浮いて待て。水難対策講習会。

今回、片江のビーチにて、水難学会会員の指導者宮崎哲人さんが

片江町内の子どもたちに「浮いて待て」の講習会を行いました。

まずは、基本的な考え方をかたゑ庵で座学。

そして、歩いて1分のビーチで実践。
着衣で海へ。

そして、「浮いて待て」の実践へ

更にランドセルやペットボトルを浮き袋に。

宮崎さんによると松江市内の学校から今年もたくさんこの講習の依頼が

あったようですが、コロナの影響でキャンセル。

今回、今年最初の浮いて待ての講習会になりました。

座学での話の中に、「溺れる人は、静かに沈んでいく」という話がありました。

私はこれはとっても大事なポイントだと思います。

それは、ほとんどの溺れるシーンは、手を上げて助けてーと叫ぶ絵が中心ではないでしょうか。

私はこれが大きな問題だと思います。

「溺れる イラスト」で検索するとほとんどが手を上げて声を上げてるシーンです。

本当に溺れるときは、こうではないということです。

こどもを連れて泳いでいる時に、もし子どもが溺れたらとは、だれしも考えますが、

まずは、あの溺れるシーンを思い浮かべ、ひょっとするとあのシーンや耳に頼ってしまうのでは、ないでしょうか。

今までの水難事故の多くは、目視を増やすことで防げたかもしれません。

 

 

 

 

第3回海酒DOBONの水揚げ。ワインたち無事生還。

今年の1月方結神社の宮司に祝詞をあげていただき、

北風が少し緩んだ凪の日の瞬間を選んで片江湾に海酒DOBON沈めました。

毎年の事ですが、冬の荒波は台風と変わらないくらい強く、海は荒れます。

今回も、どうか無事であってほしいと願いながら、先日7月3日海の底から上げました。

海底に沈められた、海酒DOBONをセットしたユニットは、

波に翻弄され、徐々に砂に沈められていきます。

それを海上に上げるには、漁船用のウインチを使いますが、

大きな抵抗を受け、ロープの負荷にモーターが唸り声をあげます。

小さな漁船に3人でそのウインチの力を借りながら全員全力で少しづつ引っ張って埋まってる位置をずらします。

海底まで届いたロープの負荷がスーと減ると、埋もれたユニットが砂から解放された瞬間。

ウインチが長いロープを引き上げていきます。

そして、水面からユニットが見えてくるとまずは一安心。

そして、今年は一段と強く照りつける太陽の下、ユニットを船に固定し、

低速走行で、ゆっくり時間をかけ漁協の船着き場へ移動。

そこから陸のクレーンで、ユニットを陸へ引き上げます。

まずは、隙間からボトルが割れていないか、この瞬間がいつも怖い。

海と格闘してきたと、言わんばかりのユニットの姿は、

ヒトデや貝を伴って磯の香りをその船着き場に広げます。

そして、海の洗礼を受けてきた海酒DOBONをそこから一本一本丁寧にだします。

これもあれも全部大丈夫だ。

ああ、今年もオーダーしていただきました皆さんにお届けできる。

海の神に感謝です。

第4回海酒DOBONは、10月頃早めにに注文をこのホームページで開始します。

今後ともよろしくお願いいたします。
かたゑ庵
海酒DOBONプロジェクト

これは第3回海酒DOBONの時のポスターです。 今年の10月にはまた新たなポスターで第4回の予約がこのホームページではじまります。 予約はいつもどこかで告知することもなく、静かにスタートし、静かに終了します。わずかな限定数量。もし興味があれば、この時期をぜひ覚えておいてください。よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

