昨日片江の墨付けトンドがありました。
コロナ禍になりましたが、中止はせずコロナ対策をして、工夫し行事は続けられてきました。
今年も、墨を顔につけることは、コロナ対策として止めましたが
しかし、3年ぶりに神輿が出され、お祭りは以前の熱気に包まれた祭りとなりました。
まずは、例年通りトンドがたてられました。今月11日には、トンド焼きです。朝7時くらいから。
トンドはかたゑ庵の真ん前。毎年この場所となりました。
方結神社(かたえじんじや)本殿は正面からは見えません、裏側へ。
神社の隣に20年ほど前にこの保管施設を建てに二台の神輿があります。
ガラス戸なのでいつでも見ることができます。参拝ついでにぜひご覧ください。
大きくて、そしてかなり重い。
20人で担いでも重い。
片江では赤瓦の家が多くあります。
皆かなり酔っぱらっています。
最後は海に神輿を担いで入ります。
そして3年ぶりの海投げ。これを待ってたのも多い。
片江の墨付け祭りは、これまで様々な変化をしながら毎年続けてきています。
私が移住当時だけでも下記のように変化してきています。
〇片江には西と東にそれぞれ神輿の保管用の建物を作りそれぞれ管理していましたが
それを神社の横に建物をたて西と東の神輿を一緒に管理。
〇以前は、1月7日がこの祭りの日と決まっていましたがウイークデーでは、お勤めも多く人が集まらなくなり
それを1月6日以降の最初の日曜日に変更。
※これ以前では担ぎ手が少ない年には、神輿をひとつだけで練り歩いた時もありました。
〇西と東でそれぞれ別な場所にトンドを立てていましたがそれを一か所に。
〇さらには、墨付け祭りフォトコンテストの発案が多くのカメラマンを片江に呼び込む。
最後に
今回、コロナ禍の中、顔に墨をつけるこの祭りの最大の特徴をあきらめても、
祭りそのものを取りやめなかった。
この片江のみなさんの柔軟な生き方は、
今こそ生きて、きていると感じます。
どうぞこれからも片江をよろしくお願いいたします。