今年、認定ジオガイドになりましたが。
先般、そのジオパーク研修の講師として出会いました島根大学の入月教授に片江に来ていただき、
片江の魅力をより探り深めるために
カヤックに乗っていただき片江湾と、また片江古道へも登っていただき
地質調査を行っていただきましたがその後、詳細な解説もメールでいただきました。
そのようなことがあり、それをまとめてお話をしたいと思っていましたら
片江の「語ろう会」からの講演依頼があり、
昨日、その成果を「片江の3つのお宝」のタイトルで、1時間お話させていただきました。
ジオパークの解説から始め、スクリーンに映し出す
カヤックやドローンでの片江湾・片江古道の動画で、
地元の人自身が片江のすばらしさを改めて感じておられました。
下記は、会場片江のふれあい会館内の講演風景。ざっくりと2分の動画にしています。
その中で、会場からも地元の情報を集めたいと思い、こちらから
質問をしていきました。
特に鉱山が昔ここにあったような話を聞いたことがあり、それについて聞くと、
片江では、鉱山があり、しかも銅に加え銀が採掘されたとのこと。
それにはびっくり。
これは、また片江の、新たなお宝の話です。
今後は、また入月教授に来ていただき、その場所をぜひ検証していただければと思います。
今回の私のお話の最後には、
以前その著書を読んで共感したアレックス カー氏の「ニッポン観光論」の本の内容をお話しました。
日本の看板やコンクリートが、いかに景観を悪くしているか、について書かれた内容を紹介し、
この漁村には、ケバケバシイ大きな看板がほとんど無く、一方集落は赤瓦が映え、漁師の日々の生活感溢れる、このまんまが大きな観光地や商業施設に無い魅力、とホスピタリティ。
この景観をぜひ保ってほしいとのお話をして、私の考え方として
以前クラファンで使った下記メッセージを紹介。
そして、
かたゑ庵が、
なぜ目立つ、派手な、大きな看板をあげていないかのお話もさせていただきました。
更に、今回
会場には、美保関公民館の館長も来ていただき、スサノウの命の、
私には新説と思われるお話をしていただきました。
それについては、再度館長さんにインタービューして取り上げてみたいと思います。
今回の3つの宝のお話。
片江の海と山ともう一つは、かたゑ庵に来てぜひ聞いてください。
“ジオサイトの講演と会場から銀鉱山が片江にあったとの新証言!!” への2件のフィードバック
はじめまして。実はその片江鉱山に行ってみようと考えてました。片江から2キロの湾内に在るようです。船で鉱石を運んでいたと言う事ですから、カヤックのコースに良いかもしれません。今年は現場まではいけませんが、石見銀山観光の帰りに様子を見に行きたいと思ってます。その時は、よろしくお願いします。私、黒鉱鉱山を調べてますが、他所はたいていが跡地整理が為されていて、現在では何も残されていないのが現状です。辺地に在る鉱山であれば、そのまま放置されている可能性が高いと考えます。これが行きたい理由です。ぜひ、そのまま保存して欲しいと思います。
谷口様
興味深いコメントありがとうございます。
カヤックでは、鉱山は確認できてはいません。
谷口様の知見をぜひ聞かせてください。
新たな片江の貴重な物語になるかもしれません。
来られるときはまたお知らせください。
かたゑ庵