島大教授とカヤックによるジオパーク調査、片江湾のお宝さがし。

今回で2回目の片江湾の地質調査です。

ジオガイドになるための養成講座の講師でお世話になり、

それがきっかけで知り合った島根大学の入月教授。

片江湾の地質をカヤックで海側から見ながら調査していただけないかと

そういった話からはじまり、カヤックでは今回2回目。

教授も以前から片江湾及び片江という地域の地質に興味をもって陸路からは調査をしていたいたとのことでした。

今回も卒論を片江地域の地質にしている学生1名を連れて

海のコンデションもとってもよかったので

今回で片江湾をカヤックによる海側からほぼすべてまわれました。

教授も片江湾をめぐりながら、「興奮しています」との声。

様々な顔を見せる地形の姿を同乗する学生と地質的確認しながら感動しておられました。

今後は、今回の調査で分かったことを資料にして渡していただけることになりました。

これを活用し、カヤックでこそ見ることができるジオパークの魅力を伝えられることになります。

地球が大地に残した”記憶”を検証するという、ジオパークのおもしろさは、

壮大な推理小説を読んでいるような気がします。

教授のことばを借りればまさに興奮してきます。

今回は、さらに今後のインバウンドに生かすため、

このジオパークをカヤックに乗りながら英語で説明していこうかと考えていて、

その表現についても教授に今後も相談にのっていただけることになりました。

ジオガイドとしての案内の基本は

むつかしいことをいかにわかりやすくする、か。

そしてそれがお客様を楽しませている、か。と

解釈しています。

なので、英語でも専門用語が並んでいくようなことは考えてなく、

また専門用語をいちから覚えるのも大変ですので、

46億年前に地球が生まれ、日本が出来上がる2000万年以降のから

この片江地区の地層から見えてくる、

地質の変化とそこからつながる動植物や文化や神話など織り交ぜ

どんなストーリにするか、

2時間のカヤックツアーの中でのほんのわずかなエッセンスとして

使えるように

簡潔にまとめて、それがやさしい英語でも伝えられればと思います。

昨年の目標は認定ジオガイドになることでしたが、

今後はそれをさらにブラシュアップしていくこと。

自分には、あえてハードルが高い目標を立てながら今後も頑張っていければと思います。

その達成のための協力者が、今回の入月教授のように

今、様々な分野からたくさんの方々が協力していただいています。

どうか今後ともよろしくお願いします

 

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