ペットと泊まれるゲストハウス、ペット同伴対応ルーム新設!7/1本日オープン。ご要望に応えて。

お問い合わせの多かった、ペット同伴の宿泊希望。
この度、準備が整い本日7/1よりスタートします。

【部屋タイプ】かたゑ庵10号室、1階8畳の広さ

室内特設のミニスタジオでペットのカメラ撮影も楽しめます。

お布団を敷いたら、ペットは、ゲージの中へお願いします。

部屋の前は中庭。ここの中庭やピロティでBBQもできます。

ソファーでペットとひと時を


歩いて1分のビーチ。抜群の透明度が自慢。ペットと散歩に最適。

歩いて、30分で、片江古道の滝まで行けます。

海も山も室内でも楽しめるかたゑ庵のペット対応ルームのご予約はこちらから

8月の宿泊予約について。7月1日よりweb予約可能です。

現在webでの宿泊予約は、7月まで24時間いつでもできるようになっています。

それ以降については、

県および国の宿泊割引対策の刻々とかわる状況を踏まえ、

これまで、8月についてはweb上での予約ができないようになっていましたが

7月1日よりwebでの予約を開始します。

そして、

新たにペット対応の宿泊ルームもできました。

それも同時に7月より受付開始します。

近日そのペット対応宿泊ルーム詳細もアップします。

よろしくお願いいたします。

 

 

ロシア政治専門家、中村逸郎教授、くにびきメッセ講演に共感。

一昨日、松江市のくにびきメッセで、筑波大学の中村逸郎名誉教授の講演があり貴重なお話を直接聞くことができました。

演題 「ウクライナから考える『平和』づくり」

ロシアについて研究されている方ですが、最近はテレビでも連日のように出演され、そのお話の内容は、具体的でわかりやすい解説をされていました。

今回の講演では、パワポの写真などは、ほとんどご自分やロシアの友人が撮った貴重なデーターを使って、実体験として話される、やはりその第一次情報としての内容は、説得力がありました。

悲惨なウクライナの惨状からロシア国内の状況は、教授のロシアでの友人のネットワークの広さとともにその信頼関係を感じました。

最後に話された、人と人とのつながりの大切さは、これから益々大切になっていくと思います。

その意味では、県内には様々な国際交流団体があり、様々な国々の人たちと交流しています。

特にホームステイプログラムは、個人的な信頼関係を結ぶ上では、とても大事だと思っています。

県内での、わずか二泊三日のホームステイプログラムでもホストファミリーが涙を流して別れを惜しむ姿を何度も見てきました。

私の所属する国際交流団体(IYEO)の活動で、県内だけでも、ホストファミリーを引き受けていただいた家族は1000家庭くらいになると思います。
その家族構成が平均4人であれば、4000人くらいになります。それが全国47都道のネットワークを合わせれば、その規模は、相当な人数になり先進国から途上国まで様々な国々を受け入れています。

ホストファミリーのアンケートの感想で「受け入れた国が気になるようになった」、「新聞やテレビでその国の記事が目に入るようになった」等の内容をたくさん書かれています。

それらの個人的な関係は、小さな力ではありますが戦争への流れを変えていく一つの抑止力ではないかと思います。

中村教授のお話のキーワード「人と人とのつながり」から、よりそれを感じました。

そして、何より私たちは、言論の自由の中で生きていているからこそ、ありのままの貴重な話を話せ、聞くことができているという、当たり前であって、当たり前でない今の世界の中で、一人ひとりの生き方を問われていると思います。

何が本当で何がおかしいのか、溢れる情報の中から、1次情報を探し出し、自分自身の洞察力を磨き、それをどう行動に移していけばいいのか、今一度考えてみたい。

と、今回の講演を聞きながら自問自答しました。

そして、思いっきり国際交流ができる日をこのかたゑ庵でも待っています。

中村教授ありがとうございました。
HP_chirashi

 

えびすアドベンチャーとその愉快な仲間たち

かたゑ庵を終点及び起点とするカヤック&自転車アドベンチャープログラムが行われました。

昨年に続き、ガイナカヤックスの森山さんが企画し、その仲間たちで二日間に渡り行われました。

プレイイベントとして、美保神社前の海岸をスタート、島根半島をまわって片江湾から片江のビーチ。

予定より、かなり早く片江のビーチへ。

そしてBBQ。

岡山や広島からもカヤックをカートップで参加。

翌日は、えびすアドベンチャー本番。
午前中カヤックで片江湾西側2時間。そしてその後、自転車で、かたゑ庵を出発し、美保関灯台まで自転車。
甘口・中辛・辛口の3コースを選べるようにしてあります。


