本日で、ジオガイド養成講座終了。これから復習して、2月の試験を待ちます。
昨日の約6時間近く、そして今日の3時間のジオガイド養成講座の研修が終了し、
その前の昨年からのジオサイトの現地での研修会等を含めて、
全過程がこれで終了したことになります。
今回のは、松江市内のスティックビルで行われる予定でしたが
コロナの広がりで、リモートに変更。
リモートは、一眼レフをwebカメラにして、背景は、実物の世界地図。
最近はこれでやっています。
今回の養成講座から学んだことは、
インタープリテーション能力、
人が人への基本的なメッセージの伝え方そのもの、
その本質につながっていて、ジオガイドのくくりでは、
もったいないぐらいの、内容でした。
ジオガイド養成講座として、この研修を終え、2月にジオガイドとしての試験を受けますが、
今回学んだのは、地学・歴史・文化・神話・動植物・気候変動など多岐にわたります。
それを丸覚えしても単なる暗記など意味がありません。
この養成講座で、学んだことが、ゲストにどう伝え、伝わるかが、ポイントだと思いました。
私は、かたゑ庵に来られるゲストに伝えるために、できるだけの知識を得ようと思って
この養成講座に入りましたが、その伝え方こそ、ポイントと気づかせていただきました。
昨年は、カヤックを通じて、ゲストを片江湾にお連れし、
神話の話、ジオサイトの話、地元の習慣や文化に触れることがありましたが、
必ずしも、それがゲストの期待した、聞きたかった情報だったとは言えません。
知識は、大事だと思いますし、これからも積極的に学んでいこうとは思っていますが、
知識に甘んぜず、
ゲストがどうすれば楽しんで、喜んで、いただけるかにシフトすることは、
この講座を通じて学んだ事です。
今回の講座のリモート中に、地元の仲間からメールが入り、事情を返信。
リモート終了を待ってくれて、そこから外のピロティの薪ストーブで
持ち寄った酒とつまみで、近況を語り合う。
もちろん今回のジオガイドの話も入る。
インプットした内容をすぐにアウトプットできた。
それを受け取って、共感し、それを次に生かそうとしてくれる人たちがここにいる。
この仲間が、またジオパークに貢献することだろう。
ああ、今日もいいお酒!!