観光地でない、この片江にどうやって集客しようか。
その課題に向かって、様々な視点から
可能性を探し出し、
そして仮説を立てながら
この1年やってきました。
インバウンドを意識した取り組みは、
民食という新たなジャンルを作り出しました。
クラウドファンディングも民食をキーワードに多くの方の支援を受け目標を達成。
私は、SNSをまったくやらないにもかかわらず、
その勢いは、口コミで広がり、様々なマスコミが取り上げ、
NHK・地元テレビ局のみならず東京からテレビ朝日・各社の新聞に掲載され、
思いがけない
好スタートを切りました。
この民食を支えていただいたのが
地元の方々です。
この皆さんがいなかったら民食の
成功はなかったと思います。
改めて、この片江の皆さんに感謝申し上げます。
新年を迎え、この勢いで、更に飛躍をと思っていましたが
言うまでもなく、コロナ。
緊急事態宣言を受け、
休業を余儀なくされ、
終わりの見えない戦いはまだまだ続いています。
すでにインバウンドを意識した取り組みは
身近な地域・近場を対象とした集客へのシフトしています。
松江市のリフレッシュキャンペーン・美保関町観光協会のクーポンは、
新たなビジネスモデルを作り上げるうえで
大きな原動力となりました。
素泊まり中心のゲストハウスから、
バーベキュー・オードブル等食事の提供
好評の挽き立て珈琲ケーキセット
更にバーカウンターでは、
新たにシェイカーでのノンアルコールのカクテルは、
お酒を飲めない人にもバー気分を楽しんでいただいています。
お客様のニーズや潜在需要を探し出し、新たな取り組みを次々行っています。
そして、
片江の魅力を一番感じていただくのが
歩いて1分のビーチであり、
ジオサイトの宝庫である片江湾の海岸です。
その見どころを
今回、ドローンによる撮影と
カヤックによる船内からの撮影
それらを編集し、
かたゑ庵の1周年の思いを込めて
ここに本日アップします。
ここが本当に片江なのか、
カヤックで片江湾を周遊しながら
最初にそれを見たとき
私自身驚きと感動で、
以前10年ここに住んでいたのに、
まったくこの絶景を見ることがなかった。
カヤックだから行ける洞穴など、
まるでここはどこかの外国ではないか、
と思わせる
そんなひと時を味わった。
お話はこのぐらいにしましょう。
では、今回初めて公開します、
お待たせしました、カヤックで廻る片江湾。
どうでしたか。
このルートを開拓したのが、
ガイヤカヤックスの森山 尚氏。
島根のカヤックの第一人者です。
この方の長年のカヤックルートの開拓が無ければ
この絶景は、隠れたままになっていたことでしょう。
そして
今回、森山氏の協力を得て、片江でのカヤックツアー・カヤック教室を
行なえることになりました。
今こそ、地元が地元をより深く知るチャンスです。
ぜひ、カヤックで、
片江湾の絶景を見に行きましょう。
これからもかたゑ庵をよろしくお願いいたします。
なお、ドローンの撮影は、
片江のすばらしさを伝えたいという
趣旨に共感いただき、
杉谷篤志さんが無償ボランティアで行っていただきました。
今回も編集が楽しくなる様々な撮り方をしていただきました。
ありがとうございました。