かたゑ庵の予約を本日より中止し、今後当館で何か貢献できないか、考えながら待機します。

コロナの感染が島根にまで及ぶ中、宿泊の予約をどうしたらいいか悩んでいましたが、

全国の緊急事態宣言の報道を受け、本日よりかたゑ庵の宿泊予約を全面的に中止します。

一方、特にコロナの最前線で身を挺して頑張っていただいている医療従事者等の何らかの受け皿として、

貢献できないかと考えています。

その場合、地元の理解と衛生管理について、十分に対策を練った上で行いたいと思います。

このコロナの危機の中で、かたゑ庵として今しかできないことはないか。

ご教授ください。

ゲストハウス かたゑ庵

代表 青戸裕司

 

 

 

本日、テレビ取材の電話とコロナ、チャンスとリスク

某テレビ局から、本日かたゑ庵を取材したいとの電話がありました。

ホームページの「かたゑ庵のコロナに負けるもんかプラン」をご覧になってのことです。

かたゑ庵の宿泊キャパは、30人程度あるのですが、

3密を防ぐため、

それを本館と別館を2家族限定で、4月1日から予約を開始しています。

詳しくはこちら

すでにコロナの影響で予約のキャンセルある中、

このようなプランでコロナに対抗しようと考えました。

このプランを考えたきっかけは、地元の方より、

都会にいる親族を泊めてもらえるか、相談にこられたことです。

一か月前くらいです。

田舎疎開を考えておられたと思います。

そのうけ皿として、お受けするのはどうすればいいかとこのプランを考えました。

しかし、このお話はその後なくなりました。

きっと、移動時の感染リスクなどを考えての事だと思います。

このプランについて今後どうしようか悩んでいるさなか

今回のテレビ局からの電話です。

カメラ収録は、

かたゑ庵の宿泊施設から周辺のロケーション。

カメラマンは晴れた日に来て、近くのビーチや漁港などの海辺を映し、

宿泊者は「そこでリラックスすることができる」

暗いニュースが多い中、明るいニュース、

といったイメージだったと思います。

おそらく放送されれば、予約の可能性は、今よりは格段に高くなると思います。

これは願ってもないチャンス、

電話をいただいたことに最初は喜んでいましたが

一方で、リスクはないのか。ふと考えはじめました。

その思いも伝えながら、電話でしばらくお話をしました。

私がホームページのみで”のんびりと”プル型で告知しているのと、

テレビというマスコミの大きなプッシュ型情報では、だんぜん訴求力が違います。

一方、テレビの限られた時間スペースでの報道が、

特に今、正確に伝わるだろうかと、

視聴者の様々な考え方がある中で、誤解を生むことはないだろうか。

私が心配する予期せぬリスクが頭をもたげ、

結局、”チャンス”よりも、”リスク”が高いと判断し、

お断りをしました。

テレビ局の方には申し訳ありませんでした。

 

さて、大山の今です。

昨日、松江から美保関に向かう途中にある本庄の道の駅から撮りました。

晴天、最近寒気が入り新雪の白が鮮やかに迫り、今年一番の美しさ。

ああ、いいな。

 

片江漁師のサザエを販売準備中、4月6日(月)からかたゑ庵ホームページで販売開始!!

昨年クラファンでも好評でした片江湾で獲れたサザエを販売します。

現在、宿泊予約のキャンセル、今後の見込みも悲観的になりつつある中で、

今、何かできないかと、只今、地元の漁師さんとサザエのネット販売の打ち合わせ中です。

5月6月の2か月間は。サザエは禁漁になりますので、4月中の注文受付と発送となります。

今回サザエは、宿泊割引券(10パーセント割引)付きとして、販売予定です。

割引券は、販売後からコロナ終息後1年間まで有効で使えるようにします。

サザエ2KG(約13~18個)✙かたゑ庵宿泊割引券(1泊宿泊に対して、宿泊料金の10パーセント割引を一回)

