この片江の漁村に兵庫県から18才の青年が片江に移住してきました。
本日、区長さんにあいさつに行きました。
青年は小さいころから漁師に憧れていたとのこと。
昨年、しまね定住財団よりかたゑ庵へ協力の要請があり、
11月かたゑ庵に宿泊し、片江の定置網を体験されました。
2月に片江の定置網に面接され就職が決まり、この4月1日からスタートとなりました。
住居先候補として町内には30軒以上も空き家がありながら、
様々な理由で貸せていただけるところがなかなか見つからず難航しましたが
地元の方の献身的なご尽力と大家さんのご理解により、空き家を貸せていただくところがつい最近見つかりました。
県や市の空き家対策も、貸せていただける空き家の大家さんに何らかのメリットをつけると、
空き家の有効利用の促進につながると思います。
これからも片江への移住者が増えてほしいと思いますので、今後は行政へも働きかけていくことも必要と感じています。
そしてうれしい事に、
その空き家の荷物の片付けに、就職先のこれからその青年と一緒に働く仲間も協力してくれました。
区長も移住者が増えることで、喜んでしまって「今度一緒に飲もう」との声に、
「まだ未成年です」と、当然ながら釘を刺しましたが気持ちはわかります。
人口減少が急速に進む片江地区、更にコロナショックで憂鬱な昨今、
その片江に今、希望の灯がともったような気がします。
片江地区の皆さんどうぞこの青年をよろしくお願いします。