外国人、かたゑ庵宿泊、3泊4日。内容が濃いので、改めてアップ予定。

今回、3カ国(アメリカ・オランダ・ドイツ)の外国人5名がかたゑ庵に宿泊。

そして、全員3泊4日。

その日々の過ごし方は日本人にはあまりないパターン。

なぜ、かたゑ庵を選んだのか。

そして、ワンオペの私はどんなアクションをしたのか。

そしてゲストもどんな反応をしたのか。

ラウンジでは、ギター・ピアノ・歌。

そして、足踏みアルガンまで活躍した訳。

かたゑ庵がオープン以来、理想とするイメージが

ここに。

動画も編集して近日公開!!

ブログの更新が滞ってるときは。

かたゑ庵で、濃い交流がなされてるとき。

お楽しみに!!

PS:

本日の山陰中央新報記事にわたし載ってますが

その関連の記事はまた改めて書きます。

なにかとっても忙しくなってきました!

 

第2回目海食洞・洞窟調査から見えてきた”穴場ツーリズム”の創生。

4月洞窟調査にかたゑ庵に来られました

水島リーダー率いるプロジェクトメンバーが、

先日の土日、

4名の大学生引き連れ、

第2回目の

片江湾を中心に測量調査を行いました。

この間、新たな発見もあり、

それは、新たな知的地域資源の発掘であり、思った以上の収穫と思います。

それはまたの機会にお伝えしたいと思います。

特に、私たちは、

松江市の観光を紹介するときにここ何年も

取り上げる松江の観光地は固定していなかっただろうか。

もちろんそれはそれでいいのですが、

それ以外のニーズにも受け皿をもうけていくことが必要と思います。

一言でいえば

旅行者はまだ知られていない「穴場」を探しているのではないか。

そういった意味でも

今回の調査とその新たな発見は

今後のアンダーツーリズムというより

あえて今回は”穴場ツーリズム”といいましょう。

を大きく牽引することになると思います。

今回も活躍したのが、かたゑ庵所有の3乗りカヤック2艇。と2乗りカヤック1艇。

洞窟調査は、その測定のため分業が必要。

レーザー測定器で測量する人、それを紙に書いて記録する人。

これをもし、シングルカヤックだけで行うとしたらできなかったでしょう。

正面右、水島リーダーに、左、山西さん、いずれも洞窟探検のスペシャリスト。

それに長崎大、広島大、阪大の探検部の学生4名が参加。

ラウンジのカウンターは、酒場から大学のキャンパス状態に。

朝9時から夕方5時まで昼食を除けばほぼカヤックの中での測量。

そして夜は、その測量結果とスケッチしたデーターを手書きで仕上げていきます。
この作業が延々と続きます。

カヤックに乗って測量したデーターとその場でスケッチした図を照らし合わせ、
記憶が新しいうちに仕上げないといけないとのこと。

結局その夜は3時半に終了。翌日9時からまたカヤックに乗船し洞窟調査へ。
このタフさは、驚きました。

この結果を現在ジオガイドでお世話になっています島根大学の入月教授にも伝え、

更なる考察をし、

環境省松江事務所とも折に触れ連絡を取り合っていますので、

様々なネットワークを通じて、

この成果を片江の魅力化につなげたいと思います。

今回の洞窟調査のための事前調査を先週片江湾で行いましたが、

その時と今回・前回も地元の森脇博之さんにカヤックの乗船やジオガイドとしてご協力いただきお世話になりましたが

この美保関生まれであることまたこの地域でのカヤック歴の長いことは、

今回の調査の上で大きな貢献をされています。

今後もご協力いただける予定です。

今回も様々な方々がこのプロジェクトに協力をしていただいています。

また折に触れ紹介していきます。

そして、このプロジェクトは、

ジオパークの魅力を広げ

松江市の新たな”穴場ツーリズム”の観光資源として生かしていければと思います。

今回のキーワード隠岐・MFA・チャットGPT。1か月のご無沙汰でした。

気が付けば5月の連休の様子をアップしてから

一か月余りブログの更新をしていませんでした。

アフターコロナとして象徴的な出来事が詰まった5月連休のゲストとの交流は

かたゑ庵が目指してきた理想のイメージでした。

何かしらそこで、いったんひと山超えたような安堵感になって、

その記事はしばらくこのままにして、

次の話題に移る前に読んでいただきたかったこともあり

ブログの更新も休憩していました。

そして、ブログの更新が途絶えたこの1か月間も

かたゑ庵での様々な出来事と出会いがありました。

この1か月をまとめて

キーワード「隠岐・MFA・チャットGPT」でお伝えします。

 

