今回、片江のビーチにて、水難学会会員の指導者宮崎哲人さんが
片江町内の子どもたちに「浮いて待て」の講習会を行いました。
まずは、基本的な考え方をかたゑ庵で座学。
そして、歩いて1分のビーチで実践。
着衣で海へ。
そして、「浮いて待て」の実践へ
更にランドセルやペットボトルを浮き袋に。
宮崎さんによると松江市内の学校から今年もたくさんこの講習の依頼が
あったようですが、コロナの影響でキャンセル。
今回、今年最初の浮いて待ての講習会になりました。
座学での話の中に、「溺れる人は、静かに沈んでいく」という話がありました。
私はこれはとっても大事なポイントだと思います。
それは、ほとんどの溺れるシーンは、手を上げて助けてーと叫ぶ絵が中心ではないでしょうか。
私はこれが大きな問題だと思います。
「溺れる イラスト」で検索するとほとんどが手を上げて声を上げてるシーンです。
本当に溺れるときは、こうではないということです。
こどもを連れて泳いでいる時に、もし子どもが溺れたらとは、だれしも考えますが、
まずは、あの溺れるシーンを思い浮かべ、ひょっとするとあのシーンや耳に頼ってしまうのでは、ないでしょうか。
今までの水難事故の多くは、目視を増やすことで防げたかもしれません。