先日の9月30日、松江の文化情報誌『湖都松江』50号がこの編集長である高橋一清様から届きました。
ふりかえれば、今年の2月、高橋一清様から取材依頼の丁寧な手書きの手紙が届き、
続いて3月、編集部の福頼様の対面による取材。
そこから約七カ月。
待ちに待った郷土の文化情報誌『湖都松江』50号が発売されました。
郵便ポストから取り出し、早速、封筒を開けると、丁寧なお礼状と一緒に『湖都松江』50号が入っていました。
手に取ってまず表紙を見ると
特集『松江の観光 いま そしてこれから』
となっています。
その表紙を開くと
そのテーマに沿った方々の取材先の目次。
しかもそこには松江を代表する老舗の旅館やホテルの経営者など
知名度の高い方々がまず目に入り。
その中で、ほんの6年前にはじめた、小さなゲスハウスかたゑ庵が
それらと肩を並べて
『漁村を”歓交地に”交流拠点拠点 かたゑ庵 青戸裕司』の見出し。
恐悦至極でございます。
そして、奇しくも
これが届いた9月30日は、朝ドラの「ばけばけ」の放送開始の日。
このタイミングでのこの50号の記事に載ったことは、とてもラッキーと言えます。
というのも
このドラマの影響で、きっと松江をもっと知りたいと思う方が今後増えることは間違いありません。
その中でこの「湖都松江」の読者も広がる可能性がおおいにあると思うからです。
今回の50号記事、一気に全ページを読んでみましたがどれもこれも
松江を様々な人物や視点から広く深堀する記事で、私にとっては新たな発見の連続。
特に、今回の記事の中で私が注目したのは、
古浦義己氏の記事、『松江国際文化観光都市 秘話』
なぜ松江市が国際文化都市に認定されたのか。
それはラフカディオハーンの存在なしには語れない記事で、
もっと多くのひとに知ってほしい内容です。
この記事で松江市が「文化国際観光都市」にどのようにしてなされたのか私自身、
その背景を史実としてさらに知ることができました。
一方、ネットを通じて、世はセンセーショナルな記事や憶測での不確かな情報に溢れています。
今こそ、今回取材を受けたように対面で一次情報として、
事実確認と時間をかけ、推敲をなんども重ねた書籍こそ、信頼できる情報源として残していくことが益々大事だと思っています。
その意味でとりわけ『湖都松江』の存在とその役割は大きいことは、私が言うまでもなく多くの読者が感じていることと思います。
松江の文化を出版を通し牽引していく格調高い文化情報誌『湖都松江』に取り上げていただきましたことは
私にとって、今後の活動を後押しする励みとなります。
今回、編集長の高橋一清様はじめ、直接取材していただいた福頼様、そして編集に関わられました方々に
心より感謝申し上げます。