まずは、キーワードの「隠岐の島」

七類港の隠岐汽船のフェリー乗り場に近いかたゑ庵は、

そのフェリーに乗るために前泊される方も多々あります。

今回もたくさんのゲストの方々が隠岐の島に向かうために

かたゑ庵をご利用していただき、

いつもながらゲストとの方との語らいを楽しみました。

今回は旅行目的の方よりもそのほかの目的で来られた方が多かったように思います。

そのゲストの方々。

隠岐の島、島前高校のソフトテニス部生徒さんが総体に出場するためであったり、

隠岐の島赴任の海外協力団体の職員の方、

一方隠岐の島の拠点を置く企業がユニークなビジネスモデルのプレゼンにも来られ、

隠岐の島に関わる方々が不思議と多かったこの1か月です。

 

中でも次のキーワード「MFA」につながるゲストとの出会いは特別。

このブログでも以前触れたことがありますが、

言うまでもなくMBA(経営学修士)という学位はよく知られています。

今回のゲストのおひとりと名刺交換させていただいたときに、

その方が差し出した名刺に経営学修士(MBA)が真っ先に目に入りました。

これだけでも驚きます。

そして、その下に芸術学修士(MFA)とあります。

思わずその方の前で、「こんなに早くMFA持っているひとに会えるなんて!」と

声に出して驚きながら反応しました。

それは、以前から注目している学位なのです。

もしご存じなければ芸術学修士(MFA)の詳細は

私が解説するよりもぜひ検索していただければと思います。

ゲストハウスは様々な方々がおこしいただきます。

いつかはこのMFAを取得された方に出会うこともあるかもしれないと思っていました。

 

芸術学修士(MFA)については昨年、このブログのチェコに留学した莉子さん紹介する中で触れています

そしてそれは

今回の3番目のキーワード

「チャットGPT」と

芸術学修士(MFA)がつながっていきます。

 

1月にこのブログで話題にしました「チャットGPT」と

今回の「MFA」の関係について私なりに解釈すると

 

この「チャットGPT」の出現に対して芸術学修士「MFA」は、

それぞれの特徴や価値観を

対比させることで

今後の未来を予想できるのではないかと思います。

 

なので

「チャットGPT」の出現は

ひとことで言えば

人間が持っている創造力がより一層試される時代に入ると私は思います。

その中で、数年前からMBAからMFAへの関心度のシフトが

すでにはじまっていると感じられる内容の記事も見受けるのも

この時代を予見してのことと思います。

 

そのMFAをここぞとばかり、

話題にして理解を深めたかった今回のゲストでしたが

チェックインが深夜になり、

そして翌日お別れする直前での名刺交換。

朝イチに目的地の隠岐の島へご出発。

その話題を深める時間が取れず

とっても残念でしたが、

そのゲストから

「また来たいですね」

「とりあえずZOOMでも」とのことばもいただきましたので、

いつかこのブログで紹介し、

このご縁をまた生かしたいと思っています。

 

今回3つの「隠岐・MFA・チャットGPT」キーワードでまとめましたが

この1か月でお会いした

隠岐の島へ向かう今回のゲストから

伝わってくるのが

その魅力あふれる経歴や

それぞれが醸し出す情熱を感じました。

隠岐の島のポテンシャルを引き出す人たちが

次々隠岐の島へ集まっていくのを

ゲストハウスを通じて感じます。

益々目が離せない隠岐の島から

世界へつながる新たなるアクションが期待されます。

 

その隠岐の島の若い情熱を最後にお披露目。

隠岐の島の道前高校ソフトテニス部が総体出場のため、かたゑ庵宿泊。

この中の3名の女生徒さんが県外から島留学。

そして、すばらしい結果を出されました、中国大会出場決定!
おめでとうございます。今週末はその大会へ再度ご宿泊予定。

ちなみに以前隠岐の島の少年野球チームもかたゑ庵に宿泊し優勝しています。

ここは良い結果の出せるところ、かたゑ庵かも。

 

