共倒れ犠牲者を出さない、津波15分ルール。日本海側、今こそ津波てんでんこ。

先日、岩手県の津波避難15分ルール、この報道がありました。
詳細はリンク参照ください。

“共倒れ犠牲者”を出さない 「助ける人の命」を守る15分ルール 東日本大震災13年【つなぐ、つながる】

この記事のポイントはここだと思います。

「震災前の安渡地区の人口は、およそ2000人。3月11日、この集落だけで217人が犠牲になりました。

中でも町内会が深刻に受けとめたのは、住民を助けようとした町内会の人達、民生委員や消防団員が逃げ遅れたことです。いわゆる共倒れです。」

 

今年の1月2日のブログにも関連を書きましたが、

もっとも今、参考にしてほしい岩手県の取り組みだと思います。

岩手県は太平洋側、

そして、島根県は、日本海側。

言うまでもなく、

津波の到達は太平洋側に比べると

もっと早いです。

そのためのルール作りは、三陸地方には昔からありました。

それは「津波てんでんこ」

それが

当時、群馬大学の片田敏孝教授が釜石市で8年かけて行った防災教育を通じて

「釜石の奇跡」につながりました。

それを生かした地元でのルール作りは急務です。

少なくとも、子どもたちへは、

地震があったら、

海岸近くでも

留守番中でも

親がいなくても

高台へ逃げるよう

日頃から伝えておくことは

今すぐ、できることかな。

津波てんでんこ。

 

災害時のトイレ問題、空き家のぼっとんトイレを生かす。提案です。

能登半島地震から今日で2か月が経った。

震災や災害があるたびに、

災害時のトイレの問題が取り上げられ、これは毎回、特に優先順位の高い課題です。

 

かたゑ庵は、ゲストハウスに改築するとき、昔のぼっとんトイレを残してあります。

ゲストハウス内には水洗トイレが4か所ありますし、

それとは別に、ぼっとんトイレは独立した屋外用になっているので、

日頃使うことはありませんが、

災害時に水が出ないなど

そういった場合、この地域でも使ってもらおうと思っています。

 

そこで、災害が起こる前に

日頃から、地域の空き家で、ぼっとんトイレがあるところをチャックして、

その所有者と協定を結んで、

災害時に使わせてもらう。

そうすれば、空き家の有効活用になるのではないか。

震災で例え家が空き家が倒壊したとしても

ぼっとんトイレの部分だけでも、使えるようにすれば、役にたつのではないか。

一般的には、災害時にはまずトイレを仮設そして撤去、このコストもかなり抑えられる。

 

特に島根半島は、能登半島と同様に道路が寸断されれば、

簡易トイレの設置だけでもかなりの日数がかかると予想される。

この片江地区だけでも空き家は30軒くらいある。

その中で、知らべれば、空き家で古ければ古いほど

ぼっとんトイレがある可能性が高い。

最終的なくみ取り費用は、

災害時の国からの特別な予算が使え、

後々も個人に余計な負担がかからないようになれば、

空き家の所有者も

事前に行政と取り決めを行うことで、

理解してもらいやすいのではないだろうか。

そして、この方法だと空き家が例え倒壊していても

ぼっとんトイレが使えれば地域で貢献できる。

 

私はこの方法を今まで聞いたことがないので

問題点があれば知りたいし、

問題がなければこの方法を一刻でも早く、どこでもで活用されたらと思います。

少なくともかたゑ庵では、

災害時に、トイレの問題があった場合は、ぼっとんトイレを地元に提供したいと思っています。

 

明日は、片江でワカメの収穫祭。10時から。

漁師、そして移住者や地元の方々が

日本海の荒波の中で命がけで刈り取って

頑張って準備しています。

 

突然のパーティ。久しぶりの再会。アメリカ・フィリピン新たな友人を連れて。

以前、遊びに来てくれた友人が

また新たな人を連れて来てくれました。

はじめて来たフィリピンの青年は、古民家の甲冑と刀の前で、写真撮影。

すごく喜んでくれ、その嬉しさが伝わってきました。

そして、パーティ。

ピアノ演奏もあり盛り上がりました。

消防設備点検に合わせて避難訓練実施。英語での避難訓練もやってみました。

年に2回実施義務があります消防設備点検と避難訓練昨日行いました。

今回はインバウンドを意識して、

避難をする場合の英語表現を考え使ってみました。

最初、スタンダードな表現「Fire! Fire! Evacuate right now」これを連呼してかたゑ庵内を走ってみました。

お客さんはいませんので、消防設備点検に来られたかたに協力していただきました。

さて、このEvacuateの発音が私は口にこもってどうもしっくりきませんし覚えにくい。

そこで、チャットGPTで、火事の場合の英語表現を聞いてみました。

最初There’s a fire! Please evacuate immediately!

これもevacuateが入っていてあまりよくない。

もっとシンプルに、と条件を変えて、みると3つの提案。

Fire! Get out now!
Fire! Leave quickly!
Fire! Evacuate immediately!

