カテゴリー: 美保関町かたゑ庵ブログ
ハギレの手作りの遺品に託されたかたゑ庵への思い
今年の1月、彼女は米子空港から日本海側を通って松江に向かった。
惣津の目の前に広がる日本海とエメラルドグリーンの湾。そして片江の集落にヨーロッパのある風景と重ねた。
そしてかえゑ庵。
体の体調を考え外に出るのは数分。
「かならず来ます。またここへ」
何が何でも、そんな熱い思いを感じた。
昨年の11月彼女は医師からステージ4、余命告知を受けた。
手術を受ける直前、松江に来たいと私の妹に連絡が入った。
そして予定にはなかったのだが、私は二人を乗せた車で少し寄り道をしたのだ。
東京に帰った彼女から段ボール4個、実家に届いた。
その中には、手作りのハギレの人形がぎっしり入っていた。
それは彼女の母親が生前コツコツ作ってきた遺品とのこと。
それをかたゑ庵に寄贈してくださったのだ。
かたゑ庵が地域の方々と一体となり、外国人を受け入れる計画に共感していただいたのだ。
50才で双子の男子を授かり、今5年生の子どもたち。
今は死ぬわけにはいかないと、何が何でもこの子たちのために
もうしばらく生き、生かさせてくださいという、彼女の医者への叫び。
そして今の目標は、双子の子どもを連れてこの片江に来ること。
先日この話を、かたゑ庵に集まっていただいた片江の方々にお話をしました。
そして、一人ひとりその手作りの人形を手にもって掲げ、「どうか元気になって片江に来てほしい」そのメッセージを込めた集合写真が4月28日のブログです。
そして今回は、かたゑ庵応援団のmiwakoさんmanaさんとプロのカメラマン赤山シュウさんもこの思いに共感していただきました。この写真を見ていただきながら、今必死に病気と闘っている彼女に思いをはせていただけたらと思います。
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かたゑ庵にカヤック仲間集合!!
今日は、てつとさんのカヤック(約3か月かかって製作した)の進水式です。
岡山・米子。出雲・松江各方面からカヤック仲間がやってきました。
かたゑ庵の前にはカートップのカヤックが並び、先日作った竹ドーム・松の枝がアクセントでいい感じです。
まずはかたゑ庵でしばらく雑談をしました。
その中の一人がカヤックのインストラクターの森山 尚(もりやま ひさし)さん、その方によるとこの場所はカヤックするには最適なっ場所だといっていただきました。
またこれからかたゑ庵をカヤック仲間の宿泊場所として使いたいとのこと。
まだオープンは先なのですが、これからがとても楽しみになりました。
まずは、シャンパン
紙テープによる演出
さあいくぞ。べた凪の片江湾でした。
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かたゑ庵の竹ドーム(スタードーム)ワークショップパート2
4月29日に行いました。
竹ドームの報告です。
2月ノルウエーの方がかたゑ庵に来た時には、真竹で竹ドームを作りました。
推奨される太さの真竹がなく、少しサイズが細いので作りましたが、やはり
強度がかなり落ちることがわかりまりました。
そこで、今度は、孟宗竹を3月に切り出しました。
それを竹割機で6等分して、それをさらに海に沈めて1週間漬けておきました(こうすると虫がつかないと近所の方に教えていただきました。
それを今回組み立てるワークショップとしました。
参加者は、ベトナムの二人とノルウエーの1人、そして地元の有志の方です。
これは翌日の写真です。
隣の漁村七類のフィリピンから嫁がれた方も来てくれました。
ベトナム・ノルウエー・フィリピン・日本
かたゑ庵のNHKの取材と収録がありました。
今日は、かたゑ庵の民食家庭の研修会を行いました。
一つは食事について、ワークショップで行うベジ寿司と家庭での民食
二つ目は、竹ドームのワークショップです。
民食家庭が様々な外国人を受けいれていくためのスキルを磨いていただくためのものです。
今回は、ベトナムの方2名とノルウエー人1名が参加してくれこの研修会に協力してくれました。
この研修会の模様をNHKが朝ベトナムの二人がローカルバスでやってくるところから、ベジスシを作ってるところ、ワークショップの模様、一般家庭での民食、そして全体のパーティーまでまる一日撮影していただきました。
今後引き続き、かたゑ庵での改築シーンやオープンの時などを収録し、6月ころ放送される予定だという事です。
UGもカメラの前で、研修の目的や今後の抱負などお話をさせていただきました。
放送日が決まりましたらまたお知らせをします。
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