最後に、

このブログの更新が今までのペースでは無かった、

1か月も長期間ないことで

安否確認?のメールや電話までいただきました方々、

ご心配をおかけしました。

最近アクセス解析からその数字が異様にアップしていてなんでだろうと思っていましたが

一日に何度もアクセスして更新を確認しておられる方があったのではと思います。

このブログを欠かさず読んでいただいている方があることをあらためて実感し

それは、

ご心配いただきましたことに対して

申し訳なかったことと

一方それはとってもうれしかったことと

その期待に応えるべく

さらに読み応えのあるブログへしなければとの

思いに駆られています。

ありがとうございます。

またコツコツと更新していきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

GW、ゲストハウスらしさがやっと戻ってきた!!数日まとめて報告。

2019年8月オープン

その半年後にはじまったコロナ禍、

そこからの憂鬱な日々。

それを経て

このGW、

いままで私の描いていた理想的なゲストハウスのイメージが

ここに来てやっとやっと、

叶ったと思える瞬間を

今回のGW、何度も味わうことができました。

そのひとつは、

ここに来ていただいたゲスト、

それぞれ縁のなかった方々が

ここで新たなご縁が生まれたことです。

まずこちら、

どちらも兵庫と滋賀からの一人旅、このかたゑ庵で出会いました。

行き当たりばったりとの旅は、まず、おひとりがカヤック体験ツアーご希望。

そして急遽

もうひとりがそれではと、一緒にカヤック体験ツアーへ。
まったく今まで知らなかったどうしがまるで家族のように楽しんでいただきました。


お二人、別れ際はこんな感じに。

更に1200CCバイク一人旅、カナダ人家族、沖縄夫婦、様々なゲストが

ラウンジスペースや古民家スペースで一緒に盛り上がりました。
その日はほぼ満室に近い状態。

沖縄のゲストはギターで沖縄の歌を披露。

一方、リピーターも。
私はリピータとして来ていただくことが宿泊にしてもカヤックにしても

それがかたゑ庵の通信簿のひとつと考えます。とてもうれしいです。

片江湾は様々な海食棚や洞窟があります。すべては一度のツアーでは行けません。
それを四季折々楽しんでいただいています。

今回5回目のカヤック体験ツアーにご夫婦で。

また、ペットと一緒にカヤック体験ツアーのご希望のゲスト。

ペットと一緒の撮影はこのカヤックツアーの魅力のひとつ。

透明度の高い片江のビーチに興奮。

バイクでのゲストも増えました。
こちらは兵庫から。

こちらは大阪から。

こちらは、福島からバイクで。スキーが共通の話題に。カウンターで飲みながら熱を帯びたスキー技術の楽しい議論。
年も近いこともあり、話題のキーワードは「私スキー、ウエーデルン、チャールストン、板の長さetc」

そして、こちらの方との共通の話題のひとつはオープンソース。そしてラズパイで盛り上がる。
やはりIT関係。
外国人対応の英語表現の話題もしっかりキャッチ。
そして、私のジョークを思いっきりの笑顔で返す心地よい反応。

ラウンジカウンターでの国際交流も活発。
知らなかったどうしが盛り上がるラウンジ。

日本人とメキシコ人のご夫婦ご宿泊。
大山登山からこちらへ。このコースは、他のゲストも利用。
大山⇔かたゑ庵は、山と海を満喫のおすすめコースかも。

今回メッセージノートに新たにメキシコが加わり16か国に。

まだ、ここに来ていない国の方が来た場合は、その方がメッセージノートの表紙に国名を書くことができます。
そして、タイトルはすべて同じ意味のことばを自国語で書いていただきます。
そのタイトルは、「かたゑ庵に来ない理由はない」

このご夫婦もノートに素敵なメッセージを書いていただきました。

なんでだろう。

このGW中はいつになくタイトな時間を過ごしたのに

あまり疲れを感じてない。

それは一言でいえば、

私自身が「楽しかった」から。

その理由はゲストの皆さんのおかげ。

まるで親戚の人が来たかのような私のふるまいを

許していただき、

そして、一緒にとことん楽しませていただきました。

 

有名な観光地でもないこの地に

ゲストの中にはローカルバスを乗り継ぎ

時間をかけ来ていただいた方もあり、

これは、海と山に囲まれた片江というこの漁村が持つ自然豊かな

壮大なパワーをかたゑ庵がいただいているおかげです。

かたゑ庵に来られる方々は、このすばらしさを直感で感じ得る方と思いますし、

この地に選ばれた方々と私は思います。

そして「絶対」ということばまで使って

別れ際、またここに来たいと言っていただいたゲスト。

更にはかたゑ庵が知れ渡ると今後の予約が難しくなるのではと心配されたメキシコご夫妻。

こんなにうれしいことはありません。

ありがとうございます。

 