販売予定価格 5800円(税別)+クール便送料980円(離島・北海道・沖縄を除く)

生きたまま発送しますので、刺身でも、つぼ焼きでも、サザエご飯でも食べ方はいろいろ楽しめます。

今は、かたゑ庵へ来られない方もせめて海の香りと新鮮なサザエの味を自宅で感じてください。

そして、いつかいつか割引券を使ってかたゑ庵へ宿泊をお願いします。

※サザエは、時化などにより漁ができないときや、1日で獲れる量も限られますので、

ご注文いただいても発送に日にちがかかる場合がありますのでご了承ください。

とてもきれいな海です、片江湾は。すぐそばに人工物のない自然豊かな山があり、

そこから豊富な栄養素が海に流れ込みます。

昨年のクラファン時に、サザエのリターンも作りましたが、

たくさんご注文いただき、とてもおいしかったと、好評でした。

この販売開始後も宅急便が各地に届けていただけるかどうかも心配なとこですが

やれることはやってみよー。

コロナの終息までガンバロー!!

 

 

昨日、片江に青年の移住者が入ってきました!!

この片江の漁村に兵庫県から18才の青年が片江に移住してきました。

本日、区長さんにあいさつに行きました。

青年は小さいころから漁師に憧れていたとのこと。

昨年、しまね定住財団よりかたゑ庵へ協力の要請があり、

11月かたゑ庵に宿泊し、片江の定置網を体験されました。

2月に片江の定置網に面接され就職が決まり、この4月1日からスタートとなりました。

住居先候補として町内には30軒以上も空き家がありながら、

様々な理由で貸せていただけるところがなかなか見つからず難航しましたが

地元の方の献身的なご尽力と大家さんのご理解により、空き家を貸せていただくところがつい最近見つかりました。

県や市の空き家対策も、貸せていただける空き家の大家さんに何らかのメリットをつけると、

空き家の有効利用の促進につながると思います。

これからも片江への移住者が増えてほしいと思いますので、今後は行政へも働きかけていくことも必要と感じています。

そしてうれしい事に、

その空き家の荷物の片付けに、就職先のこれからその青年と一緒に働く仲間も協力してくれました。

区長も移住者が増えることで、喜んでしまって「今度一緒に飲もう」との声に、

「まだ未成年です」と、当然ながら釘を刺しましたが気持ちはわかります。

人口減少が急速に進む片江地区、更にコロナショックで憂鬱な昨今、

その片江に今、希望の灯がともったような気がします。

片江地区の皆さんどうぞこの青年をよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

かたゑ庵のコロナに負けるもんかプラン4/1よりスタート

かたゑ庵のコロナに負けるもんかプラン4/1よりスタート

できる限り3密を防ぐ対応を行います。

別館二階の部屋について、丸ごとプランA

かたゑ庵の別館の6号室、7号室、8号室を丸ごと一ご家族様限定で宿泊可能です。

ポイント1:宿泊者専用水洗トイレ・洗面台・シャワーの専有利用。

トイレ・洗面台はこのフロアーにありますので、他の方と共有しません。

2つあるシャワー室の1室を使っていただきます。これも共有しません。

ポイント2:ゆとりの空間を確保

この3部屋で12人泊まれますが、今回その半分の6名までとします。

ポイント3:格安

一泊6人で15000円(一人当たり2500円)

更に7泊連泊の場合は、特別割引価格、84000円(一人当たり2000円)
※税別

本館二階の部屋について、丸ごとプランB

かたゑ庵の本館の1号室、2号室、3号室、5号室を丸ごと一ご家族様限定で宿泊可能です。

ポイント1:宿泊者専用水洗トイレ・洗面台専有。

トイレ・洗面台はこのフロアーにありますので、他の方と共有しません。

2つあるシャワー室の1室を使っていただきます。これも共有しません。

ポイント2:ゆとりの空間を確保

この4部屋で14人泊まれますが、今回その半分の7名までとします。

ポイント3:格安

一泊7人で17500円(一人当たり2500円)

