島根大学生による、片江魅力見える化へ

1年以上に渡り、片江の魅力をリサーチしていただいています、

島根大学の学生3人が久々に片江に来てくれました。

今回は、片江の歴史についてお年寄りから

お話を聞こうというのが趣旨でした。

事前に公民館館長に相談に行くと、

偶然当日公民館で、

片江のお年寄りを対象に

戦時中の体験の聞き取り調査があるとのことで、

主催者の同意を得て、

オブザーバーとして参加することになりました。

当日、

90歳近いお年寄りから話される内容が

リアルな戦時中の一コマを様々な表現でお話になりました。

学生だけでなく、私も目の前のお年寄りが体験した

一言一言、そしてその話される表情から

浮かび上がる当時の実感が

迫ってきました。

直接当事者から聞くということが

その微妙な心理状態までどんなにか伝わるか、

改めてこの場にいることの意味を感じました。

その会が終了後、引き続き学生からの

質問を受けていただきました。

特に全国に名をはせた片江船団について、

そして前段の戦争体験の話を受けて

お年寄りから様々な質問をしていました。

その夜、

学生の皆さんから今回の戦争体験の話を聞けたことが

とてもよかったとのメッセージが入っていました。

その中の1行、

「戦争体験を聞けたことはとても貴重な経験になりました。戦争を経験した方が減ってきている今、当時の暮らしや片江について詳しく聞くことができマップに活用して大学生の私達が語り継ぎたいと感じました。」

今、彼らが考えているのは、片江の地図に様々な片江の魅了を紹介するものなのですが

今回新たな思いがその中で生かされそうです。

また、片江の新たな魅力としてのカヤックも今回体験していただきました。

今後ともよろしくお願いします。

 

かたゑ庵のカヤック+コーヒーケーキセット、スタート

本日、コーヒーケーキセットを

カヤックに積んで、

片江湾の入江でコーヒータイムやりました。

今回珈琲は、乗船直前に、焙煎された豆を挽いて、ドリップして

それをステンレスポットに入れ、

ケーキは、かたゑ庵喫茶コーナーで好評のモンブランを用意、

保冷材を入れ、ハッチに収めてGO!

今回、コーヒーケーキセット好評でしたので

今後オプションとして正式スタートします。

詳しくはお問い合わせください。

 

 

島大生による、かたゑ庵プロジェクト、本日オンライン。

ほぼ1年前から、片江の魅力について、現地の視察やリサーチを行っていただいていた、

島根大学の学生と本日2時間にわたり、

ZOOMでの会議を行いました。

あらかじめ、

チャットワークを使って、

事前に

内容を深めるためのお話をしながら、

本日の会を持ちました。

チャットワークには、学生だけでなく

毎熊准教授も参加いただきありがとうございました。

すでに学生の方は、オンラインに慣れていて、

今回の会議は、スムーズにできたのではないかと思います。

今月24日には、1年ぶりにかたゑ庵へ来ていただき、

プロジェクトを進める予定です。

また学生さんのために、今回は新たな歓交資源となる

カヤックの体験も準備しています。

 

 

これからがカヤックのベストシーズン。そして今回新たなプランを試す。

これからのシーズンは、真夏のような暑さが和らいで、

クルージングも気持ちのいい季節です。

かたゑ庵のクルージングに

新たなプランを試すことができました。

地元のいつもの、てつとさんがアイデアを具現化してくれました。

それは、カヤックにコーヒーセットを積んでクルージングして、

途中、休憩をかね、コーヒーを沸かし、

飲むという、贅沢なひとときプラン。

今回は、フォトジェニック的におもしろい古い舟屋に接岸し、そこで

お茶しました。

今後、かたゑ庵のオプションで、

珈琲に加え、今年人気のあった、ケーキを積んで

途中お茶しながらのクルージングを行います。

ぜひカヤックご予約の時に、オプションをつけて楽しんでください。

詳しくはお問い合わせください。

写真提供、てつとさん。

 

