にDOBON予定です。

申し込みされました方は、15日までに(間に合わない場合はご連絡ください)お酒をかたゑ庵まで届けてください。

それが着き次第、瓶のキャップ保護のための対策を行い海に漬ける準備となります。

すでに届けていただいた方のワインは、

ワインセラーに入れてスタンバイしています。

キャップの養生はこれからです。

國暉酒造のお酒を申し込まれた方は、

國暉酒造からそのままこちらで受け取りDOBONします。

今後ご支援していただいた方には、

逐次報告をさせていただきます。

改めてご支援いただきました方々にお礼を申し上げます。

まずは、春のお酒の水揚げが楽しみとなります。

酒瓶の変化は、

そして、テイスティングがどうか。

ワインについては、奥出雲ワイナリーの安部工場長にテイスティングをお願いしています。

日本酒については、島根県産業技術センターの大渡氏(農学博士、清酒専門評価者(独)酒類総合研究所)にテイスティングをお願い。

そして、今回
松江の酒蔵、國暉酒造の岩橋社長もプロジェクトに参加。

これによりこのプロジェクト実証実験についての客観的な評価が得られると思います。

来年の今頃までには、海酒DOBONの海のワインセラーのスペース料金や

運営方法など確立していけると思いますので、

今後ともよろしくお願いします。

海酒DOBONプロジェクト

青戸裕司

本日までの海酒DOBONのページはこちらです。

 

 

片江への移住希望者がかたゑ庵で宿泊していただきました。

かたゑ庵の最終目的が移住者を増やすことにつきましては、

web上でお伝えしていますが、

昨日、倉吉よりその移住希望者がかたゑ庵へ来られました。

聞くと、片江には先月家族で視察に来ていただいたそうで、

そしてこの片江のロケーションはとても気に入っていただけたようです。

その方のお話から、かたゑ庵のホームページのコンテンツや動画は、

少しお役に立っているようで、

とてもうれしかったです。

小学生2人、幼児1人そして奥さんの5人家族が

こちらへ移住していただければ、

人口が5人増えます。

空き家候補を一緒に回り、

10年以上前、私の子たちを預けていた保育所や

とっておきのビューポイントをお連れしました。

先月も兵庫県から移住希望者がかたゑ庵で宿泊されましたが、

これは2月から片江に移住の予定です。

これで来年は人口がまずは7人増えそうです。

全国の皆さん、ぜひ片江への移住をご検討ください。

特に子育て世代がここを一番生かせます。

かたゑ庵はそれをサポートします。

 

海酒DOBON用の地元酒をかたゑ庵で調達可能になりました。

海酒DOBONで申し込みをされた支援者の方から、

海に漬ける酒をかたゑ庵で調達してそれを海に沈めてもらうことは可能か。

できれば島根の酒がいい。

とのことで、

それを受け早速

対応させていただきました。

今回、國暉酒造の社長より4本、海酒DOBON用に選んでいただきました。

なお、お酒の単独でのご購入はできません。

プロジェクトの

海のワインセラー、ボトル一本分のスペースにつき¥5,000を

最初に選んでください。

 

 

 

今朝の山陰中央新報の記事を読んでここにアクセスされました方へ

山陰中央新報の記事をご覧になってこのページにきていただき、

ありがとうございます。

海のワインセラー、海酒DOBONプロジェクトは

新たな、片江の産業になればと、片江漁業会の会長と相談してまいりました。

今回は、実証実験です。

そのため、クラウドファンディング形式で行っています。

海のワインセラーを片江湾に設置しようとのプロジェクトです。

そして、水揚げされたお酒を個々に返却するだけでなく、かたゑ庵でみんなで飲むプランも今後企画します。

それが

恒例行事となれば、それが観光資源につながると考えています。

詳しくはこちらをご覧ください。

 

12/8アップ昨日の新聞記事

 

 

オランダ・フィンランド・イタリアからかたゑ庵へ

高齢者福祉を専門とする外国人グループが視察にかたゑ庵に来ました。

これは内閣府が主催するコアリーダー育成事業です。

かたゑ庵の民食システムを体験し、かたゑ庵のゲストハウスを見学、そして

近くの竹やぶに全員入って竹を切り、花瓶を作ったり、箸を作ったりのワークショップを

行いました。

以前ノルウエーの方が来たときも竹にとても興味をもってましたが、ヨーロッパには

竹がないので、竹やぶにはいることも、竹を加工することも喜んでいました。

私は、高齢者の生きがいとツーリズムという切り口で、かたゑ庵の民食(ミンショク)の役割について

お伝えする貴重なチャンスとなりました。

翌日は、ニューアーバンで高齢者福祉に関わる方が集まって、オランダ・フィンランド・イタリア・日本それぞれの高齢者福祉のプレゼンがあり、

午後から二組に分かれて、分科会を行いました。