いつもながら森山さんの行動力には、恐れ入ります。

さあ、これから美保関灯台へGO。

このアドベンチャー企画は今は、10人にも満たない参加者で行われていますが、

約 1,500 名のランナーが参加するえびす・だいこく100kmマラソンも最初は、7人くらいで始めたとのことです。

このアドベンチャーも将来は大きな大会までなるかもしれません。

かたゑ庵もできるだけの協力とサポートをしていきたいと思います。

また自分自身も、もっともっと楽しみたいですね。

一方またこの日は、ゲストのリピーターの方が新たなゲストを連れて来ていただきました。
口コミで広げていただいています。
ありがとうございます。

そして、アドベンチャーの参加者とも一緒にカメラに。


地図の資料は森山さんから頂いたデーターを使わせていただきました。

また今回のイベントも昨年同様

海上保安庁
松江消防署
松江警察署
へ連絡を行ってなされています。

只今、ペット可の専用特別室、準備中!かたゑ庵。

今まで、ペットを連れて行って宿泊可能か、との問い合わせがありましたが

こちらの体制が整っていなくて、その度に、すべてお断りせざるを得ませんでした。

しかし、この度、かたゑ庵では、そのご要望にこたえるべく、

一室をペット対応にすることにしました。

現在、エアコン設置の準備をはじめ、部屋には、ペット専用スペースなどを確保する予定。

できるだけ早く開始したいと、時間を作っては準備しています。

ペット対応にする部屋は、一階の10号室。

ここは、独立した8畳の部屋になりますので、他のゲストと完全に部屋が分かれます。

一階ですので、ドアを開ければすぐ外。

そして、そこは中庭になっていて、テーブルと椅子があります。

そこで、ペットと一緒に食事もできます。

ペットは、基本は小型犬と考えていますが、

大型犬も運用次第では可能かもしれません。

現在、ペット可の宿泊施設について、事例を調べたり、経験者に聞き取りを行っています。

その上で、部屋の最適化や運営方針を決めてスタートします。

お楽しみに!!

お問い合わせはこちら

 

 

 

ジオサイトの講演と会場から銀鉱山が片江にあったとの新証言!!

今年、認定ジオガイドになりましたが。

先般、そのジオパーク研修の講師として出会いました島根大学の入月教授に片江に来ていただき、

片江の魅力をより探り深めるために

カヤックに乗っていただき片江湾と、また片江古道へも登っていただき

地質調査を行っていただきましたがその後、詳細な解説もメールでいただきました。

そのようなことがあり、それをまとめてお話をしたいと思っていましたら

片江の「語ろう会」からの講演依頼があり、

昨日、その成果を「片江の3つのお宝」のタイトルで、1時間お話させていただきました。

ジオパークの解説から始め、スクリーンに映し出す

カヤックやドローンでの片江湾・片江古道の動画で、

地元の人自身が片江のすばらしさを改めて感じておられました。

下記は、会場片江のふれあい会館内の講演風景。ざっくりと2分の動画にしています。

 その中で、会場からも地元の情報を集めたいと思い、こちらから

質問をしていきました。

特に鉱山が昔ここにあったような話を聞いたことがあり、それについて聞くと、

片江では、鉱山があり、しかも銅に加え銀が採掘されたとのこと。

それにはびっくり。

これは、また片江の、新たなお宝の話です。

今後は、また入月教授に来ていただき、その場所をぜひ検証していただければと思います。

今回の私のお話の最後には、

以前その著書を読んで共感したアレックス カー氏の「ニッポン観光論」の本の内容をお話しました。

日本の看板やコンクリートが、いかに景観を悪くしているか、について書かれた内容を紹介し、

この漁村には、ケバケバシイ大きな看板がほとんど無く、一方集落は赤瓦が映え、漁師の日々の生活感溢れる、このまんまが大きな観光地や商業施設に無い魅力、とホスピタリティ。

この景観をぜひ保ってほしいとのお話をして、私の考え方として

以前クラファンで使った下記メッセージを紹介。


そして、

かたゑ庵が、
なぜ目立つ、派手な、大きな看板をあげていないかのお話もさせていただきました。

 

更に、今回

会場には、美保関公民館の館長も来ていただき、スサノウの命の、

私には新説と思われるお話をしていただきました。

それについては、再度館長さんにインタービューして取り上げてみたいと思います。

今回の3つの宝のお話。

片江の海と山ともう一つは、かたゑ庵に来てぜひ聞いてください。