今回、同じ国際交流活動に所属するmarikoさんに協力していただいて、
留学生を集めていただきました。
先週になりますがザンビア・インドネシア・中国の留学生が4名かたゑ庵へ来て一泊してくれました。
今回は、私の英語のスキルアップを目指して、ベジ寿司のワークショップ・ジオパークガイドとしての説明
地域の案内、アクセスの検証、ゲスハウス運営に関わるすべてを自ら試すのが狙いです。
marikoさんも英語のスキル磨きの実践をやっています。今回ご主人やお子様も参加していただき楽しい会になりました。
まず、留学生がかたゑ庵に到着するや否や、ビーチに連れていきそこで、少しだけジオパークに関わることを説明。
私がいつもジオガイドとしてまず皆さんにお話をするのは、日本列島が2000万年まえには、ユーラシア大陸の一部であって
そこから、火山活動によって少しづつ引き離されていく過程をビーチの砂を使って説明をします。
ビーチの砂を使ってにユーラシア大陸に見立てた輪郭を作り、その端っこを手で切り分けます。
そして
日本列島が大陸から引き離されていく過程では、
日本海となるところは最初は、まだ海とは隔てられていて、大きな湖状態で淡水の時代があったこと。
なぜそれがわかるかというと、この地層から淡水で生活していた生物、ビーバーやワニなどの化石が見つかっていること。
何度か外国人にこの説明をしましたが、日本列島がユーラシア大陸から分かれてできたことに驚く方は多かった。
ジオガイドとして、大きな反応があるほど、うれしい。
今回は、カヤック体験ツアーは、できませんでしたが、いつもは、パドリングの方法から注意事項など、簡単な英語で説明ができるようにしています。
そして、地元のお寺へ。
ここでは、唐草模デザインの建物装飾からシルクロードへとつながる話。
更に、地元の方結神社で、本殿や神輿を見学。
かたゑ庵から5分、10分のこのミニ観光コース。
オーバーツーリズムでごった返す観光地とは違った、ゆったりとした観光になっています。
この漁村の小さな文化遺産は、外国人にとって十分異文化を感じさせます。
外国人自身がメジャーな観光地よりもここを選び、
そしてそれは自分で探し当てたというこの場所の特別感もあり、
それが言い知れぬ感動をもたらすのではないかと私は思います。
そしてさらに、ベジスシのワークショップへ
自分でトッピングできるので、宗教上の理由で食べられないものも、ベジタリアンであっても
素材をしっかり伝えることで、それぞれが選んで行えるのがこのポイント。
そして、この古民家の欄間で描かれている3種類の形は何でしょうと、そのクイズも留学生に行いました。
この古民家にある、建物の特長から現在生産されていない昭和の板ガラスなど、この時代の特長がたくさんここにあります。
それを英語で説明することで、ここに外国人が来た価値をよりいっそう広げるとおもっています。
ベジスシワークショップ、その後は古民家スペースからラウンジへ移動。
演奏できる楽器があればもってきてほしと伝えていたら留学生が中国の楽器、二胡を持参してくれました。
それにインドネシアの留学生がギターで合奏。
歌や楽器は一気にみんながひとつになっていきます。
ザンビアの青年は、島根大学で農業で学んでいて祖国で農業をもっと発展させたことを目を輝かせながら話してくれ、
「日本が食糧危機になったら頼むからね」、とのやりとりに「もちろん」と反応。
楽器を奏でみんなで歌い、これからの夢を語る。
これがゲストハウスの醍醐味です。
そして、かたゑ庵までのアクセスについて、
松江駅から片江にバスでいく方法は、
このルートで留学生も来ていただきましたが
この方法で今年の外国人も迷うことなく十分乗り方が伝わっていることがわかりました。
先日ポーランドから来た方もバスでこのルートで来ていただきましたが
そのお礼のメールの中にも日本の交通機関のすばらしさをあげていました。
なので、きっとこのバスルートについても不満はなかったと私は思っています。
そして、片江まで約1時間ですが、このバスでのルートでの楽しみ方も日本語と英語で入れています。
今年かたゑ庵に3泊した外国人はカヤックの他、
コミュニティバスを使って美保神社へそこから五本松公園の遊歩道など
3日間、美保関町内で十分楽しんでいました。
先日、松江市内のバス路線の廃止が決まったところもありましたが、このルートは変更なし。
ぜひこの路線が今まで通りでありますよう願っています。
境港からも同様に米子空港からのアクセスをホームページで日本語と英語で作っています。
さて、今回留学生の方に協力していただきましたが自分で英語力を分析してみると
まずは、リスニングに課題があります。
そしてスピーキングにおいても。
今年は、外国人のゲストも増え、それなりに英語を使うことは増えましたが、
一方で、外国人からたくさん聞きたいことや話したいこともあり、それが現在、不完全燃焼になっています。
もっともっと英語漬けになって、自分を追い込んでいきたいと思います。
これしかないと思っています。
今回協力いただけました皆さんありがとうございました。
今後も、様々な方法を試しながら英語ブラシュアップしていきます。
今後ともよろしくお願いいたします。
今回一気にザンビア・インドネシア・中国3カ国の新たな国のメッセージノートが追加となりました。