ラウンジのパーティション撤去とすてきなカップル。

ゴールデンウイークに突入、

かたゑ庵にも連日お問合せが来ます。

かたゑ庵はドミトリーも復活し、そのほかの部屋のキャパがありますので、まだ空きはあります。

お問合せください。

今回初日は、関東と関西から来られた

カップル。

男性の方からは海外ひとり旅やお仕事のお話を聞かせていただき、

その横で、女性の方がやさしさ溢れる微笑み返し。

とっても和めるカップルでした。

今回残念がられ、叶わなかったカヤック体験ツアーも次回のお楽しみとなりました。

ラウンジもクリアーパーティションも外し

久しぶりの

気持ちのいい空間が広がりました。

そこに今回のカップル。

これからがとても楽しみです。

すでにご予約の方、

またこれからの方

皆さんお待ちしています。

 

 

かたゑ庵のフォトツーリズムご利用依頼。片江ビーチでの写真撮影させていただきました。

この度、天候の良い日に合わせ、かたゑ庵のフォトツーリズムのご予約、ご利用いただきました。


この片江のロケーションは、ビーチの透明度が魅力です。


この笑顔、とってもいいですね。

被写体とカメラマンの共同作業の結果です。

衣装も複数持ってきていただいて、雰囲気に合わせてそれを変えながら楽しく撮影。

近場の路地裏も生かせます。

1時間の撮影。通常100枚以上のファイル。
今回は200枚以上。すべてデーターをお渡し。

片江の

この美しい砂浜。

春からその次へ向かって、

待ち構えているような

少し強い陽ざしの中

耳を澄ませば、

聞こえてくるさざ波の音

その自然の効果音

そのリラックスさせる

すばらしい環境の中、

カメラマンとゲストと一緒に作っていく

即興パフォーマンスと

何気ない会話のキャッチボール。

そこに湧き出る

自然な笑顔。

これは、今日の成果の一コマです。

 

次はあなたをお待ちしています。

詳細はこちら

これから暖かくなってきますと、透明カヤックを使ってGoproを組み合わせた撮影もはじめます。
ご期待ください。

今回の撮影データー、ブログでの掲載、快諾いただきました。

またお礼のメールもいただきました。

ありがとうございました。

なお、かたゑ庵のフォトツーリズムは、ご利用後その場で撮影しましたデーターをご確認いただけます。

その内容が

ご期待通りでなかった場合は、遠慮なくその旨お伝えください。

代金はいただきません。

またその場合データーは消去します。

気楽にご利用ください。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

日本初!海岸沿い海食洞を測量するプロジェクト、片江湾よりスタート。

日本洞窟学会より、海食洞調査の相談があり、こちらの受け入れ態勢もできたので、

4名のプロジェクトメンバーがこの土日におこしになりました。

海岸沿いの海食洞の正確な調査は今までされたことがないそうで、

特に隠岐の島の明暗の岩屋や加賀の潜戸は全国的に見ても

世界的に見ても大きな海食洞ですが、

それを測量することで、それを公開し、

世界の海食洞に引けを取らないことを証明、

それを実現したいとのことでした。

しかし、

今までは、国内の洞窟は陸路で行ける場所、

海の海食洞内で、どのように測量すればいいか、

そこでカヤックを利用しようということになりましたが

今までやったことがない。

そこで

その測量方法を確立するために片江湾にある海食洞でまずは試そうということになりました。

今回、受け入れ側として、

そのキーパーソンと連絡をとり受け入れ態勢を整え今回に至りました。

今回のプロジェクトメンバー4名。

日本洞窟学会の評議員で、元高校教師の水島昭夫さんリーダー北九州からと
長崎大学と広島大学の2回生女学生2名。いずれも探検部(水島さんの教え子とのこと)
そして日本洞窟学会会員の山西さん米子から(インドネシア・インド等海外での海外勤務あり。英語堪能)

このプロジェクトを聞いて集まってきたカヤック仲間やジオガイド。
隠岐の島から急遽きてくれた隠岐の島のキーパーソンでカヤックガイドの森山啓介さん。
今後加賀の洞窟調査ではキーパーソンとなるの森山尚さんと
加賀観光協会会長、島根半島・宍道湖中海ジオパーク公認ガイド山田和彦さん。
美保関で手作りシーカヤックといえば森脇博之さん。
そして、地元片江の海を知りつくした宮崎哲人さん。
今回特に頼りになる強力メンバーの方々です。

