先般ラーメンのオーダー時にスープ出汁の種類を間違えるという失敗をしました。
そこで、その失敗の原因を探り、改善をしてみました。
まずは、今回いつになく、
一度に10名のラーメンのオーダー。
同時に各種対応に自分自身の余裕がなくなり、それが失敗につながったと。
そう結論付けました。
そしてはまず、その原因を探り、無駄なオペレーションを無くしていく。
キッチン内の動線の改善、各種配置の見直し、一度に茹でられる麺のスペースの確保。
食後の食器の受け取りを直接していたのを食器の回収コーナーの設置等により、
効率的なセルフサービス体制へと現在進めています。
おそらく、なるべくしてなった、当たり前のことができていなかったと思います。
そして、それ以外で手を取られるのが、注文の受付と清算業務。
清算業務については、すでにカード決裁をカウンターで行なえるようになっていますが、
カードをリーダーにかざすか、挿入セットし、
そしてタブレットからの手書きのサイン。あるいは、QRコードの読み取り。
これは現金よりも管理はしやすいですが、
やはり一度作業を中断しなければならず、ひと手間かかります。
そこで、注文と清算を自動化すれば、かなり余裕ができると。
かたゑ庵、準備しました。
席ごとにQRコードを付けたカードを置き、お客様がそれを呼び込むと食事等のメニューが表示され、
それで注文されると
キッチン内のスマフォ及びipadにプッシュ型で、表示されます。
そこからオーダーの調理に入るながれ。
直接オーダーを聞かなくてもOK。
カード番号ごとに注文のものを作り、出来上がったらカード番号を引き換えにお渡しをする。
スマフォで注文時、清算も一緒にできますので、これでかなりの省力化になります。
更に注文と決済まで「非接触」と言うコロナ対策にも有効です。
現金でのお客様もあり、すべてこの流れでいけるとは思いませんが、
やってみる価値はあると思います。
かたゑ庵でのご注文イメージ
お客様が席にあるこのQRコードをスマフォで読み込むと画面に食事のメニューが出てきます。
各カテゴリーに分かれ、喫茶や食事だけでなく、
アクティビティ(カヤック)レンタル(クロスバイク)フォトツーリズム等選んでかたゑ庵での非接触の決済が可能です。
これにより、アクリルのカウンター越しに、お客さんと楽しくゆっくり会話する余裕もできたらいいなと思います。
ちなみに、このシステムはsquareを使っています。
かたゑ庵ホームページの宿泊予約の決裁はstripeとpay pal。と使い分け、
館内は、カード会社やQR決済も、ほとんどの会社が使えるように、かたゑ庵では、
以前からご利用できるようになっています。
今回は、更に省力化と利便性を追求しました。
事業を振り返りながら、今回のように間違いや失敗があればなおさら、
いわゆる、リフレクションとして、他の業務もより良い方向へ
繋げるように日々改善していきたいと思います。
まあ、毎日こんなに忙しい状況でないのがないのが残念ですが。
将来のその時のために。