加賀の潜戸、カヤックによる洞窟内部測量完了!

やりましたね。

当初の目的のひとつ、加賀の潜戸のカヤックによる洞窟内部の実測完了。

だれもやったことのない快挙です。

水島さん、北九州から金曜日の夜出発、翌朝3時かたゑ庵着。4時間の仮眠をとってのいつものルーチン。

今回4回目、新たに九州大学の探検部、

学生2名を引き連れて。

レーダー機器を使って、カヤックに揺られながらの測量と記録。毎回測量方法を改良。

観光船や地元との事前打ち合わせも行ったうえでの測量。

観光船からお客さんの手を振る姿。

海の状況により、森山さんが的確な指示を伝える。

この実測の結果は、当日すでに図面に起こされています。

いつもながら作業が早い。

図面をいただきましたら次回紹介します。

 

 

 

今回は香港からのゲスト。そして英語レッスンの日となる。

香港からは、初めてのお客さんです。

かたゑ庵のカヤック体験ツアーをエンジョイ。

何度も日本に来てるというお二人でしたが

日本語は話せないとのこと。

私は、ジオパークの説明を英語でできるように日々少しづつですが学習しています。

パドリング指導から、ジオパークの話題まで触れ、その英語がどこまで通じるか。

今回も、それを試す、いい機会になりました。

英語に自信があるわけではありません。

だからこそ、この機会を生かさないと思い、

しっかり、学習の場とさせていただきました。

通常、私は、3人乗りカヤックの一番後ろに乗って、

パドリングしながらそこからおしゃべりをしますが、

できるだけ話が途切れないようにしています。その方が乗っていて安心されるからです。

今回は英語なので、途切れさせないのが大変。

行く場所行く場所での物語をお伝えするようにしていますが

どうしてもその場で説明できないときや、質問について答えられない場合は

カヤックを降りた後であらためて説明することにしています。

今回もそうでした。

その積み重ねが次に生きてくると思っています。

いつかリスニングもしっかりでき、英語がスラスラが出てくる日を夢見て。

ブッキングコムやエアーアンドビーなどの旅行サイトは

かたゑ庵は使っていませんが

外国の方がたくさんの選択肢の中から

よくこの、かたゑ庵を見つけ出し、ここへ来ていただいていると

いつも思います。ありがとうございます。


蛇 足

 

チャットGPTがより学習していくと今後の使い方として、

こんな利用もあるでしょう。

 

User「あらゆる旅行サイトには入らず、

X・FB等SNS使わず、一方、利用者のくちコミに重点に置き、

国立公園やジオパークなどの自然豊かな場所で、

それを生かしたアクティビティがあり、

地元の人とも交流でき、外国人対応も可能で、

つねに環境問題を意識し、

古民家を生かしたアンダーツーリズムのゲストハウスはどこ」

と聞けば

まっさきに「かたゑ庵 ゲストハウス」がヒットするのは時間の問題。

と。

私ならチャットGPTを使って穴場探しをこうします。

キリンビールのDRY缶ビール、カヤックツアーの洞窟で見つかる。

1988年発売された『キリンドライ』の缶ビール。

30年前のもの、

今はまず見かけることはありません。

今回のかたゑ庵のカヤック体験ツアーで

日本在住アメリカ人の方が

お連れした洞窟でこの空き缶を発見。
わりときれいな状態で。

上陸して、この洞窟に入ります。

 

見つけた場所は、洞窟の奥。

通常はそこまでは海水が届かない場所。

空き缶があった場所まで何年も前に海水が届きそこに空き缶が流れ着き

だれも触ることなくそのままの状態でそこにあったのではないかと推測。

私だったらこの希少性のビール缶はわからなかった。

見つけたのは東京から来たこのアメリカ人の方。

さすがアナリストです。

今回2回目のカヤック体験ツアーは、そんなこともあり、またまた期待以上のこと。

そして次回、3回目のカヤック体験ツアーも予定、11月末ごろとのこと。

同じ洞窟体験でも人により視点が変わるとただのゴミが輝いて見えます。

今度はどんな発見があるだろう。

楽しみにお待ちしてます。

女性ライダーご宿泊、1300ccまで大型バイク集合、かたゑ庵。

女性ライダーのご宿泊。関東や関西と地元、偶然二組の女性ライダーが合流。

身長153cmくらいの女性が大型バイク。かっこいい!