宴会では、水島さんの海外での洞窟探検などの話も聞けて、とても刺激になりました。

今回15日16日の土日でこのミッションを計画しましたが、

3日前の天気予報では強風の予想、しかし当日は、心配した風も波もなく、

そこで

翌日行く計画だった片江湾最大規模の海食洞前倒して行くことに。

まずは、初心者に基本的なパドリングの指導を宮崎さんにやっていただいて、

3人乗りカヤック2艇、青戸・宮崎で3名を乗せ、カヤック経験者の山西さんがシングルで、

森山さん率いるメンバーやかたゑ庵のカヤックサポート隊も帯同して、

片江湾のその洞窟へ速攻。

べた凪の好条件。

海食洞内では、

リーダーの水島さんが指揮をとり、学生がレーザー測定器を使い、

そのデーターを耐水ノートに耐水ボールペンで書きこんでいきます。

そして、まず驚いたのが二つ。

学生の皆さん揺れるカヤックで下を向いてメモを取ってる、

この姿勢は船酔いしやすいパターンですが、

さすが探検部、淡々と書き込んでいます。

そしてもう一つが、ライトで照らしながら、この海食洞の特徴を目でつかみ、手書きでスケッチ。

洞窟調査はすべてこうやっているようです。

次の目標は隠岐の島や加賀の潜戸ですが、

世界各地の洞窟を見てきたリーダーの水島さん、この片江湾にあるこの海食洞の大きさも驚いていました。

片江半島の先端にあるこの海食洞の測量結果は、

総延長約130m、側線延長約160m

見事な海食洞です。

今後新たなジオパークの観光資源となると思います。

※4/19朝刊山陰中央新報には青戸裕司さん提供となっていますが宮崎哲人さんが撮影された写真です。今回提供した写真の中で一番いい写真です。

測量されたデーターをもとにできたのスケッチ図のひとつがこちら。

下記図は、上の洞窟の入り口が上、そこから進入して奥に広がった空間があることがわかります。
この洞窟は波が高いと入れません。今回は本当に幸運でした。
島根大学の入月教授もわざわざ挨拶にと、
来ていただきましたが当時洞窟内にいて会えず申し訳なかったのですが、
今後これを見ていただくと
きっとこの資料がまた地質学的に生かされると思います。

Goproでは、暗くて何が写ってるかわからないでしょう。

こちらは奥行きが浅い海食洞なので日差しが入り中までよく見えます。

宴会終了後2時近くまで、プロジェクトメンバー4名全員この作成をしていました。

カヤックでくたくたの状態だったと思いますが

記憶の新しいうちにやっておかないと忘れるんですと水島さん、

この根性に脱帽です。

今回その根性で片江湾付近の海食洞4個計測に成功しました。

 

片江湾周辺には様々な海食洞があり、ジオパークの魅力いっぱいな場所です。

ですが、気象条件などでは、危険な場所でもあります。

カヤックをする私たちはこの片江湾の場所で、

地元の漁業会に航行ルートなど知らせ事故が起こらぬよう、地道に信頼関係を築いてきました。

海上保安庁とは、毎年一回かたゑ庵で座学、片江のビーチで実地訓練、カヤック安全講習会行い、

松江警察署とも2年前からカヤックパトロール隊に委嘱されるなど、

緊密に連絡を取りながら事故防止に取り組んでいます。

更に環境省ともつながりながら、カヤックでできる漂流ごみの回収など環境保全にも一緒にアイデアを練っています。

そこで最後に、

カヤックやサップで初心者がいきなり、外海に出られたり、

ライフジャケットなしでのパドリングはとても危険です。

目撃した場合、近づいて注意させていただくこともあります。

どうか安全で魅力的なジオパークのためにこの点ご理解ください。

4/19追記

本日の山陰中央新報に記事が載りました。

 

アイルランドより来たる。カヤック新オプション、海野点(うみのだて)でいっぷく。

この度アイルランドからのお客様です。

今回、2泊3日の滞在。

カヤック体験ツアーもご希望。

 

そこで今回海カフェに続く、
新オプション「海野点(うみのだて)で一服」プランもご利用。

ゲストも挑戦。

30年以上前に私はアイルランドへ行ったことがあり、その時に出会った素敵なミュージック、「サニーガーデン」ですが、
私の鼻笛、音程が時々ずれていてます。

ご容赦ください。

ちなみに動画右下に煙が見えるアルミ容器は、ケリーケトルというお湯を沸かすものですが、ルーツはアイルランドです。

洞窟探検も。


1日目はラウンジで歓談。

2日目は関西方面からさらに集まって、BBQ。

ご主人は、アイルランド人、奥様はスエーンデン人。
はじめて会ったときに、満面の笑顔で私に向かってきました。
まるで久しぶりに会う友人のような感覚。

帰りは、敢えて片江からコミュニティ-バスを使って松江市内へ。
また必ず来るといっていただきました。