更に7泊連泊の場合は、特別割引価格、、98000円(一人当たり2000円)
※税別

自炊スペース及び飲食について

本館でご宿泊の方は、一階の自炊スペースをご利用ください。

別館でご宿泊の方は、屋外になりますが一階ピロティの洗面所を使って自炊をしていただき、

カセットコンロ(ガスボンベは有料)をお貸ししますのでそれで調理も可能です。

食事場所は、古民家スペース(8畳、4部屋から選べます、有料)をお貸しします。

本館と別館で同時に二つの家族が宿泊された場合でも、できるだけ共有スペースができないようにしています。

夕食をかたゑ庵で日時によりご提供できる場合もありますので、ご相談ください。最低6名以上のご予約が必要です。

※一般家庭に行って食事をする「民食」は、コロナが終息するまでは、ご利用になれません。

こんな時ですからこそ、ここでのおすすめの過ごし方は屋外の大自然を楽しむことです。
気候も良くなってきましたので、歩いて1分のビーチでの散策や食事は、お勧めです。

ビーチまで歩いて1分です。

まずはそちらを散策してみてください。

このビーチの透明感は、きっと感動されることと思います。

貸し出し用テーブルセットもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

晴れていれば、星空が楽しめます。

シュラフも持参されると寝転がって波の音を聞きながらの

星空は癒されます。

当館でもシュラフや星座盤の貸し出しをしています。

焚火はオプションです。

無料のレンタル自転車あります。10分程度走ると絶景ポイントがあります。

更に足を延ばし島根半島を巡るとっておきコースを宿泊者の方にはお伝えします。

かたゑ庵からお願い。

コロナについて、島根県はまだ感染者はいませんが、

今後、こちらがうつす側になるか、うつされる側になるか、

だれが感染してもおかしくありません。

もう予測がつきません。

今は、宿泊施設として、少しでもリスクを減らすことだと、施設についてはこのような対策をしました。

そしてご利用いただいた場合には、次の事をお願いします。

1、当館に入られる前の手洗い・消毒

2、スマートフォンや携帯などは便器よりも汚いとの報道もありますので、紫外線照射機器も用意しています。

使い方をご説明しますのでご利用ください。

当館ではお客様チェックアウト後、お使いになった布団への照射もこれで行っています。

改めて言うまでもないですが、シーツは、掛け布団用と敷布団用の2枚、それに枕カバー、その3点は、

すべて専門業者のクリーニング済みのものをお渡ししてます。

※連泊の場合のシーツ交換は、1名分300円で交換します。

3、館内での対面場面でのマスクの着用(対面の場合には、できるだけご協力をお願いします)

4、館内でのご説明をお客様から少し離れた場所からお話しますのでご了解ください。

以上ご協力よろしくお願いします。

島根半島四十二浦巡りマラソン、中継地かたゑ庵で宿泊いただきました。

本日は、島根半島四十二浦を3日間かけてマラソンで廻るチーム「肉肉椎茸」が

かたゑ庵を中継宿泊地に選んでいただきました。

20日早朝6時に出雲大社をスタート、そこから美保神社へ向けて8人の男女が

宝印帳を携え、42か所で印を押し駆け巡ります。

総距離148.6KM。

今年予定されていたトレイルランニングがコロナの関係で中止となり、

そこで改めて有志を募ってこの企画となったそうです。

島根県内や広島からの参加です。

下記大会主催者からいただいた資料です。

今後も活用できる、とてもいいスケジュールになっています。

 

チームには62才の方も。凄い!!

私も頑張らなければ。

コロナの影響でどこも宿泊が激減している中で、

かたゑ庵をご利用ありがとうございました。

春がやってきた。

 

 

 

 

 

 

 

春よ来い!!

