神有月・出雲国神仏霊場の巡拝の旅行者

神有月の旧暦10月今月、旅行者の宿泊の問い合わせや予約が入ってきました。

数日前には、宮城県から女性の一人旅。晴天で凪の朝。出発前にご予定を変更、急遽カヤックツアー。

旧方結神社を海側から拝む

そして今回は、和歌山からお二人の女性がご宿泊。

いつものようにラウンジでカウンター越しにお話を聞かせていただきました。

お二人とも介護に関わる仕事をしてる、20年来の友人とのこと。

筋トレ20年のお話から、一方は納棺師として、その職業の中身と経験。

そしてそれを取り巻く家族の思いなど、聞かせていただきました。

5月には、助産師の須江孝子さんが宿泊。その生命の誕生への熱い思いを聞かせていただきましたが、

今回は、その最期のステージでの納棺師としての細かい配慮とそこに立ち会う家族の思いが

私自身のその時の家族としての経験重なりそれが一緒に胸に飛び込んできました。

それぞれが、ケアマネージャーとしてのご苦労や納棺師としての経験など、

本来であれば暗くなりがちな話題も、アルコールも入って、お二人の笑顔と人柄がラウンジの空気をあったかくしていました。

5月宿泊の須江さんの人間の生に立ち会うステージと、

今回は人間として最期を迎えるステージに関わる特別な経験のお話。

そこに不思議なご縁を感じました。

「こんどは、いつここ来ようか。その時は、カヤックをしたい。子どもたち家族を連れてきたい。」

そんなことばを残して、今朝、元気に出発。

 

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