今月は、3泊4日の連泊のゲストが2組。
それぞれ国内の方々。
今までの事例は、3泊以上の宿泊は、だいたい外国人だけだったのが
ここにきて
国内のひとも連泊が増えてきた。
その要因は、一言でいえば
いわゆるマイクロツーリズムでの広がりを感じます。
このホームページでは、
かたゑ庵を起点として
独自の視点で地図に落とし、
それが1~2時間圏内に
歩いても
自転車でも
カヤックでも
自動車でも
見どころやアクティビティがあることを
紹介してきました。
それは、かたゑ庵を起点に様々な選択肢を選べ
連泊してもゲストを飽きさせないポテンシャルがあります。
今回の広島から来られたゲストの3泊4日を紹介します。
ご夫妻は手作りのカヤックをカートップに乗せて来られました。
当初は、奥様をタンデムカヤックに私と一緒に乗って、旦那さんが手作りのカヤックで一緒に
ツアーとのご希望でしたが
これを行うための基本的なカヤックのスキル何が必要かや、コースの内容をご説明しましたら、
安全面を最優先にされ、3人乗りカヤックでのツアーとなりました。
ツアー終了後この選択でよかったとのこと。
翌日は、今度は、持参されたゴムボートでの釣り。
かたゑ庵すぐ近くのビーチは、公共の海水浴場ではありません。
あくまでも漁港の一部です。
そしてビーチの目の前は、漁船の航路となったいるため、特に注意が必要です。
この航路を横切るときの注意点など厳重にルールを守っていただくこと、
気象条件や海の状態も確認し、無理のない計画をしていただく。
外海での危険性などをお伝えし、安全に釣りを楽しんでいただきました。
夜は、北浦の遊漁船での夜釣もされ思いっきり海釣りを楽しまれました。
また、いつものようにかたゑ庵のバーでは、ほかのゲストとそれぞれの人生のエピソードを聞かせてもらいました。
今回のご夫婦、カートップでもって来られたクオリティーの高い手作りのカヤックもさることながら
ご主人、趣味で家具つくりも行っているとのこと。
これが奥様の体形に合わせて作られたテーブルとイス。
鉋(カンナ)も30以上もっていて、
現在は、組小細工をはじめているとのこと。
もう趣味を越して職人ですね。
そういったご趣味なので、
今回、しまね県立美術館や松江城と松江歴史館へも行かれ、
特に松江歴史館での松江の名工、小林加泥展
のパンフレットを見せていただきながら
その見どころを解説していただきました。
とても分かりやすくご自身も物づくりにこだわりがあるからこそ
その技術のむつかしさや良さが実感できるのでしょう。
今回もまたカウンター越しにゲストに貴重な話を聞かせていただきました。
ホワイトホースW、ストレートぐいぐいと。
奥様は、君づけでご主人に声かけながら、解説のまた解説を。
とっても仲良く、見ていてとてもさわやかなご夫婦でした。
今回の3泊4日、充実した旅行になったと喜んで
広島へお帰りになりました。