昨日は、晴天。

ひょっとしたらと、島根町のチェリーロードへ車を走らせました。

開花はまだ。

でも近づいてみると、

桜のつぼみが顔をだしています。

もう数日で、開花でしょう。

島根町のチェリーロードは、約700本のソメイヨシノが海岸沿いに

5kmも植えられています。

家にこもりがちな昨今の事情。

ここに来て、思いっきり潮風を浴び、桜を愛でる。

さあ、もうすぐです。春はここから。

一昨年のチェリーロードの様子はこちら

POST3.11当時の美保関小の取り組みと、POSTコロナ

2011年の今日、東日本大震災による大災害が起こった。

その当時を振り返りながら、POST3.11(3.11後)の教訓をどう生かしてきたか、

また現在進行中の新型ウイルスについても、

今何をして、POSTコロナ(新型コロナウイルス終息後)に向けて今何をなすかを

考えてみたい。

2011年3月11日は、奇しくも美保関小学校ではPTA役員の新旧役員の引継ぎが行われた日。

当時役員を引き継いだ私たちは、海辺に住むものとして、他人ごとではない危機感を感じ、

新年度に入り3.11を次に生かそうと、”脱指示待ち”を掲げ、

今できることを即行動に移した。

1、学校が津波の危険性があるにも関わらず、一度も津波を想定した避難訓練がなされていなかった。

その要望と避難訓練の実施。

2、緊急時の連絡体制。

当時、情報発信の様々な可能性について協議し、下記はそれを図にしたものです。

特に、3,11では、携帯電話をはじめ、停電による通信システムのダウンなど、

ほとんどの連絡手段が失われていました。

そこで、学校と家庭を結ぶ、様々な連絡手段を考えました。

アマチュア無線保持者、船舶無線保持者(漁村ならでは)の保護者の確認と協力のお願い。

更に、NTTの伝言ダイヤルの活用を提案。

これは、災害時、「学校の電話番号を使って」NTT伝言ダイヤルを使うというルールだけ決めれば、それだけで活用できる。

そこで、そのNTT伝言ダイヤルを使った訓練を行った。

学校でNTTの伝言ダイヤルにメッセージを吹き込んで、それを保護者が自宅で聞くという演習を行った。

毎月、1日と15日は、伝言ダイヤルが災害時と同様に使えるので、その日を使った。

単なるメッセージではおもしろくないので、学校で考えたクイズを録音してもらい、

その答えをツイッターで上げるという訓練を行った。

これは情報の拡散を狙ってのことです。

これらは、2011年の震災の年に美保関小学校PTAで行った実例です。

なぜわざわざこのような古い話をだすのか、

それは現在でもそのまま活用できるからです。

2011年作成、美保関小学校PTA提案連絡手段イメージ図

さて、今度は新型コロナウイルス。

対応に本当に困っています。
今できることは、消毒、換気、マスク等なのだが。

それ以外、何もしないで待つのか。

手詰まり感があるなかで何をどうしたらいいだろうか。

そう考えたときに、いつかは終息する、その後の新たなアイデアを考え、

その目標に向かっていく準備期間と考えたらどうだろうか。

もちろんそんな余裕のない方の方が多いことは想像できますが。

悶々と待つよりもその方が夢があって楽しい。

そこでPOSTコロナ(新型コロナウイルス終息後)に向けて新たなアイデアを考えることにした。

そしてひらめいたのです。

あるアイデア。

すでに、その具現化に向けて動き出しました。

このミッションに必要なインフラも交渉の上、先日確保。

そしてこのアイデアのコアとなる地域の人的確保も少しづつ進めています。

昨年来行ってきました「民食」の次の、

地域資源を生かした全国初の新たな取り組みになると思います。

それがどんなアイデアなのか。

ご期待ください。

いつでも、どんなときでも、今できることを、精一杯やっていきたい。