この中のFire! Get out now!が一番シンプルで覚えやすく発音もしやすい。

本番ではまず「火事だー火事だー」そして外国人がいればそれに続けて「Fire! Fire!」

ここまでで、NHKの山内泉アナのようなあの切迫感溢れる大声で,

館内で叫べばきっと伝わるのではないか。

できるだけシンプルに考え、後は絶叫。

そして少し余裕があれば「すぐに避難してください」「Get out now!」と続ける。

ということで、最後に「Fire! Fire! Get out now!」を使って避難訓練してみました。
Broken Englishだけど、そこは勘弁いただき、ともかく、とにかくやってみた。全館の録画は長くなったので、短く編集。

 今回、この訓練後に気づいたのですが、

宿泊者が外国人だけの場合も英語だけでなく、

日本語で「火事だー火事だー」も入れた方が、

近所の人に対しても大事なメッセージになると思いました。

今後は地震があった時のこともインバウンド用として考える必要があるでしょう。

Quickly get to higher ground!かな。

 

片江のわかめ収穫祭!移住者と地域が一体となって3/2、10時より開催。

片江に昨年移住された高井さん。

漁師の寺本太さんの元、地元宮崎哲人さん他有志ともに今回わかめを収穫し今回のイベントで提供です。

わかめ養殖のための、海へのロープ張、そのロープを固定するたくさんの土嚢等様々な準備。

そして極寒の海でのわかめの種付けから刈り取り作業。

ひとりひとりの多くの手作業で収穫されるわかめの収穫祭です。

高井さんからのメッセージ。

「片江に移住させていただいたご縁や文化を知る中で、

養殖わかめを大切に後世に伝えたいと思うようになりました。

この旬のわかめを環境イベントとして、

またお世話になっている片江を少しでも盛り上げたく計画させていただきました」

船上からも、このプロジェクトメンバーの熱いメッセージが伝わってきます。

詳細はこちら

よろしくお願いいたします。

 

かたゑ庵、発着レンタカーが超便利!一泊二日、5人乗り8000円(税込み)等、車種期間もいろいろ

かたゑ庵はゲストの皆さんの滞在時の利便性を少しでも高めたいと、

レンタカー会社に交渉し、かたゑ庵からレンタカーを発着できるようになっています。

これにより、レンタカー会社まで車を取りにいく時間や手間も省けますし、

かたゑ庵を起点とした様々な旅行プランが可能です。

乗り捨て、乗り入れは、5か所、米子駅・米子空港・境港・七類フェリー乗り場・かたゑ庵

と、どこでも可能です。

なので、

例えば、かたゑ庵に宿泊し、朝レンタカーをもってきてもらって、

そこからドライブして、最後は米子空港で乗り捨てとか

その逆も

様々な利用方法ができます。

更に今までは想定しなかった使い方として、

仲間とカヤックや自転車ででかたゑ庵まで来て、

そこからレンタカーを使ってさらに旅行を広範囲に広げれば、最高におもしろい使い方ではないでしょうか。

あなたのアイデア次第で、もっともっとおもしろい活用方法も浮かぶかもしれません。

レンタカーも10人乗りまであります。

かたゑ庵のためのレンタカープラン料金です。

かたゑ庵は、仲介しませんので下記参照し、フリーレンタカーさんへ直接電話でお問合せください。

 

もし、大山スキー場が全国の昭和スキーヤーの憩いの場になったら。と私の妄想です。

「昭和スキーヤーもゾクゾク集合、海が見える絶景スキー場。大山!」

このキャッチ、これってどうでしょうか。

大山スキー場、スキーヤーの集客ターゲットの一つとして考えてみました。

なぜこんなこと考えているかと言えば、

先日の大山スキー場での出来事を、このあとお話します。

 

