昨日のリモートの様子をお伝えします。
IYEOの
未来創造会議地域発信チームメンバーからの依頼で
私と長瀬智寛さん※が
スピーカーとなって、リモートにより、19時からスタート21時半ぐらいまでメンバーからのヒヤリング形式で行われました。
※<長瀬さん情報>愛媛IYEO前会長、現在は名古屋市在住。オルタナティブスクールの職員を務めながら、農業と竹細工にいそしむ。愛媛県在住時に、愛媛県伊方町の地域おこし協力隊を務める。伊方町にある三崎高校で世界ユースサミットと言われる「One Young World」への生徒派遣に携わる。
今回の目的:
地域の魅力を発掘し、地区内外に魅力を伝え、実践する先駆者から地域発信チームの今後の地域魅力発掘・発信におけるヒントを得る。またヒアリングを通して長瀬さんとわたくし青戸にとっても新しい知見を得られる機会にとのこと。
今回の参加者は、
宮城県1名、岩手県1名、香川県1名、山梨県1名、三重県1名、広島県2名、熊本県1名、島根県2名と愛知県から長瀬智寛さんの11名でリモートで行われました。
私自身、IYEOのメンバーの一人として、国際交流の経験が異文化コミュニケーションの入り口で、国籍や人種・文化・宗教等の違いから学んだ気づきは、障がい者・高齢者・ジェンダー等様々な場面でも「違い」に対するさらなる異文化コミュニケーションへと応用して、それが今回のテーマである「地域」でも生かされることにもつながると。
その私の基本的な考え方から、
私の場合は、ゲストハウスを通じて、”ここでの異文化”で、私自身がどのように地域の方とオープン前からオープン後と、どのように考え行動に移してきたかお話をさせていただきました。
またもうひとりのスピーカーの長瀬さんのお話は、生徒と向き合う姿勢と地域とのつながりを大事にしたいという思いが熱く伝わってきて、今後改めてヒヤリングのポジションでお聞きしたいと思いました。まさに今回の目的の知見を得たるためのよりどころを得ました。
私にとっては、この参加者の皆さんからのヒヤリングを通じて自分を改めて振り返る良いチャンスになりました。
そして、今回のヒヤリングがコロナ禍の中であったことは、
私にとって、平時との違いをあぶりだしました。
振り返ると
ゲストハウスの構想中の2018年9月、区長はじめ地元の方に集まっていただき、
ここにゲストハウスを作ることに対するご意見を伺うことからはじまり、
その手ごたえから、ゲストハウスの改築工事へと決断。
インバウンドを主軸とし、地元の方々が外国人と関わることを魅力とする”歓交地”を目指し、
ここでの国際交流を民食(ミンショク)を通じ楽しく実践していただき、
今後に地元の方が活躍していただける素地ができあがり、
5年後にはここが国際交流村と呼ばれることを目指し。
そして2019年8月オープン。
ここにいたるまで、それこそ地域のご理解と協力なしではこれなかった。
マスコミにも注目され、順調に思われたが
翌年は言うまでもなく、
コロナ。
インバウンドは、遥か向こうへ遠ざかり、外国人はもとより、国内であっても車の他府県ナンバーにも
気を使わなければならなくなった。
このゲストハウスは、オープン当時2019年と同じ場所、同じ人たちが住んでいるのに、
ここの空気は、一変したように感じます。
同業者もまた同じ空気の中で、もがいています。
そうか、コロナ禍で、「ここに、新たな異文化が生まれたんだ」
そう思うことにしました。
それをコロナ禍における新たな異文化と位置づけ、この壁を乗り越えるために、
一から、新たな模索を続けています。
そして、この中で心配していただき、以前と変わらず応援し続けている地元の方々がいます。
それは平時では、きっと感じられないだろうと思うほど心強く、折れそうになる気持ちを支え、
次へのモチベーションを生む原動力となる、本当にありがたいと感じています。
ここから話題はリモートの機材やセッティングに変わります。
今回のリモートは、今後のサテライト利用を想定し、機材のセッティングを工夫してみました。
ノートPCにEOS Webcam UtilityをインストールしてUSBで一眼レフカメラ(キャノンKISS9)をつなぎ、webカメラとして利用。
更にPCとスマフォにiVCamをインストールして、これでスマフォをWEBカメラにしてPCで切り替えることも可能。
一方、IPADからZOOMに単独でログイン。
この場合、二つの画面表示を独占する形になりますが、
サテライトでやる場合、IPADを動かせるので、自由度が上がり、この利用もありかなと思います。
今は、リモートをはじめ、今しかできないことの様々な可能性を掘り下げ、それをすぐ実践に移してみたいと思います。