台風10号、もう勘弁してください。

今回の台風10号は、かなり緊張した。

最悪の場合は、瓦が飛んでいくイメージが強く、

まさか高潮がここまでは来ないだろうが、

疑心暗鬼。

更に窓ガラスの破損で、雨が室内を水浸しになるのではと、

そうなれば、どれほどの被害総額になるのだろうか。

昨年やっとの思いで漕ぎつけたオープン。

その全力投球から、気を緩ませることなく、

インバウンドを意識した様々な取り組み、

ありがたかった地元の応援もあり、

多くのマスコミに取り上げられるなど

順調な滑り出しだったが

それを一変させるコロナで、今は青色吐息。

もうこれ以上の重圧はないと思ってたが

それに追い打ちをかけてきた台風。

刻々と迫る台風の情報の中で、

風で飛ばされないように屋外にあるものは、

固定し、ロープで縛り、

窓は、すべてテープで補強をした。

あの台風の巨大なエネルギーの前には

できることはしれている。

無力感が襲ってきた。

敷地内にある、祠に手を合わせる。

戦々恐々の日々を過ごしたが、

今朝確認すると

大きな被害もなく、

おかげさまで杞憂に終わった。

一方で、どれだけ多くの人たちが

次々と迫りくる、

何度も使われてきた

”未曾有”の危機の中で

もだえ苦しんでいることだろうか。

天災だけではない。

コロナ禍の中では、

”自粛警察”がそれに輪をかける。

こういった人は、ほんの一握りの人なのだが、

精神的インパクトが大きい。

宿泊業の中で、

私も

心無い言動を味わった一人だ。

歯を食いしばって生きぬいていこう!!

 

私の片江の師匠で生き方を学べる人、コージさんと語る歓交資源の次の一手。

以前ブログで紹介したことがある

片江のコウジさん。

私たち家族が片江に住んでいるころ一番お世話になった方だ。

最近は年のせいか、腰が曲がって歩くようになられたが、

思い出すのは、ここに住んでいた10年以上前のこと。

1月の墨つけ祭りで一緒に神輿を担いで海に入り、

勢いよく神輿を一斉に上げたときだった、

バランスが崩れ、

だれもが、神輿が海に浸かってしまうと

最悪のシーンが頭をよぎった瞬間。

だれかが神輿の前で、

右と左の担ぎ棒を持ち、

倒れる反対側にねじ伏せるようして

そこ危機を救った。

それがコウジさんだった。

世話好き、優しい人だけでなく

怪力の持ち主だった。

今日は、

久しぶりに近くを歩いていたので、

声をかけて、かたゑ庵んへ上がってもらった。

話題は、コウジさんの昔話から始まるのが

イントロ。

次に片江での共通の話題をトレースすること。

そして今回は、

カヤックの話題へと続く。

地元の漁師もあまり知らない片江湾の洞窟や

狭いルートについて、

話をすすめると、

コウジさんは、

片江湾の隅々を泳いで行っていたことがわかった。

その素晴らしい景観を共有しながら、

片江の新たな歓交地としての魅力。

そしてなにより、その語り部としてのその魅力を

コウジさんを通じて伝えれれたらおもしろいと、

思った。

更に、住んでいた時に

コウジさんが子どもたちを連れて

すぐそばの夜の磯に行き、

懐中電灯で照らしながら

そこにいる魚や貝の生態観察行った。

昼とは違った磯の風景に子どもたちは目を輝かせてよろこんだ。

目の前に、手を伸ばせばすぐに獲れる貝たち、

それを一切持って帰ってはいけないと、

釘をさされた。

海の神秘性とマナーを教わった。

これをまた歓交資源として生かそうと、

盛り上がった。

バードウオッチングならぬ、

磯観察は、

シーショウ ウオッチング
seashore watching

になるのか、

夜光虫の観察は、経験的に10月にはできなくなると思う。

次は、

シーショウ ウオッチング。

コウジさんの出番を作りたい。

 

 

 

