1年以上に渡り、片江の魅力をリサーチしていただいています、
島根大学の学生3人が久々に片江に来てくれました。
今回は、片江の歴史についてお年寄りから
お話を聞こうというのが趣旨でした。
事前に公民館館長に相談に行くと、
偶然当日公民館で、
片江のお年寄りを対象に
戦時中の体験の聞き取り調査があるとのことで、
主催者の同意を得て、
オブザーバーとして参加することになりました。
当日、
90歳近いお年寄りから話される内容が
リアルな戦時中の一コマを様々な表現でお話になりました。
学生だけでなく、私も目の前のお年寄りが体験した
一言一言、そしてその話される表情から
浮かび上がる当時の実感が
迫ってきました。
直接当事者から聞くということが
その微妙な心理状態までどんなにか伝わるか、
改めてこの場にいることの意味を感じました。
その会が終了後、引き続き学生からの
質問を受けていただきました。
特に全国に名をはせた片江船団について、
そして前段の戦争体験の話を受けて
お年寄りから様々な質問をしていました。
その夜、
学生の皆さんから今回の戦争体験の話を聞けたことが
とてもよかったとのメッセージが入っていました。
その中の1行、
「戦争体験を聞けたことはとても貴重な経験になりました。戦争を経験した方が減ってきている今、当時の暮らしや片江について詳しく聞くことができマップに活用して大学生の私達が語り継ぎたいと感じました。」
今、彼らが考えているのは、片江の地図に様々な片江の魅了を紹介するものなのですが
今回新たな思いがその中で生かされそうです。
また、片江の新たな魅力としてのカヤックも今回体験していただきました。
今後ともよろしくお願いします。