バイクのこと、近くの見どころ、アクシデントエピソード、

ライダーならではの話がラウンジバーで盛り上がる。

私のギターとゲストのピアノのセッションも。一緒に楽しませていただきました。

そしてそれぞれのこだわりや生き方に新たな衝撃と刺激をいただきました。

更に翌日1名の女性ライダーも合流し、カヤック体験ツアーもご利用。

海から神社お参り。きっと良いご縁あります。

大好評の洞窟。

ヘアードネーションしてるとのこと、二人の女性ライダー

男性ライダーも個性的。こちらはBMW。

向かって右の方は、関東から岡山まで飛行機で、岡山でレンタルバイクを使って島根へ。

バイクで日本一周も。

隠岐の島のフェリー乗り場が車で5分のかたゑ庵。その前泊のご利用も多い。

さて、

ブログでご紹介したい内容がたくさんありますが、

毎日、次々新たな出来事があり、

あっというまに過ぎていきます。

時間を作ってまた紹介していきます。

 

かたゑ庵を取り巻く環境は、アドベンチャーツーリズム要素のかたまり

かたゑ庵は、島根半島・中海・宍道湖ジオパーク・大山国立公園を中心にした好立地内。

今年のかたゑ庵におこしいただいた、外国人旅行者は、

3泊4日、などのスケジュールで、地域漁村の散策からカヤックツアーや町内の山をトレッキングをゆっくり楽しんでいます。

片江町内の神社・お寺もご案内しますが、他の観光地とは違い、

ほとんどだれもいない、ゆっくり・ゆったりした自由な時間が流れそれはとても好評です。

多くの観光客が押し寄せるオーバーツーリズムは、ここにはありません。

それができない仕掛けがあります。

海のアクティビティは、カヤックツアーを中心に今年は特に多くの利用者がありますが

現在、一度にツアーに参加できるのが4人です。

先日、ジオパークのイベントでカヤックツアーに16名が参加されましたが、

土日、2日間、午前と午後に4名づつに分け、行いました。

下記9/2~9/3その時のショットです。最初の動画もその時です。

きれいな入り江に案内。

ここに上陸、薪を集め、ファイヤスターターによる火付けから、コーヒー豆を挽く。参加者によるサバイバル海カフェ。

自然一杯の入り江での一杯は格別。ケーキ付。

洞窟探検も感動の声が。

これまでの考え方だと、一度に、16名を受け入れるところを探す

というのがあたりまえだったと思います。

今回、16名を4回、2日間、このような方法で行われるのは、あまり聞かれたことはなかったと思います。

そして運用面で、

洞窟などある程度の技術がないとゲストをシングルカヤックでは連れて行けない場所、遠く離れた場所も

3人乗りカヤック2艇にゲストを4名乗せ、インストラクター2名が案内。

一度に多くのゲストは案内できないけれど、

その快適性と安心感は、一番の売りです。

そしてなにより、環境にも優しく、人力のカヤックは、エコです。

今後これをベースに考えているのが

3泊4日から数週間、片江を中心に

海と山を使った

新たなアドベンチャーツーリズムです。

第一ターゲットは外国人とします。

地域との連携。(例:コロナ前に行っていた「民食」等、地元にお金が落ちる仕掛け)

英語によるジオパークを生かしたカヤックツアーからテーマ別通訳の養成。(すでに通訳ボランティアとの意見交換済)

Go pro撮影技術のさらなる工夫とドローンとの連携。(すでにプロのドロン技術者確保)

地域資源のさらなる掘り起し。(今年の洞窟調査も生かす)

地元、高級・高付加価値資源との連携。

各種団体との連携。(個性的な人財のピックアップ。協力・情報の提供、我こそはと思う方はぜひ連絡ください)

更に忙しくなります。

9月、これからがカヤックのベストシーズン

残暑厳しい毎日が続いていますが、

セミの声や虫の音も秋へと変わりつつあります。

海水温は、2ヶ月遅れでやってきます。

11月でもカヤックから海面へ手を伸ばせばまだ温かさが手に伝わってきます。

対馬海流から熱帯魚も運ばれてきます。

青いきれいなルリスズメダイも見られます。

冬はルリスズメダイ越せないのですが。

島根半島の山々の紅葉も楽しみです。

秋の爽やかな風を感じながらのパドリング。

これからがカヤックのベストシーズンです。

カヤックのご予約はこちらから

 

 

お陰様で本日、かたゑ庵4周年。片江は島根の新たな観光スポットになります。

本日、お陰様で無事・元気でかたゑ庵の4周年を迎えました。

そしてやっと、コロナ前のような雰囲気になりました。

特に、7月から盆過ぎまでの 繁忙期のピーク、

ご宿泊やカヤック体験ツアーで連日多くのご利用をいただいています。

ここのところブログの更新もままならない状況でした。

ありがとうございます。

 