カヤック盛況!!今こそ大海原でコロナの憂さを晴らす。

ここのところおかげさまで、

忙しくさせていただいています。

この7月新聞やテレビでのかたゑ庵でのカヤックツアー報道もあり、

カヤック目的のお客様も急に増えてきています。

超おすすめの海原でのカヤックは、

コロナ禍では、

反密閉、反密集、反密接の反3つです。

予約制ですので、参加人数の調整もコントロール可能ですから

コロナ対策も十分にとれます。

そして何より、

片江湾の絶景大海原でのカヤックは憂さを晴らし、

きっと寿命を延ばします。

現在、カヤックの予約がいっぱいでお断りをする事も日によってあります。

ご予約はお早めに。

さて、

今回もご宿泊の方々と、

カウンター越し、

アクリル板越しに

個性豊かなお話を

聞きながら、

ゲストハウスをしてなかったら

会えなかっただろう、

聞けなかっただろう

その人の生き様が

今回もまた

胸にぐっときた。

お陰様で、本日かたゑ庵1周年。感謝の気持ちでいっぱいです。絶景新公開動画アリ。

観光地でない、この片江にどうやって集客しようか。

その課題に向かって、様々な視点から

可能性を探し出し、

そして仮説を立てながら

この1年やってきました。

インバウンドを意識した取り組みは、

民食という新たなジャンルを作り出しました。

クラウドファンディングも民食をキーワードに多くの方の支援を受け目標を達成。

私は、SNSをまったくやらないにもかかわらず、

その勢いは、口コミで広がり、様々なマスコミが取り上げ、

NHK・地元テレビ局のみならず東京からテレビ朝日・各社の新聞に掲載され、

思いがけない

好スタートを切りました。

この民食を支えていただいたのが

地元の方々です。

この皆さんがいなかったら民食の

成功はなかったと思います。

改めて、この片江の皆さんに感謝申し上げます。

新年を迎え、この勢いで、更に飛躍をと思っていましたが

言うまでもなく、コロナ。

緊急事態宣言を受け、

休業を余儀なくされ、

終わりの見えない戦いはまだまだ続いています。

すでにインバウンドを意識した取り組みは

身近な地域・近場を対象とした集客へのシフトしています。

松江市のリフレッシュキャンペーン・美保関町観光協会のクーポンは、

新たなビジネスモデルを作り上げるうえで

大きな原動力となりました。

素泊まり中心のゲストハウスから、

バーベキュー・オードブル等食事の提供

好評の挽き立て珈琲ケーキセット

更にバーカウンターでは、

新たにシェイカーでのノンアルコールのカクテルは、

お酒を飲めない人にもバー気分を楽しんでいただいています。

お客様のニーズや潜在需要を探し出し、新たな取り組みを次々行っています。

そして、

片江の魅力を一番感じていただくのが

歩いて1分のビーチであり、

ジオサイトの宝庫である片江湾の海岸です。

その見どころを

今回、ドローンによる撮影と

カヤックによる船内からの撮影

それらを編集し、

かたゑ庵の1周年の思いを込めて

ここに本日アップします。

ここが本当に片江なのか、

カヤックで片江湾を周遊しながら

最初にそれを見たとき

私自身驚きと感動で、

以前10年ここに住んでいたのに、

まったくこの絶景を見ることがなかった。

カヤックだから行ける洞穴など、

まるでここはどこかの外国ではないか、

と思わせる

そんなひと時を味わった。

お話はこのぐらいにしましょう。

では、今回初めて公開します、

お待たせしました、カヤックで廻る片江湾。

 

どうでしたか。

このルートを開拓したのが、

ガイヤカヤックスの森山 尚氏。

島根のカヤックの第一人者です。

この方の長年のカヤックルートの開拓が無ければ

この絶景は、隠れたままになっていたことでしょう。

そして

今回、森山氏の協力を得て、片江でのカヤックツアー・カヤック教室を

行なえることになりました。

今こそ、地元が地元をより深く知るチャンスです。

ぜひ、カヤックで、

片江湾の絶景を見に行きましょう。

これからもかたゑ庵をよろしくお願いいたします。

カヤック体験ツアーの予約はこちら

なお、ドローンの撮影は、

片江のすばらしさを伝えたいという

趣旨に共感いただき、

杉谷篤志さんが無償ボランティアで行っていただきました。

今回も編集が楽しくなる様々な撮り方をしていただきました。

ありがとうございました。