このゲストハウスの魅力のひとつは築約100年の古民家。
この部屋からのすばらしい海の眺めを生かすのがこのガラス窓の付いた障子。
これでは少しわかりづらいので、アップの画像をお見せします。
まるで額縁の絵のようです。
漁船が白波をたてて通過していくのも見えます。
更にこのガラスにはうっすらと絵が描かれています。
それにより目の焦点の合わせ方で、背景とその絵との合成を楽しむこともできます。
さて、それぞれ障子ごと違った絵が描かれています。何が描かれているか、ぜひ来てお確かめください。
あの足立美術館の床の間の壁をくりぬいて作られた「生の掛軸」に決して負けることのない、
「生で、しかも日々の生活感あふれる額縁」です。
この素晴らしい借景を眺めるだけでもこのゲストハウスに来る価値があります。