この4年間コロナで毎日が不安の日々。

何か対策と新しい取り組みをしなければ明日はない。と

その危機感が

様々なアイデアを生み、

それをひとつづつコツコツと具現化、

気が付けば様々な新聞・民放・NHKとマスコミにたびたび取り上げていただきました。

一方、私自身もブラシュアップ。

公認カヤックインストラクター・認定ジオガイドを取得。

それにより

人的交流は、さらに広がっていきます。

そして新たな出会いがはじまります。

すでにジオガイド講習での出会いからお世話になっています島根大学の入月教授にカヤックツアーコースの

ジオパークとしての魅力化に協力していただいていますが、

それが今年新たに「洞窟学会」とつながります。

それは、

私がジオガイドで、カヤックツアーを行っていたからです。

今回、

海食洞などの内部の測量調査を片江湾を中心にカヤックを使って協力しました、全国初のこと。

詳細はこちらのブログ

観光地としては無名の片江湾を中心としたジオパーク内の場所が専門家によって調べられ、

新たな発見と見どころが拾い出されます。

それは、まだ広く世に知れていない素晴らしい新たな観光資源です。

これをどう生かしていくか楽しみです。

そんな中で、

なんと

来週、写真家の石川直樹氏をカヤックに乗せて

片江湾の洞窟などを写真撮影のために私がご案内することに。

ヒマラヤ登山など国内外で活躍する写真家・石川直樹さん(46)が島根半島を巡る写真企画「石川直樹・島根半島を往く」が9日から本紙文化面で始まります。日本海を望む浦々の集落とその生活や独特の地形などを気鋭のまなざしで切り取り、出雲の風土を再考し、新たな価値を発見します。

 

この片江湾のカヤックコースに魅力がこの著名な写真家によって紹介されることになります。

コロナ禍で始めた様々なことが今ここにつながっています。

残念ながらこの原稿を書いてる段階で

その予定でしたが、今回は、仕事の都合で次回に延期となったとの連絡。

楽しみに次のご訪問をお待ちしています。

かたゑ庵に来られる方々は、様々なプロフェッショナルも来られます。

3年前には、ベーリング海峡をカヤックで横断したカヤック冒険家の野元さんもかたゑ庵で2泊していただきましたが、

お酒を一緒に飲みながら直接聞くお話は特別です。

石川直樹氏とも直接お話を聞けるのを今から楽しみにしています。

さて

コロナはもとより

風邪もひかず、怪我もせず

元気で続けて来られたのは

きっと

様々な素敵な方々の出会いが

免疫力を高めてくれたように思います。

 

そして旅行専用サイトにも入らずSNSでの発信もしない

ブログ中心のため

ご紹介やその口コミ、検索を駆使して

ここにたどり着いていただくゲスト、

リピーターも少しづつ増えています。

ちなみに、昨日宿泊されたご家族の方も、2年ぶりに新たなゲストを連れてのリピーターでした。

 

私はゲストの方々との

ここでのわずかなひと時の交流の中に

生きがいを感じます。

かたゑ庵を運営する最大のモチベーションはここにあります。

一方この4年間に、課題もでてきています。

それらをひとつづつ解決し、

節目の来年5周年には、より魅力的なかたゑ庵で迎えたいと思います。

ここに来られましたすべてのゲストの方々そして、

片江地区地域の方々や

かたゑ庵にご理解ご協力いただいている

すべての方

かたゑ庵がコロナ禍の中

こうして無事4周年を迎えられたことは

皆さまのおかげです

感謝申し上げます。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

かたゑ庵 ゲストハウス

青戸裕司

 

 

めずらしい自転車サイドカー旅ご家族。愛情いっぱいお父さん。

かたゑ庵には、様々な交通手段で来られます。

自動車・バイク(1200cc還暦記念の旅で、福岡から・50ccで日本一周で、東京から大学生)・コミュニティバス(外国人)など

今回は、家族4人、自転車での旅。

しかもめずらしい自転車のサイドカー付き。

愛知県から自転車持参。

飛行機や公共交通を使って、隠岐の島へ行って、七類港からかたゑ庵へ。

そろそろかなと、外へ出てみると、片江港の対岸にこちらへ向かう自転車隊。

ひょっとしてあれ。交通手段は知らされていなかったので、わくわく感いっぱいでお迎え。

小1の娘さんがサイドカーに。なんともかわいい。

カヤックも楽しんでいただきました。

夜は、七輪をお貸しし、ご持参のソーセージやおにぎり。

いつものように夜は夜光虫ツアーも楽しんでいただき。

そして翌日、松江駅へ約20km。

ひと手間ひと工夫かけた、このお父さんの企画、素晴らしい旅。子どもへの愛情いっぱい。

次回はお留守番の奥様と3才のお子様をお待ちしています。