今月の3連休は、現在システム開発の案件があり連休中の3日間は、もっぱら昼夜パソコンに向かってました。

このシーズンはゲストも少なく、この時期をなんとか凌いでいかなくてはなりませんので。

そして連休明けは、絶好のスキー日和。

大山の風にもあたりたく、気分転換も兼ね、よっし行くぞ。

いつものように、スキー午後スタートに向けてゆっくり準備、そして大山スキー場へ。

そこで、また偶然に昭和スキー板のスキーヤーに再会。

前回スキー場で見つけ、話しかけた人。

「晴れてコンデションもいいから、やっぱり来てましてね」と向こうから。

では一緒に滑りましょう、ということになりました。

そして一緒に滑っていましたら、

私たちに近づいてきた人が。

同型(どうけい)! 同型!昭和板!と笑いながら連呼。

昭和板がまたゲレンデ集合。

さあ昭和のスキー板が3つここに揃いました。

当日は、気温も上がりスキーウエアーが暑く私は脱皮状態。

前回、最初に出会った方は出雲市から、

そして今回出会った方は香川県から。

やはりゲレンデに昭和の細くて長い板が3つ並ぶと存在感ありますね。

出雲から来た方は約30年位前のスキーを

香川県から来た方はメルカリでミズノのスキー板(1万円くらい)とビンディング(8000円くらい)を見つけ購入とのこと。

「昔の名前ででています」といった歌が昔あったけど。

昔の昭和板に乗って滑ってたら

いつか、同じ昭和の板に出会うのではないかと思っていましたが、

今回、やっと

今までこのシーズンまで出会ったことのない私たち、この日3人揃いました。

そしてみんなの滑りはガンガンバリバリ。

これだけ今でも滑れるのも

体はしっかり覚えていて、

更に日頃の体力を自転車やほかの方法でやはり鍛えているとかでした。

そして、この3人よる昭和板のトレインで滑走。

いつかこんな日が来たらいいなと思ってましたが

こうして、大山スキー場にこんな日が来て、とてもうれしく楽しかった。

表題に移りますが、

この大山スキー場の魅力は、何といっても中海・日本海が望める絶景です。

シニア世代には、1日券を買ってその元を取ろうと必死になってた青春時代のスタイルで滑るのは無理、

じっくりこの絶景を楽しみながら滑るのが一番いいと思います。

そのうえで、おすすめが「シーズン時間券」です。

私はシーズン10時間券を使っています。

シーズンの間、いつでも1時間単位で利用できます。

スキー場まで1時間でこられる手軽さもありますが、

その日にゲレンデの情報や天候を確認してから行きます。

スキー場で1時間滑って、1時間休憩してまた1時間滑って終わり。

ゲレンデ込み具合も昔に比べれば天国。

食事もゆっくりゆったり落ち着いてできます。

ロッジの食事も下界に比べれば割高ではありますが

他のスキー場(テレビやネットでの情報)に比べればまだ良心的な値段だと思います。

例えばラーメンご飯付きで1000円税込み。

暖房がきいた室内で、

食堂のお姉さま方と、セルフで食事を受け取るまでの軽いおしゃべりも楽しい。

昭和板について、

リフトに同乗した方々から

昭和板についての感想を聞いてみるのですが

皆さん好意的な印象です。

中には昭和の板で滑るのが流行っている、これで上手に滑るとかっこいい、

と言ったかたも。

この日はスキーパトロールの人と一緒にリフトに乗った時にも

聞いてみました。

その方もこの時代のスキー板に乗っていた経験もあり、

短い時間でしたが楽しくお話ができました。

私は昭和の板が皆さんにどう映っているかが

気がかりでしたが、何か少し安心しました。

そして、考えました。

もし、大山スキー場に昭和板スキーヤーが全国から集まってくれば

今回のように楽しいだろうと。

大山スキー場の宿泊施設も昭和世代のオーナーもいると思います。

宿泊して、昭和の話も盛り上がるのではないか。

そうしたら、

その勢いで、かたゑ庵まで足を延ばしてくれる昭和スキーヤーも

ひょっとしたら、ひとりなり、ふたりなり、いらっしゃるのではないでしょうかと。

北海道や信州のスキー場では、外国人も増え、

宿泊代も食事代も驚くほど高くなってきてると聞きます。

この点、大山スキー場は、おすすめです。

インバウンドももちろんねらい目ですが

昭和スキー世代もターゲットにするのも

いいかもしれません。

現在、まだどこのスキー場もこのターゲットを意識していません。

「昭和スキーヤーもゾクゾク集合、海が見える絶景スキー場。大山!」とか

キャッチコピーでもできればと思います。

一番先に宣言したところが、その後をひっぱります。

早い者勝ちです大山スキー場さ~ん。

そして、最悪雪なくても昭和世代は、当時のグッズだけでも思い出だけでも盛り上がります。

今回そんな妄想が込み上げてきました。

スキーにハクキンカイロ最高。もう使い捨てカイロは使わない。災害時にもおすすめ。

今シーズンも10時間シーズン券使います。

大山スキー場。

その日、スキー場のコンデションがいいと思った時に、

ふらっと行って。

1時間滑って、休憩して、また1時間。

1日券を買うと、元を取ろうと思って無理しがちですがこのほうがゆっくり使えますし、経済的。

こんな感じでやってます。

いつか、インバウンドのゲストも連れて行ければとも思っています。

スキーの動画は、昭和世代のみならず、外国の方も見ていただけるのではないかと思って

アップしています。

昨年、カヤックの動画を見て来られた外国人もありますので。

特に大山から見える日本海や中海の絶景は、他にありません。

かたゑ庵から1時間です。そんなに遠くはないので。

この日本語で書かれたページも今や様々な言語で一瞬に翻訳される時代。

その中でもやはり動画が一番わかりやすいでしょう。

 

さて、今回紹介したいのは、

ハクキンカイロ

金属の容器がカイロ、それを入れる袋。手のひらに収まります。

昔、見たことがあります。父が使っていたかもしれません。

それほど歴史100年とか、のあるカイロです。

この容器に専用ベンジンを入れます。

詳しくは、ハクキンカイロをネットで検索して

使用方法を確認してからご使用ください。

とにかく温かく、一回ベンジンを注入すると

10時間以上その暖かさは持続します。

火がつくこともありませんので安全です。

しかも使い捨てカイロの何倍も温かい。

なので、スキー場で実際に使っています。

私はスキーウエアーの首のフード入れる場所に入れます。

特にこのキリーのウエアは薄く、かなり寒い時には厚手の別なウエアーを着ますが

このカイロがとても暖かく、今シーズンはこれで大丈夫そうです。