私の最後のスピーチが終わった後、
すぐに全員に呼びかけます。
I have a surprise event.
Do you wanna waer this.(甲冑armorの単語がすぐにでず甲冑に指をさす)
たくさん手が上がる中、webルーレットをスタート(スタッフの青木さんが用意)
ルーレットが回る間、手拍子の音がだんだん高くなってボルテージ最高の時に、針は、スリランカを指した。
その瞬間、高く飛びあがって万歳して喜んだのが、もちろんスリランカの青年。
そして、甲冑を着てもらいました。
とにかくうれしくってたまらないようす。
この甲冑の着付けをしたのが、今回何か手伝いたいと連絡してきてくれた
伊藤康子さんです。
2年前、松江商業高校の職場体験で生徒を連れてきてくれたのが最初の出会い。
彼女が甲冑の着付けができることを知ってサプライズにこれを使おうと考えました。
事前にかたゑ庵の甲冑も確認し、準備していただきました。
私もできるのですが、当日この時間的な余裕はなく諦めていたところでした。
更に、福村ますみさん、昨年職場の幼稚園を退職したので手伝いたいと連絡あり、
今回、協力していただきました。彼女は青年の船OB。
また着物の着付けができることを知り今回それも組み込むことができました。
更に、室内が広くストーブの熱量弱く、寒いため当日ストーブを2台運んで来ていただき、助かりました。
今回お世話になったローラさんも着物の着付けができると改めて知り、
自前の着物を持参し協力。そのため外国人女性は2名だったのでどちらも着ることができました。
そして、広野歩さん。5年前ノルウエーの団体が来た時に竹のワークショップ
手伝っていただいたご縁で協力いただきました。
今回は特にGopro撮影をお願い。スリランカ青年が飛び上がるシーンはナイスショット
動画から画像に変換して今回使いました。
ボランティア参加の方々の細かな協力。
今回、集まっていただいたボランティアの皆さんはそれぞれが初対面、
私のシンプルな指示からチームワーク良く行動に移して、
それぞれが自分の仕事を見つけ万全の体制を作ってくれました。
最高のボランティアが集まりました。
このボランティアの皆さんのおかげで、サプライスも成功。
今回のテーマは「観光」です。
その観光の旅は、スケジュール通りでは、あたりまえ。
何か予想外のことがあることが旅のおもしろさだと思うのです。
今回、煌びやかな観光地でない、
しかし、美しい大自然に恵まれた
生活感溢れるこの素朴な漁村に遠路はるばる来てくれた12カ国の青年24名に、
スピーチの最後にサプライズで一気に盛り上げたいと思っていたので、
このボランティアの方々の協力に感謝です。
そして、最後のさいごは、私のギター演奏でカントリーロードでしめました。
やはりこれが万国共通で歌え、盛り上がる歌です。
今回の運営スタッフ青木待心さん、島根大学の4年生。私の今回の様々な企画に最初から携わって、
おそらく、私のあまり事例の無いアイデアやパワポ使わないこだわりなどに翻弄され戸惑われたことと思います。
授業の合間に、よくこの私についてきてくれました。
またスタッフの宮廻さん。昨年の竹の切り出しからお世話になり、当日は法被姿で
盛り上げ頑張っていただきました。
裏方では、地元の後藤さん、三室さん、しょうちゃん、なまさん、はじめ様々な方々にご協力いただきました。
寒波の為、寒さに弱い国からの青年も多く、
そのため、寒さ対策が必要でした。
今回は、ドラム缶を輪切りにした焚火台を2台用意していただき
青年たちが暖を取れるようにしていただきました。
昨年から竹の搬出など手伝っていただき、本当に助かりました。
今回関わっていただいたすべてのボランティアの方々がいなければ、
この外国青年受け入れは、どこかで支障をきたしていたかもしれません。
本当にお世話になりました。
ご協力いただいた地元の皆さん
このみんなの笑顔がゴールでした
観光資源の無いところでどう集客するかが、今回のポイントでした。
様々な意見がでましたが、
何もなければ、最後はそこにいる人間ではないかと思います。
今回、民食を通じて、青年たちが出会った地元の方々。
彼らは、わずか2時間の間に、
そこでの交流を通じて、親しみや温かさを感じていました。
その中には、また会いに行きたいといっていた青年もいました。
この漁村には、また会いたいと思うような方々が、まだまだいます。
私もそのような、
観光資源になれるよう、
自己研鑽し頑張っていきたいと思います。
それは、過疎化のこの漁村への移住者を増やすことにもなればとも思います。
そこが私のゴールなので。
そして、あらためて今回関わっていただきました方々すべての方に感謝申し上げます。
次回は、この翌日に乗船したにっぽん丸船内でのリポートになります。
“青年の船inかたゑ庵。旅は、サプライズ!” への2件のフィードバック
山田さん、コメントありがとうございます。青年の船、あれから今年でちょうど40年になります。この経験は、生涯研修モードとなりました。いくつになってもあの時の気持ちが後押ししてくれています。山田さんの熱いメッセージにこちらも涙です。
お疲れ様です。いや、疲れるどころか、アドレナリンいっぱいでご活躍のことと存じます。4日間、リアルタイムでのレポート、時間も忘れ一気に拝見しました。熱が伝わってきてテンション上がり、地域の方やボランティアの皆様の心意気に胸が熱くなり、最後は涙しておりました。21カ月前に宿泊させていただいた折には、防波堤からの景色やら色々ご紹介いただいたことを昨日のことのように覚えております。12カ国の青年たちの胸にも生涯忘れることのない片江湾の景色や人のぬくもり、いや熱が刻まれたことと確信します。明日のレポートも楽しみにしております。